2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社の四半期別予想は未開示のため、会社予想との直接比較は不可。通期予想は「修正なし」。
- 業績の方向性: 増収減益ではなく「減収減益(売上 △6.7%、営業利益 △13.1%)」だが、経常利益と四半期純利益は改善(経常利益 +3.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +25.0%)。
- 注目すべき変化: 持分法による投資利益の回復により経常利益は増加、また固定資産売却益の計上等で四半期純利益が大幅改善。
- 今後の見通し: 通期業績予想は据え置き(売上高 60,500 百万円、営業利益 3,050 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 4,800 百万円)。第3四半期累計の進捗(売上 76.1%、営業利益 89.6%、純利益 86.2%)から見ると通期達成の見込みは概ね確認可能だが、上期の利益逓増要因(持分法利益・特別利益)に依存する面がある。
- 投資家への示唆: 塗料関連の売上減少とそれに伴う利益押下げが主因。経常利益や純利益は一時的要因(持分法利益回復、固定資産売却益)が寄与しており、持続性を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本特殊塗料株式会社
- 主要事業分野: 塗料関連事業(建築・構築物用塗料等)、自動車製品関連事業(吸・遮音材等)、その他(保険代理業)
- 代表者名: 遠田 比呂志(代表取締役 社長執行役員)
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月12日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 塗料関連事業: 建築・構築物用塗料、工事関連売上(集合住宅大規模改修等)
- 自動車製品関連事業: 吸・遮音材等(国内・アジア展開)
- その他: 保険代理業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 23,611,200株
- 期末自己株式数: 2,168,793株
- 期中平均株式数(第3四半期累計): 21,690,927株
- 今後の予定:
- 決算発表: 当資料が第3四半期決算短信(提出済)
- IRイベント: 決算説明会は「無」(補足説明資料作成も無)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高: 第3四半期累計 実績 46,067 百万円(会社四半期予想未開示)
- 営業利益: 第3四半期累計 実績 2,735 百万円(会社四半期予想未開示)
- 純利益: 第3四半期累計(親会社株主に帰属) 実績 4,137 百万円(会社四半期予想未開示)
- ※通期予想は開示済(修正なし)。四半期累計は会社予想未開示のため達成率比較は下記「通期への影響」で示す。
- サプライズの要因:
- マイナス要因: 塗料関連事業で大型案件の反動減等により売上が減少し、セグメント利益が大幅減少。
- プラス要因: 持分法による投資利益の回復(1,693 百万円)や固定資産売却益(517 百万円)、投資有価証券売却益(381 百万円)等の特別利益計上が純利益を押上げ。
- 通期への影響:
- 通期進捗(当第3四半期累計/通期予想): 売上高 76.1%、営業利益 89.6%、親会社株主に帰属する当期純利益 86.2%(それぞれ四捨五入)。
- 解説: 進捗は比較的高く、通期予想(修正なし)は現時点で達成可能と判断されるが、経常・純利益の上乗せは持分法利益や一時的特別利益に依存している点は注視が必要。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想が第3四半期累計に対する四半期別予想を開示していないため「会社予想未開示」と記載し、差分計算は省略。
財務指標
- 財務諸表要点(第3四半期末 2025年12月31日、単位:百万円)
- 資産合計: 85,460
- 純資産合計: 64,728
- 自己資本(参考): 58,503
- 自己資本比率: 68.5%(安定水準)
- 現金及び預金: 14,627
- 収益性:
- 売上高: 46,067 百万円(前年同期比 △6.7%)
- 営業利益: 2,735 百万円(前年同期比 △13.1%)
- 営業利益率: 5.9%(2,735 / 46,067)
- 経常利益: 4,774 百万円(前年同期比 +3.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 4,137 百万円(前年同期比 +25.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 190.74 円(前年同期 152.15 円、前年同期比 +25.4%)
- 収益性指標:
- ROE: 9.4%(注:第3四半期累計純利益を年率換算して自己資本で除して算出。参考目安 8%以上で良好)
- ROA: 6.5%(同上、目安 5%以上で良好)
- 営業利益率: 5.9%(業種との比較は各自で確認)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率: 76.1%(46,067 / 60,500)
- 営業利益進捗率: 89.6%(2,735 / 3,050)
- 純利益進捗率: 86.2%(4,137 / 4,800)
- 過去同期間との比較: 前年同期間の進捗比較データは四半期ベースの会社予想がないため省略
- キャッシュフロー:
- 当第3四半期累計の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF・投資CF・財務CFの明細は未提供。
- 参考情報: 現金及び預金 14,627 百万円(前期末 16,235 百万円、減少)、減価償却費 2,076 百万円。
- フリーCF: 作成せず(データ不足のため算出不可)
- 営業CF/純利益比率: –(営業CF未作成のため)
- 四半期推移(QoQ、記載がある場合):
- 四半期ごとの詳細数字は短信の累計比較のみで、QoQ変化率は未提示のため省略
- 財務安全性:
- 自己資本比率 68.5%(安定水準、目安 40%以上)
- 長短借入金合計(B/S):短期借入金 3,111 百万円、長期借入金 520 百万円(借入水準は低位)
- 流動負債合計 15,406 百万円、固定負債合計 5,325 百万円
- 効率性:
- 減価償却費(第3四半期累計): 2,076 百万円
- セグメント別(第3四半期累計)
- 塗料関連: 売上高 14,918 百万円(前年同期比 △18.6%)、セグメント利益 517 百万円(前年同期比 △39.4%)
- 自動車製品関連: 売上高 31,137 百万円(前年同期比 +0.4%)、セグメント利益 2,212 百万円(前年同期比 △3.3%)
- その他: 売上高 11 百万円(微増)
- 財務の解説:
