2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期実績は会社既存予想との比較対象が短信本文に明示されていないため「会社予想未開示」。市場コンセンサスとの比較は本文に記載なし(決算説明会資料なし)。
- 業績の方向性:増収増益。売上高15,155百万円(前期比 +15.2%)、営業利益2,462百万円(前期比 +73.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,321百万円(前期比 +29.9%)。
- 注目すべき変化:TOCビルのリニューアルに伴う営業再開で入居率が改善(期末入居率81.7%:前期末68.2%)、不動産事業の売上・利益が大幅に拡大(不動産売上高11,308百万円、営業利益2,388百万円、前期比それぞれ +19.6%、+73.9%)。
- 今後の見通し:次期予想は売上高17,400百万円(前期比 +14.8%)、営業利益3,800百万円(前期比 +54.3%)と強い増益見込み。新TOCビルの着工は長期(2036年以降想定)であり、短期的には既存ビルの稼働率向上と余剰資金を活用した投資が成長ドライバー。
- 投資家への示唆:収益は不動産事業中心に回復基調。営業CFが大幅改善(5,731百万円)しており、配当は安定継続(年間10円)。ただし再開発(大規模投資)の着工は長期で、短中期は稼働率・賃料動向や投資有価証券の動きが注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社テーオーシー
- 主要事業分野:不動産事業(オフィス・商業ビル・展示場等の賃貸・管理・運営)、リネンサプライ及びランドリー事業、その他(ビル管理サービス、スポーツクラブ、温浴、製薬等)
- 代表者名:代表取締役社長 大谷卓男
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月12日
- 対象会計期間:2026年3月期(連結、2025年4月1日~2026年3月31日、通期)
- 決算説明会の有無:無
- セグメント:
- 不動産事業:貸室・展示場・駐車場等の賃貸、管理、運営(主力)
- リネンサプライ及びランドリー事業:ホテル向けなどのリネンサプライ・ランドリー
- その他:ビル管理関連サービス、製薬、スポーツクラブ、温浴施設等
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):93,849,352株
- 自己株式数(期末):5,631,869株
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2026年6月26日
- 配当支払開始予定日:2026年6月29日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月25日
- 決算説明会:なし(補足資料作成の有無:無)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高:実績 15,155百万円。会社予想(同期間に対する当初の会社予想)は短信本文に明示されていないため「会社予想未開示」。
- 営業利益:実績 2,462百万円。会社予想未開示。
- 純利益:親会社株主帰属当期純利益 実績 2,321百万円。会社予想未開示。
- サプライズの要因:
- 主因はTOCビルのリニューアル・営業再開に伴うテナント獲得と催事回復により不動産賃貸・展示場・駐車場収入が回復したこと(不動産事業の売上高・営業利益が大幅増)。
- 持分法投資利益や受取配当金等の営業外収益も増加(受取利息が増、匿名組合投資利益135百万円計上)。
- 通期への影響:
- 次期(2027年3月期)予想は増収増益計画を提示(売上高17,400百万円、営業利益3,800百万円)。現状の回復トレンドと営業CF改善を鑑みると達成可能性はあるが、外部環境(円安、物価高、地政学リスク)に左右される。
- 対会社予想差分(FSI風):
- 会社予想が短信本文で当該実績年度向けに開示されていないため、差分計算は省略(「会社予想未開示」)。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:122,226百万円(前期 114,896百万円、差 +7,329百万円)
- 純資産:104,719百万円(前期 100,824百万円、差 +3,894百万円)
- 自己資本:104,091百万円(参考)
- 収益性:
- 売上高:15,155百万円(前年 13,152百万円、前期比 +15.2%、差額 +2,003百万円)
- 営業利益:2,462百万円(前年 1,418百万円、前期比 +73.6%、差額 +1,044百万円)
- 営業利益率:16.2%(業種特性上、良好)
- 経常利益:3,204百万円(前年 1,918百万円、前期比 +67.1%、差額 +1,286百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,321百万円(前年 1,787百万円、前期比 +29.9%、差額 +534百万円)
