2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想(修正なし)に対し、第3四半期累計の進捗は売上で71.7%と概ね計画どおりだが、営業・純利益は通期予想に対して未達。予想自体は未修正。
- 業績の方向性:売上高は減収、損益は赤字幅縮小(減収減損益)。売上高は前年同期比▲22.7%、営業損失は前年同期から改善。
- 注目すべき変化:ITアウトソーシング事業が成長(売上 +63.3%)で収益貢献。EC事業はSHOPLIST譲渡の影響で売上大幅減(▲51.4%)だが、Ada.事業単体は増収。投資不動産の増加(取得)で総資産が増加。
- 今後の見通し:通期予想の修正はなし。第3四半期累計の進捗は売上は通期達成可能性が高い一方、営業利益・純利益は通期見通しに対して取りこぼしリスクあり(既に損益は改善傾向)。
- 投資家への示唆:主力のITアウトソーシング(SES)に経営資源を集中し成長継続を目指す一方、資産運用(投資不動産取得)および負債(長期借入)の増加がキャッシュ面・財務安全性に与える影響を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: クルーズ株式会社
- 主要事業分野: ITアウトソーシング(SES中心)、EC事業(Ada.等)、その他(不動産等含む)
- 代表者名: 代表取締役社長 小渕 宏二
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月10日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- ITアウトソーシング事業:SESを中心としたIT人材/アウトソーシング
- EC事業:Ada.事業(SHOPLISTは2025年2月に譲渡)
- その他事業:その他(不動産運用等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む): 12,957,600 株
- 期中平均株式数(四半期累計): 9,567,720 株
- 今後の予定:
- 決算説明会資料作成:有(決算説明会は無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想との比較、単位:百万円)
- 売上高:実績 8,474 / 会社通期予想 11,821 → 達成率 71.7%
- 営業利益:実績 △151 / 会社通期予想 30 → 達成率 △505.7%(※損失のため達成率の解釈注意)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 △332 / 会社通期予想 △170 → 達成率 195.3%(※いずれも損失)
- サプライズの要因:
- 売上面:主にITアウトソーシングの伸長で売上回復。ただしECはSHOPLIST譲渡の影響で減少。
- 営業面:SES事業の拡大により本業は改善しているが、役員インセンティブ(SESを牽引した役員への戦略的報酬)支給など一時的費用が営業利益を圧迫(第3Q累計のSES売上は増収だが営業利益への一時的影響あり)。
- 特別損益:当期の特別利益は前年に比べ大幅縮小(投資有価証券売却益が前期に大きかったため)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正しておらず、売上は通期見通し達成の可能性が比較的高い。一方、インセンティブ等の一時費用や賃貸費用増等が続くと営業利益・純利益で通期見通しに達しないリスクあり。
- 対会社予想差分(会社予想が明示されているため計算)
- 売上高:実績 8,474 百万円 vs 会社予想 11,821 百万円 → 差分 ▲3,347 百万円(▲28.3%)
- 営業利益:実績 △151 百万円 vs 会社予想 30 百万円 → 差分 ▲181 百万円(▲603.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績 △332 百万円 vs 会社予想 △170 百万円 → 差分 ▲162 百万円(▲95.3%)
財務指標
- 財務諸表要点(当第3四半期末:2025年12月31日、単位:百万円)
- 売上高: 8,474(前年同期 10,957、前年同期比 ▲22.7%)
- 営業利益: △151(前年同期 △1,013、損失縮小/改善額 +862 百万円、改善率 +85.1%)
- 経常利益: △326(前年同期 △866、改善額 +539 百万円、改善率 +62.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失: △333(前年同期 △493、改善額 +160 百万円、改善率 +32.5%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): △34.78 円(前年同期 △49.45 円、改善率 +29.7%)
- 収益性指標:
- 営業利益率: 営業損失のため算出困難(売上8,474に対し営業損失△151)
- 進捗率分析(通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率: 71.7%(当第3Q累計 8,474 / 通期予想 11,821)
- 営業利益進捗率: (実績 △151 を通期 30 と比較)実質的に未達・マイナス
- 純利益進捗率: (実績 △332 を通期 △170 と比較)実質的に未達
- 過去同期間との比較: 売上は減少だが、損失幅は縮小している(改善トレンド)
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし主要項目は貸借対照表から把握可。
- 現金及び預金: 6,732 百万円(前連結期末 10,104 百万円 → 差分 ▲3,372 百万円、▲33.4%)
- 営業CF/純利益比率: –(CF未作成)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期ごとの明確なQoQ数値は短信に非提示(四半期累計比較中心)。季節性:ECは季節変動あり旨の記載。
- 財務安全性:
- 総資産: 30,984 百万円(前期末 29,530 → +1,454 百万円、+4.9%)
- 流動負債・固定負債の増減:長期借入金増加(+3,686 百万円、+38.8%)、社債減少(▲1,500 百万円)、預り保証金の減少等で負債合計は増加(21,995 百万円)。
- 純資産: 8,989 百万円(前期末 9,327 → ▲338 百万円、▲3.6%)
- 自己資本(参考): 8,886 百万円(前期 9,192 → ▲3.3%)
- 自己資本比率: 28.7%(前期 31.1% → 低下。目安:40%以上が安定)
- セグメント別(当第3Q累計、単位:百万円・前年同期比)
- ITアウトソーシング事業:売上 5,309(+63.3%)、セグメント利益 11.5(前年はセグメント損失 △23.7 → 黒字化)
- EC事業:売上 2,847(▲51.4%)、セグメント利益 90.8(+75.7%:SHOPLIST譲渡の影響含む)
- その他事業:売上 318(▲82.8%)、セグメント損失 254.1(損失幅縮小)
- 財務の解説:
- 投資不動産取得により固定資産が増加し総資産は増加。現金は大幅に減少しており、長期借入の増加で負債が増加している点は留意。損失幅は縮小しているが、黒字化には至っていない。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当第3Q累計): 45,185 千円(内訳例: 投資有価証券売却益 39,000 千円、新株予約権戻入益 4,760 千円 等)
- 特別損失(当第3Q累計): 67,006 千円(固定資産除却損 19,234 千円、関係会社株式売却損 7,329 千円、事務所移転費用 36,852 千円 等)
- 一時的要因の影響: 前期に比べ特別利益が大幅縮小(前期は投資有価証券売却益が大きく寄与)。当期は一時費用(移転費用等)やインセンティブが営業利益に影響。
- 継続性の判断: 役員インセンティブ等は戦略的・一時的と記載。投資不動産関連は継続的要素の可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00 円(実績)
- 期末配当(予想): 0.00 円
- 年間配当予想: 0.00 円(修正なし)
- 配当利回り: –(株価情報未提示のため)
- 配当性向: –(純損失のため算定適用外)
- 特別配当: 無
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 設備投資額: –(短信に明示なし)
- 主な投資内容: 投資不動産の増加(投資不動産 17,054 百万円、前期 12,021 → 増加分 5,033 百万円)
- 減価償却費: 164,677 千円(前年同期 203,239 千円、前年同期比 ▲19.0%)
- 研究開発:
- R&D費用: –(明示なし)
- 主なテーマ: –(明示なし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: –(短信に明示なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品): 420,973 千円(前期 327,978 千円 → 増加)
- 在庫回転日数等: –(明示なし)
- 在庫の質: –(明示なし)
セグメント別情報
- 当第3Q累計(2025/4–2025/12、単位:千円/百万円換算で要点記載)
- ITアウトソーシング事業: 売上 5,309,521 千円(+63.3%)、セグメント利益 11,493 千円(前年は損失)
- 内訳:主要SES売上 3,012,070 千円、SESセグメント利益 169,743 千円(注記あり)
- EC事業: 売上 2,846,690 千円(▲51.4%、SHOPLIST譲渡の影響。Ada.のみだと増収) 、セグメント利益 90,846 千円(+75.7%)
- その他事業: 売上 317,913 千円(▲82.8%)、セグメント損失 254,051 千円(損失幅大幅縮小)
- 前年同期比較: 上記のとおり、ITは大幅増、ECは譲渡影響で減、その他は収縮。
- セグメント戦略: ITアウトソーシング(SES)に経営資源集中と明記。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 短期的にはITアウトソーシングを成長軸とする方針(短信に明記)。中期KPIの具体数値は短信に明示無し。
- KPI達成状況: –(短信に明示されたKPIが無いため)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: –(短信に具体的な同業他社比較は記載なし)
- 市場動向: 経済産業省の調査を引用し、IT人材不足は継続(2030年に最大約79万人不足との見通し)。この市場背景はSES事業に追い風。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている項目のみ列挙)
- 短期的な成長分野:
- ITアウトソーシング(SES)事業の拡大(売上高増:+63.3%)
- Ada.事業(EC内セレクトショップ)の増収(Ada.単独は前年同期比 +31.4%:本文記載)
- 中長期的な成長分野:
- IT人材需給ギャップに対応する事業拡大(中長期での市場追い風)
- リスク要因(短信本文に明記されたもの):
- IT人材市場の需給や人件費動向、為替や市場変動等(為替は一部営業外収益に影響)
- 投資不動産取得や長期借入金の増加が財務面での負担となる可能性
注視ポイント
(PDF本文に記載のある変数のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:売上進捗 71.7%(通期11,821百万円に対して第3Q累計8,474百万円)→ 売上は通期達成可能性が高い。一方、営業利益・純利益は通期見通しに対して未達状況で、特に一時費用の発生状況が通期業績に影響を与える可能性あり。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:ITアウトソーシングの売上は前年同期比 +63.3%(成長が継続)。ECはSHOPLIST譲渡の影響で大幅減だが、Ada.単体は増収。
- ガイダンス前提条件の妥当性:会社は2025年11月12日の通期予想を据え置き(短信に修正なし)。前提(為替等)の詳細は添付の「連結業績予想に関する説明」を参照の旨記載。短信本文からは大幅な前提変更は示されていない。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無: 無(2025年11月公表の予想から変更無し)
- 次期予想: –(短信に次期予想の詳細は無し)
- 会社予想の前提条件: 添付資料に記載あり(為替等の前提は短信本文で参照を指示。短信本文中の具体数値は省略)
- 予想の信頼性: 会社は通期予想を維持しているが、第3Q累計で営業・純利益が未達のため、残り期間での収益回復(もしくは一時費用の非再発)が必要。
- リスク要因: 投資不動産関連支出・長期借入増加による財務負担、役員インセンティブ等の一時費用、EC事業売上構造の変化等。
重要な注記
- 会計方針: 重要な会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示は無し。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
- 連結範囲の変更: 連結範囲に重要な変更あり(除外 1社:Studio Z株式会社 等)。
- その他: 決算説明会は開催無しだが補足資料は作成。
(注)本まとめは提出された決算短信の記載内容に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。不明項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2138 |
| 企業名 | クルーズ |
| URL | http://crooz.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.67)」によって自動生成されました。
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