- 総資産はほぼ横ばい、現金減少はあるが投資有価証券が増加(25,026 百万円)し、純資産は増加。自己株式の取得(312,700株)により自己株式が増加している点に留意。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 517 百万円、投資有価証券売却益 381 百万円、合計 特別利益 900 百万円(第3四半期累計)
- 特別損失: 固定資産処分損 32 百万円、投資有価証券評価損 32 百万円 等、合計 69 百万円
- 一時的要因の影響: 固定資産売却益等が純利益押上げに寄与しているため、特別利益を除いた通常業績(営業利益ベース)は減収影響が顕在化している点に注意。
- 継続性の判断: 持分法利益の回復は事業環境・持分法適用会社の業績に依存するため、継続性は確認が必要。固定資産売却益等は一時的要因。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):2026年3月期 中間 50.00 円(前期 22.00 円)
- 期末配当(予想):60.00 円(通期合計 110.00 円、前期合計 90.00 円)
- 配当利回り: –(株価情報未提供のため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース): 約 49.1%(算定根拠:期末予想配当110円 × (期末発行済株式数 − 自己株式数) = 約 2,359 百万円の総配当金 ÷ 当期純利益予想 4,800 百万円 = 約49.1%)
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自己株式取得の実施(2025年11月に312,700株取得)あり。配当予想の修正は無。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当第3四半期累計の設備投資額は短信明細なし(–)
- 減価償却費: 2,076 百万円(当第3四半期累計)
- 研究開発:
- R&D費用: 短信に明示なし(–)
- 主なR&Dテーマ: 短信に明示なし(–)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 短信に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品: 1,851 百万円(前期末 1,814 百万円)
- 仕掛品: 1,795 百万円(前期末 1,613 百万円)
- 原材料及び貯蔵品: 1,656 百万円(前期末 1,582 百万円)
- 在庫回転日数等は短信に記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別状況(当第3四半期累計)
- 塗料関連: 売上 14,918 百万円(△18.6%)、セグメント利益 517 百万円(△39.4%) — 大型案件の反動減で売上・利益減
- 自動車製品関連: 売上 31,137 百万円(+0.4%)、セグメント利益 2,212 百万円(△3.3%) — 吸・遮音材は堅調だが投資費用増で利益横ばい〜減少
- その他: 売上 11 百万円(ほぼ横ばい)
- 前年同期比較: 上記の通り、塗料関連の落ち込みが主因で全体売上が減少
- セグメント戦略: 中期経営計画(2030年3月期を最終年度)に基づく製品ポートフォリオ最適化・生産性改善等を推進(短信に明記)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 2030年3月期を最終年度とする中期経営計画を本期より開始。製品ポートフォリオ最適化、生産性抜本改善、経営基盤強化を掲げている(短信に記載)。
- KPI達成状況: 進捗の個別KPIは短信に明示なし(–)。ただし利益改善策は継続実施中。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 短信に比較データなし(–)
- 市場動向: 国内は雇用・所得環境の改善で景気回復の動きが継続する一方、為替変動・米国関税・地政学的リスク等の不確実性が継続していると記載。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- 自動車製品関連事業でのアジア市場(中国等)での販売(吸・遮音材は堅調と記載)
- 中長期的な成長分野:
- 中期経営計画(2030年3月期最終)に基づく製品ポートフォリオ最適化、生産性の抜本的改善、経営基盤強化
- リスク要因(短信本文に明記されたもの):
- 為替相場の変動、米国の関税政策、地政学的リスク、国内外の景気動向
注視ポイント
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 売上 76.1%、営業利益 89.6%、純利益 86.2%と進捗は高く、通期達成は現時点で可能性が高いが、利益の上振れ要因の多くが持分法利益や特別利益に依存している点は注意。
- 主要KPIの前期同期比トレンド: 塗料関連の売上・利益が前年同期比で大きく悪化している点が中核リスク。
- ガイダンス前提条件の妥当性: 通期予想は修正なし。短信は外部環境(為替・関税・地政学リスク)を不確実要因として挙げており、これらの変動が業績に影響しうる。
- その他留意点: 四半期累計ではキャッシュ・フロー計算書を作成していないため、営業CFの実態を確認するには今後の資料(もしくは有報)を参照する必要あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無: なし(2025年11月12日公表の予想から変更なし)
- 通期予想(再掲): 売上高 60,500 百万円(△8.4%)、営業利益 3,050 百万円(△31.6%)、経常利益 5,650 百万円(△15.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,800 百万円(△2.9%)
- 会社予想の前提条件: 短信では前提の詳細(為替レート等)は添付資料の該当箇所を参照するよう明記(本短信では詳細記載なし)
- 予想の信頼性: 第3四半期累計の進捗は高いが、経常利益・純利益の上振れ要因は持分法利益や特別利益等一時的な要素を含むため、安定的な上振れと判断するには継続的な確認が必要。
- リスク要因: 為替、米国の関税政策、地政学的リスク、塗料関連の大型案件取り込み状況等(短信明記分)
重要な注記
- 会計方針: 重要な変更なし。四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算方法等)。
- その他: 第1四半期より重要性が増したAutoneum Nittoku Sound Proof Products India を持分法適用会社に含めていることが持分法利益に影響。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4619 |
| 企業名 | 日本特殊塗料 |
| URL | http://www.nttoryo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.61)」によって自動生成されました。
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