2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)に対して売上高はほぼ予想通り(達成率約99.9%)、営業利益・親会社株主に帰属する当期純利益は会社予想を上回る上振れ。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高1,348,246百万円:+8.6%、営業利益189,517百万円:+5.2%、親会社株主に帰属する当期純利益140,651百万円:+8.8%)。
  • 注目すべき変化:トイホビー事業の好調が主導しセグメント利益が大幅増(トイホビー利益 +24.2%)。一方、デジタル事業のセグメント利益は前年から減少(▲17.3%)。
  • 今後の見通し:通期会社予想は修正なし(2027年3月期予想:売上1,350,000百万円、営業利益185,000百万円、当期純利益130,000百万円)。本決算は営業・純利益が会社予想を超過しており、達成可能性は高いが外部環境の不透明性は継続。
  • 投資家への示唆:IP軸のポートフォリオ効果とトイホビー/映像の連動展開が寄与する一方、デジタル事業の収益性低下は今後の注視ポイント。中期計画における大型投資(中期で約6,000億円)と株主還元(総還元性向50%以上)が継続方針である点は重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社バンダイナムコホールディングス
    • 主要事業分野:トイホビー(玩具・カプセルトイ・カード・模型等)、デジタル(家庭用・ネットワークゲーム等)、映像音楽(映像・音楽・ライセンス・ライブ)、アミューズメント(施設運営・業務用ゲーム等)、その他(物流・管理等)
    • 代表者名:代表取締役社長 浅古 有寿
    • 問合せ先責任者:取締役CFO 辻 隆志
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年5月13日
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2026年3月31日(通期、連結)
    • 決算補足説明資料:作成有、決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)開催有
  • セグメント:
    • トイホビー事業:玩具、カプセルトイ、カード、菓子・食品、プラモデル等の企画・製造・販売
    • デジタル事業:家庭用ゲーム、ネットワークコンテンツの企画・開発・配信等
    • 映像音楽事業:映像・音楽コンテンツの企画制作、版権管理、ライブ等
    • アミューズメント事業:アミューズメント機器、施設企画・運営等
    • その他:グループ向け物流や管理業務等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む、2026年3月期末):650,000,000株(注:2026年4月30日付で自己株式5,000,000株を消却し、消却後の発行済株式数は645,000,000株)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2026年6月22日
    • 配当支払開始予定日:2026年6月23日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年6月16日
    • IRイベント:決算説明会・補足資料あり(2026年5月13日掲載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は短信記載の通期予想)
    • 売上高:会社予想 1,350,000百万円 → 実績 1,348,246百万円、達成率 99.9%(差分:▲1,754百万円、▲0.1%)
    • 営業利益:会社予想 185,000百万円 → 実績 189,517百万円、達成率 102.4%(差分:+4,517百万円、+2.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:会社予想 130,000百万円 → 実績 140,651百万円、達成率 108.2%(差分:+10,651百万円、+8.2%)
    • 市場予想:–(短信に市場予想の記載なし)
  • サプライズの要因:営業利益・純利益の上振れは、トイホビー事業の収益改善、映像音楽事業の新作映像のヒット等によるグループ横断のIP展開効果。売上はほぼ計画どおりだが、デジタル事業のセグメント利益低下が下押し要因。
  • 通期への影響:会社は通期予想を修正しておらず、実績は利益面で予想を上回ったため通期目標の信頼度は維持される。ただし外部環境の不確実性(原材料高・政情不安等)は継続リスク。
  • 対会社予想差分(絶対額/予想比率):
    • 売上高:▲1,754百万円(▲0.1%)
    • 営業利益:+4,517百万円(+2.4%)
    • 純利益:+10,651百万円(+8.2%)