- 1株当たり当期純利益(EPS):26.32円(前年 19.31円、前期比 +36.3%)
- 収益性指標:
- ROE(目安:8%以上が良好):約 2.2%(算出:親会社純利益2,321百万円 ÷ 自己資本104,091百万円) → 低め
- ROA(目安:5%以上が良好):約 1.9%(算出:親会社純利益 ÷ 総資産122,226百万円) → 低め
- 営業利益率:16.2%(短信値。物件運営の高付加価値化により改善)
- 進捗率分析(四半期決算の場合):
- キャッシュフロー:
- 営業CF:5,731百万円(前年 442百万円、前期比 +1194.7%)
- 投資CF:△2,911百万円(前年 △5,322百万円、前期比 ▲45.3%)
- 財務CF:△1,101百万円(前年 △4,961百万円、前期比 ▲77.8%)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):5,731 – 2,911 = 2,820百万円
- 営業CF/純利益比率:約 2.5(5,731 ÷ 2,321、目安1.0以上で健全)
- 現金及び現金同等物期末残高:31,148百万円(前年 29,429百万円、増加 +1,718百万円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:85.2%(前期 87.2%、安定水準)
- 有利子負債:期末での長期借入金ほぼ返済済み(長期借入金は期末マイナス、短期・1年内返済予定の長期借入金合計760百万円が担保付債務の一部)。流動性は高い。
- 流動比率:個別数値は非開示だが、現預金が厚い(31,148百万円)ため短期支払余力は良好。
- 効率性:
- セグメント別:
- 不動産事業:売上高 11,308百万円(前期 9,451、前期比 +19.6%)、セグメント営業利益 2,388百万円(前期 1,373、前期比 +73.9%)
- リネンサプライ及びランドリー事業:売上高 1,813百万円(前期 1,728、前期比 +4.9%)、営業利益 52百万円(前期 16、前期比 +221.0%)
- その他:売上高 2,033百万円(前期 1,971、前期比 +3.2%)、営業利益 13百万円(前期 20、前期比 ▲32.7%)
- 財務の解説:
- リニューアル工事による再稼働で賃料収入・展示場収入が回復。投資有価証券の増加(取得 996百万円)と売却(収入294百万円)があった。配当支払等で財務CFはマイナスだが、現金は増加。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:229百万円(当期)
- 特別損失:
- 当期は該当事項なし(前期は投資有価証券売却益869百万円等)
- 一時的要因の影響:
- 特別利益は小幅(229百万円)で、営業利益・経常利益の改善は主に本業(不動産賃貸等)の回復によるため、実質業績の回復が確認できる。
- 継続性の判断:
- リニューアル・営業再開に伴う稼働改善は継続可能性が高いが、投資有価証券売却益等は一時的要因。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(当期):5円
- 期末配当(当期予想):5円(株主総会承認予定)
- 年間配当(当期):10円(前期同額)
- 次期予想(2027年3月期):年間10円(中間5円+期末5円予定)
- 配当金総額(当期、連結):882百万円
- 配当性向(連結):38.0%
- 配当利回り:–(株価情報が短信にないため計算不可)
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:安定的な配当を基本方針とし、自己株式取得も市場状況を踏まえ検討すると明示。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(連結):2,520百万円(当期)
- 主な投資内容:TOCビル耐震補強工事(781百万円)、TOCビルチラー冷凍機設備(719百万円)、その他建物改修・設備投資
- 減価償却費:連結で1,317百万円
- 研究開発:
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 在庫状況:
- 棚卸資産等:金額小額(商品及び製品 15百万円 等)、前年同様大きな在庫リスクは記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 不動産事業:売上高 11,308百万円(前期比 +19.6%)、営業利益 2,388百万円(前期比 +73.9%)→ 主たる利益貢献。
- リネンサプライ及ランドリー事業:売上高 1,813百万円(前期比 +4.9%)、営業利益 52百万円(前期比 +221.0%)。
- その他:売上高 2,033百万円(前期比 +3.2%)、営業利益 13百万円(前期比 ▲32.7%)。
