決算説明：シンデン・ハイテックス（3131）

2024年度 第2四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: シンデン・ハイテックス株式会社
  • 主要事業分野: 半導体製品、ディスプレイ、システム製品、バッテリ&電力機器
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月11日
• 報告期間: 2024年度 第2四半期(2024年4月1日～2024年9月30日)
• セグメント:
  • 半導体製品分野: メモリを中心とした各種メモリの販売
  • ディスプレイ分野: ディスプレイ関連製品の販売
  • システム製品分野: EMSビジネス、AIサーバ機器ビジネス等
  • バッテリ&電力機器分野: 家庭用蓄電システム向けビジネス等

業績サマリー

• 主要指標 (単位:百万円):

• 進捗状況: 中期経営計画に対する進捗状況は、売上高、営業利益ともに当初の想定を上回っている。ただし、下期は想定付近の着地と見込まれる。
• セグメント別状況:
  • 半導体製品分野: 売上高20.1%増。メモリ市況の底打ちを背景に増収。
  • ディスプレイ分野: 売上高39.0%増。前年の主要顧客の民事再生からのリカバリーが奏功。
  • システム製品分野: 売上高44.1%減。前年度の増産反動減とAIサーバ機器ビジネスの剥落が要因。
  • バッテリ&電力機器分野: 売上高2.0%増。家庭用蓄電システムが堅調。

業績の背景分析

• 業績概要: 営業利益は大幅増、経常損益は黒字転換。為替の影響が大きい。
• 増減要因:
  • 売上高増加: 半導体製品、ディスプレイ分野の増収が主因。
  • 営業利益増加: 前年同期の主要取引先の民事再生に伴う貸倒引当金繰入額の圧縮が大きく寄与。
  • 経常損益黒字転換: 営業利益の増加と為替差損の圧縮が要因。
• リスク要因: 為替変動、メモリ市況、主要顧客の動向

戦略と施策

• 現在の戦略: 「収益構造改革」の基本構造を踏襲しつつ、経営基盤戦略を充実。

将来予測と見通し

• 業績予想: 2025年3月期通期連結業績予想に変更はない。
• 中長期計画: 2025年度連結経常利益15億円、ROE10%以上を目標とする。
• マクロ経済の影響: 為替変動が業績に大きな影響を与える。

製品やサービス

• 製品: メモリ、ディスプレイ関連製品、AIサーバ機器等

重要な注記

• リスク要因: 為替変動、メモリ市況、主要顧客の動向

まとめ

シンデン・ハイテックス株式会社は、2024年度第2四半期において、営業利益の大幅増と経常損益の黒字転換を達成しました。半導体製品分野とディスプレイ分野の増収が業績を牽引しましたが、システム製品分野は減収となりました。今後の見通しは、為替変動やメモリ市況、主要顧客の動向に大きく左右されます。2025年3月期通期連結業績予想に変更はありません。中期経営目標も維持されます。

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