2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず(注:通期予想は公表済)、第3四半期累計は会社側の通期見通しに対して概ね進捗中(下記参照)。市場予想は提示がないため比較不可。
- 業績の方向性:売上高は減収、営業利益は増益、経常利益は減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は増益(増減率は下記財務指標参照)。
- 注目すべき変化:投資運用事業が配当収入増および保有株式の売却益計上で売上・利益とも大幅増(売上高+53.9%、セグメント利益+67.5%)。一方、出版事業は書籍・電子書籍の販売減と原価・販売コスト上昇で売上減・利益大幅減(売上高▲7.6%、セグメント利益▲46.4%)。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上高7,100百万円、営業利益790百万円、当期純利益450百万円)を据え置き。第3四半期累計の進捗は売上高72.6%、営業利益75.6%、当期純利益86.7%であり、通期達成の可能性は概ね維持。ただし経常利益は第3四半期で減少している点は要注視。
- 投資家への示唆:投資運用事業の一時的な含み益/売却益が業績押し上げ要因になっているため、同事業の継続性(配当・売却の再現性)と出版事業の構造改善の進捗を注視することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社
- 主要事業分野: 出版、コーポレートサービス、ソフトウェア・ネットワーク、教育・人材、投資運用(各セグメントの詳細はセグメント欄参照)
- 代表者名: 速水 浩二(代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2026年1月27日
- 対象会計期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(第3四半期累計、連結、日本基準)
- セグメント:
- 出版事業: 書籍・電子書籍販売、イベント、オンライン広告等
- コーポレートサービス事業: 法人向けサービス(受注減影響)
- ソフトウェア・ネットワーク事業: ソリューション、受託開発等
- 教育・人材事業: IT人材研修、医療関連人材紹介等
- 投資運用事業: 投資有価証券運用、配当収入、売却益等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 17,084,226株(2026年3月期第3Q)
- 期末自己株式数: 1,503,909株(自己株式額 486百万円)
- 期中平均株式数(四半期累計): 16,004,226株
- 今後の予定:
- 決算発表: 今回(第3四半期)公表済
- IRイベント: 決算説明会は無(補足資料なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高: 実績 5,158百万円/通期予想 7,100百万円 → 進捗率 72.6%(達成率)
- 営業利益: 実績 597百万円/通期予想 790百万円 → 進捗率 75.6%
- 純利益: 実績 390百万円/通期予想 450百万円 → 進捗率 86.7%
- 備考: 会社は通期予想の修正なし(直近公表予想に変更無し)
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因: 投資運用事業で配当金収入増加および一部保有株式の売却益計上(特別利益123百万円計上)により利益を押し上げ。
- ネガティブ要因: 出版事業の書籍・電子書籍売上減、原価・販売コスト上昇、在庫削減負担が重し。コーポレートサービスは既存クライアントからの受注減。
- その他: 為替差損が拡大(当第3四半期累計で為替差損128百万円)し営業外費用を押し上げた。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。現時点では売上・営業利益は通期達成の射程内だが、為替や出版分野の回復状況、投資運用の一時要因をどう見るかで最終的な達成可能性は変動。
- 対会社予想差分(通期予想に対する累計との差分)
- 売上高: 実績 5,158百万円 vs 通期予想 7,100百万円 → 差分 ▲1,942百万円(予想比率 ▲27.4%)
- 営業利益: 実績 597百万円 vs 通期予想 790百万円 → 差分 ▲193百万円(予想比率 ▲24.4%)
- 当期純利益: 実績 390百万円 vs 通期予想 450百万円 → 差分 ▲60百万円(予想比率 ▲13.3%)
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 売上高(第3四半期累計): 5,158百万円(前年同期比▲1.8%/前期比:▲96百万円)
- 営業利益: 597百万円(前年同期比+1.8%/+11百万円)
- 経常利益: 444百万円(前年同期比▲20.8%/▲117百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 390百万円(前年同期比+6.4%/+23百万円)
- 包括利益: 2,207百万円(前年同期比+185.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 24.43円(前年同期比+17.0%/+3.55円)
- 収益性指標
- 営業利益率: 11.6%(597/5,158)
- ROE: 3.6%(当第3四半期累計純利益390百万円÷期末純資産10,882百万円。注:累計ベースの単純比率。目安: 8%以上が良好 → 現状は未達)
- ROA: 2.1%(390百万円÷資産合計18,276百万円。目安: 5%以上が良好 → 現状は未達)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率: 72.6%
- 営業利益進捗率: 75.6%
- 純利益進捗率: 86.7%
- 過去同期間との比較: 売上は前年同期比でやや減少だが、営業利益・純利益は改善(営業利益 +1.8%、純利益 +6.4%)。
- キャッシュフロー
- 現金及び預金: 3,114百万円(前期末2,686百万円、増加 +427百万円)
- 減価償却費: 43百万円(前年同期37百万円)
- 営業CF/純利益比率: –(営業CFデータ無し)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細数値は短信に明示なし(–)。季節性の記載なし。
- 財務安全性
- 総資産: 18,276百万円(前連結会計年度末比 +2,731百万円、増加率 +17.6%)
- 純資産: 10,882百万円(前連結会計年度末比 +1,837百万円)
- 自己資本比率: 59.5%(安定水準)