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 売上高:1,348,246百万円(前年同期比 +8.6%)
    • 営業利益:189,517百万円(前年同期比 +5.2%)、営業利益率 14.1%(計算値・短信記載)
    • 経常利益:201,923百万円(前年同期比 +8.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:140,651百万円(前年同期比 +8.8%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):217.49円(前年 197.88円、前年同期比 +9.9%)
    • 総資産:1,190,494百万円、純資産:861,424百万円、自己資本比率 72.3%(安定水準)
  • 収益性指標
    • ROE(自己資本当期純利益率、短信記載値):17.0%(目安:8%以上で良好)
    • ROA(当期純利益/総資産、計算):11.8%(目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率:14.1%(業種目安と比較して高水準、短信では継続的に12%以上を目標)
  • 進捗率分析(通期実績対会社通期予想)
    • 売上高進捗率:99.9%(ほぼ計画どおり)
    • 営業利益進捗率:102.4%(計画超過)
    • 純利益進捗率:108.2%(計画超過)
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:164,719百万円(前年 187,337百万円、前年同期比 ▲12.1%)
    • 投資CF:▲41,154百万円(前年 ▲62,004百万円、前年同期比 +33.6%(支出減))
    • 財務CF:▲82,966百万円(前年 ▲77,347百万円、前年同期比 ▲7.3%(使用増))
    • フリーCF(営業CF − 投資CF):164,719 − 41,154 = 123,565百万円(黒字)
    • 営業CF/純利益比率:164,719 / 140,651 = 約1.17(目安1.0以上で健全)
    • 現金及び現金同等物残高:412,416百万円(前期比 +51,456百万円)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率 72.3%(安定水準)
    • 有利子負債関連:キャッシュ・フロー対有利子負債比率(参考)0.1年等、利子負担は軽い(短信のキャッシュ関連指標参照)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細は短信に明示的記載なし(–)
  • セグメント別(主要):各セグメント貢献度は下記「セグメント別情報」を参照

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 1,292百万円 等(合計 1,493百万円)
  • 特別損失:関係会社株式売却損 2,954百万円等、合計 5,718百万円
  • 一時的要因の影響:特別損益は純利益に対して小幅の調整項目であり、継続的影響は限定的と判断される(短信記載の内容に限定)。
  • 継続性の判断:関係会社関連の売却損等は一時要因のため、継続性は低いと想定(短信本文の記載に基づく)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期:中間配当 23円、期末配当 50円、年間合計 73円(配当金総額 46,971百万円)
    • 配当性向(連結):33.6%(期)
    • 純資産配当(DOE):5.7%
    • 2027年3月期(予想):中間配当 25円、期末配当は別途検討(短信記載)
  • 特別配当の有無:無し(ただし自己株式取得による還元を実施)
  • 株主還元方針:総還元性向50%以上を基本方針、DOE下限3.60%、適宜自己株式取得の実施
  • 自己株式取得:第4四半期に6,000,000株を取得(取得価額 24,757,598,600円=約24,758百万円)。そのうち5,000,000株を2026年4月30日に消却。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産・無形固定資産の取得等(投資支出合計):45,821百万円(有形 35,811百万円、無形 10,010百万円)
    • 減価償却費:47,204百万円
  • 研究開発:
    • R&D費用:短信に明示的なR&D総額の記載なし(–)
    • 主な投資内容:ゲーム・映像制作を中心とした成長投資、金型等の事業必要設備、及び“360”戦略投資(CW360)等(中期計画の投資方針)

受注・在庫状況(該当)

  • 受注状況:受注高・受注残高の明示的記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:55,507百万円(前期 43,375百万円、増加 +12,132百万円)
    • 仕掛品:64,616百万円(前期 77,501百万円、減少 ▲12,885百万円)
    • 在庫の質・回転日数の記載なし(–)