- 前年同期比較:上記の通り。不動産事業の改善が主要要因。
- セグメント戦略:不動産は運営効率化・木目細かなリニューアルで付加価値化を推進。余剰資金で収益物件取得や不動産ファンド出資を検討。
- 地域別売上:国外売上ほぼ無し(全社国内中心)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信では中期の方向性(不動産を中核に事業強化、キャッシュフロー拡大・資本効率向上)を示す。新TOCビル計画は長期視点(2036年以降着工想定)。
- KPI達成状況:入居率改善(81.7%)や営業CF改善はポジティブだが、ROE等の資本効率はまだ低い。
競合状況や市場動向
- 市場動向:オフィス回帰で空室率低下、賃料上昇傾向。インバウンド回復が商業ビル業績を支援。だが為替や物価高等の外部リスクは継続。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されているもののみ箇条書き)
- 短期的な成長分野:
- TOCビルの営業再開による展示場・会議室・駐車場等の収益回復
- テナント獲得によるオフィス賃料収入の改善(入居率向上)
- 中長期的な成長分野:
- 新TOCビル計画(長期、着工は2036年以降を想定)
- 余剰資金を活用した収益物件取得・不動産投資ファンド等への出資
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 米国の通商政策の動向、円安の進行、継続的な物価高騰、地政学リスク
- サイバー攻撃リスク(2025年12月4日にサイバー攻撃を受けた事実と情報セキュリティ対策強化の必要性)
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、短信本文に記載のある変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 次期(2027年3月期)見通し:売上高17,400百万円(+14.8%)、営業利益3,800百万円(+54.3%)。現状の稼働改善・営業CF改善はポジティブだが、為替・物価高等の前提変動が影響。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- 入居率:81.7%(当期末)→ 前期末68.2%(大幅改善)
- 賃料水準:上昇基調(短信記載)
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 短記では、為替・原材料等の具体前提値は数値提示されていないため外的条件の変動リスクは存在。
- その他注視点:
- 投資有価証券の取得動向(投資996百万円)と、売却益の一時的要因(当期229百万円)により財務結果に変動が生じ得る点。
- 新TOCビルは長期計画(2036年以降着工想定)であり、大規模投資のタイミング・費用見積りが中長期キャッシュフローに影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2027年3月期):売上高17,400百万円(前期比 +14.8%)、営業利益3,800百万円(前期比 +54.3%)、経常利益4,600百万円(前期比 +43.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,100百万円(前期比 +33.5%)。短信本文にて提示。
- 予想修正の有無:当該予想は提示されているが、本決算での予想修正に関する記載はなし。
- 会社予想の前提条件:経済の緩やかな回復、賃料・入居率改善、余剰資金を活用した投資等。為替や建築費上昇等のリスクは言及ありだが、具体数値前提は短信に記載なし。
- 予想の信頼性:
- 現在の業績回復(特に不動産セグメント)および営業CFの大幅改善は予想の実現可能性を後押しするが、建築費等のコストアップや外的リスクで達成が左右されると明記。
- リスク要因:
- 為替変動、原材料・建築費の上昇、地政学リスク、物価高、サイバーセキュリティリスク等が業績に影響を与える可能性。
重要な注記
- 会計方針:期中の会計方針変更は無し。修正再表示等も無し。
- その他:決算説明会/補足資料は作成・開催なし。重要な後発事象は記載なし。
- 開示上の留意点:本短信は監査対象外である旨の注記あり。
(注)記載のない項目・数値は短信本文に明示がなかったため「–」としています。提示した%表示のうち前年同期比等は短信の数値に基づき「小数1桁+符号」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8841 |
| 企業名 | テーオーシー |
| URL | http://www.toc.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.67)」によって自動生成されました。
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