セグメント別情報

  • トイホビー事業:売上高 673,968百万円(+12.9%)、セグメント利益 126,938百万円(+24.2%)
    • コメント:ガンプラやハイターゲット商品、カード商材、ガシャポン等が好調。たまごっち新商品も寄与。
  • デジタル事業:売上高 476,592百万円(+4.6%)、セグメント利益 56,682百万円(▲17.3%)
    • コメント:新作アプリやワールドワイドでの家庭用ゲームがヒットしたが、タイトル編成差等で全体の利益は減少。
  • 映像音楽事業:売上高 95,506百万円(+5.3%)、セグメント利益 12,181百万円(+3.4%)
    • コメント:新作映像「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のヒットや劇場作品展開が寄与。ガンダム関連のグローバルライセンス展開が拡大。
  • アミューズメント事業:売上高 152,747百万円(+8.0%)、セグメント利益 10,106百万円(+19.8%)
    • コメント:既存施設の既存店売上が堅調。グループ横断の施設展開が奏功。
  • その他事業:売上高 38,973百万円(+7.6%)、セグメント利益 2,819百万円(+68.6%)
  • 地域別売上(短信記載):日本 779,926百万円、米国 229,191百万円、欧州 157,572百万円、アジア 181,556百万円(合計 1,348,246百万円)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(3カ年、2025年4月~)の主旨:パーパス「Fun for All into the Future」、中長期ビジョン「Connect with Fans」に基づき、IP軸戦略を強力に推進。
  • 計数目標(2028年3月期目標):連結売上高 14,500億円、連結営業利益 2,000億円、海外売上比率 50%以上。継続目標として営業利益率 12%以上、エクイティスプレッド 継続的に5%以上。
  • 進捗状況:本決算は営業利益率14.1%と目標水準を上回る。中期の6,000億円(約)投資計画と並行して株主還元も維持する方針。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(短信本文に明示):映像配信の普及等で日本IPのグローバル人気が拡大。だが原材料高や物価上昇、政情不安・通商政策等による不確実性が継続。
  • 競合他社との比較:短信は自社戦略中心の記載で、他社比較の定量データは記載なし(–)。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている内容のみ)

  • 短期的な成長分野:
    • 新作アプリ「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」、家庭用の「ELDEN RING NIGHTREIGN」等の投入
    • 映像新作「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」のヒット、劇場作品「閃光のハサウェイ キルケーの魔女」の公開開始
    • トイホビーの新商品(例:Tamagotchi Paradise)やガンプラ等の好調
  • 中長期的な成長分野:
    • 中期計画(Connect with Fans)に基づくIP価値最大化、グローバル展開拡大、CW360による新事業・アライアンス強化
    • 映画化(Legendary Picturesと実写映画「機動戦士ガンダム」に関する共同投資契約)など映像音楽事業のグローバル強化
    • 中期に約6,000億円の成長投資(ゲーム・映像制作・金型・“360”投資等)
  • リスク要因(短信本文明記のもののみ):
    • 原材料価格や物価上昇が消費へ与える影響
    • 世界の政情不安、米国の通商政策等の外部環境の不透明性

注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文の記載に限定)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:通期予想に対し売上は99.9%(ほぼ達成)、営業利益・純利益は既に目標超過。次期(2027年3月期)予想は利益面で厳しい前提を置いているため、継続した利益トレンドの維持が鍵。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:トイホビーの売上・利益は強含み、デジタルの利益は低下(デジタル利益 ▲17.3%)。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:短信には為替等の具体的前提数値の明示は無し(前提条件は決算補足説明資料参照との記載)。現状、外部環境の不確実性が前提の変動要因となる。
  • その他留意点:中期計画に伴う大規模投資(約6,000億円)と株主還元(総還元性向50%以上)を両立するためのキャピタル・アロケーションの実行力。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2027年3月期(会社予想/通期):売上高 1,350,000百万円(+0.1%)、営業利益 185,000百万円(▲2.4%)、経常利益 190,000百万円(▲5.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 130,000百万円(▲7.6%)。短信では通期予想の修正は行っていない。
    • 会社予想の前提条件(為替・原油等):短信本文に具体数値の記載なし(決算補足説明資料参照)。
  • 予想の信頼性:直近の通期実績は営業・純利益で予想を上回っており、短期的には達成可能性は高いと読むこともできるが、過去の予想達成傾向等の詳細評価は短信外の情報を要するため言及を控える。
  • リスク要因:為替・原材料価格・地政学リスク・消費動向の変化等が業績に影響を与える可能性。

重要な注記

  • 会計方針:会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は無し(短信記載)。
  • その他の重要事項:
    • 決算発表後の事後事象として、2026年4月30日に自己株式5,000,000株を消却(消却後発行済株式数 645,000,000株)。
    • 役員異動(予定):取締役の就任・退任予定(2026年6月22日付)に関する記載あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7832
企業名 バンダイナムコホールディングス
URL http://www.bandainamco.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.67)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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