- 流動比率(簡易): 流動資産16,777 ÷ 流動負債3,777 ≒ 444%(流動性は良好)
- 有利子負債の増減: 有利子負債は305百万円増(短期借入等の増加を含む)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易): 売上高/総資産 = 5,158 / 18,276 ≒ 0.28回
- セグメント別(主要)
- 出版: 売上高 2,894百万円(前年同期比▲7.6%)、セグメント利益 244百万円(前年同期比▲46.4%)
- コーポレートサービス: 売上高 420百万円(前年同期比▲17.7%)、セグメント損失 34百万円(前年同期は損失39百万円→改善)
- ソフトウェア・ネットワーク: 売上高 617百万円(前年同期比+8.0%)、セグメント利益 42百万円(前年同期は損失3百万円)
- 教育・人材: 売上高 742百万円(前年同期比+2.4%)、セグメント利益 166百万円(前年同期比▲11.2%)
- 投資運用: 売上高 484百万円(前年同期比+53.9%)、セグメント利益 402百万円(前年同期比+67.5%)
- 財務の解説:
- 投資有価証券(営業投資有価証券)が増加(8,194→11,280百万円)、その他有価証券評価差額金の増加が純資産を押し上げている(その他包括利益の増加)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 123百万円(第3四半期に計上)
- 特別損失: 該当無し(当期は特別損失ほぼ無し)
- 一時的要因の影響: 固定資産売却益は一時的要因であり、これを除くと経常ベースの回復力を別途確認する必要あり。
- 継続性の判断: 売却益は非継続的要因の可能性が高く、投資運用事業の配当等は継続性があるものの、売却益の再現性は不確実。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末): 0.00円(2026年3月期)
- 期末(予想): 通期予想年率合計 4.00円(直近公表予想)
- 年間配当予想: 4.00円(2026年3月期予想)
- 配当利回り: –(時価総額/株価情報が短信にないため算出不可)
- 配当性向(会社予想ベース): 配当4.00円 ÷ 1株当たり当期純利益予想28.58円 ≒ 14.0%
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自己株式取得・処分の動きあり(期中に取得・消却等の実績あり。詳細は注記参照)。
設備投資・研究開発
- 設備投資: 記載なし(設備投資額 –)
- 減価償却費: 43百万円(当第3四半期累計)
- 研究開発: 記載なし(R&D費用 –)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況: 受注高・受注残高等の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品: 617百万円(前期末686百万円、変動 ▲69百万円、前年同期比▲10.1%)
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3四半期累計、百万円)
- 出版: 売上高 2,894(▲7.6%)、セグメント利益 244(▲46.4%)
- コーポレートサービス: 売上高 420(▲17.7%)、セグメント損失 34(改善)
- ソフトウェア・ネットワーク: 売上高 617(+8.0%)、セグメント利益 42(前年は損失)
- 教育・人材: 売上高 742(+2.4%)、セグメント利益 166(▲11.2%)
- 投資運用: 売上高 484(+53.9%)、セグメント利益 402(+67.5%)
- 前年同期比較: 上記の通り、投資運用とソフトウェア・ネットワークが増収増益、出版とコーポレートサービスが苦戦。
- セグメント戦略: 短期的には投資運用の運用益確保と出版の収益構造改善が業績の鍵。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 短期短信本文に中期計画の進捗に関する具体数値は無し(–)。
- KPI達成状況: 公表KPIの明示無し(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信本文に記載の範囲): 国内経済は緩やかな回復基調だが、原材料・資源価格高騰、実質賃金伸び悩みで個人消費は弱含み。米国の政策動向や地政学リスク(ウクライナ・中東)、日中対立が不透明要因。
- 競合他社との比較: 短信に競合比較の具体記載無し(–)。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- 投資運用事業:配当収入増、保有株式の売却益計上(当期寄与)
- ソリューション/受託開発(ソフトウェア・ネットワーク):上半期中心に堅調
- 出版のイベント売上、オンライン広告収入の回復傾向(あるが書籍売上は減少)
- 教育・人材(IT人材研修)の売上堅調
- 中長期的な成長分野:
- 短信に具体的な中長期戦略の列挙は無し(–)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 原材料・資源価格の高騰によるコスト上昇
- 個人消費の弱さ(書籍等の需要低迷)
- 為替・海外要因および地政学リスク(米国政策動向、ウクライナ・中東情勢、日中対立)
注視ポイント(次四半期に向けた論点)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 売上72.6%、営業利益75.6%、純利益86.7%と進捗は良好。ただし投資運用の一時的売却益を除いた継続性を精査する必要あり。
- 主要KPIの前期同期比トレンド: EPSは24.43円(前年同期比+17.0%)と改善。営業利益は微増だが経常利益は為替差損拡大で減少。
- ガイダンス前提条件の妥当性: 会社は通期予想を据え置き。短信では為替や原材料価格など外部前提の具体値は提示されていないため、外部要因(為替、原材料価格、広告・出版需要の回復等)の動向を注視する必要あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2025年4月1日~2026年3月31日、会社予想):
- 売上高: 7,100百万円(対前期比▲2.0%)
- 営業利益: 790百万円(対前期比▲3.4%)
- 経常利益: 640百万円(対前期比▲21.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 450百万円(対前期比▲15.4%)
- 1株当たり当期純利益: 28.58円
- 通期予想の修正有無: 無(直近公表の連結業績予想に変更無し)
- 予想の信頼性: 第3四半期累計の進捗は概ね目標に沿うが、為替差損や出版分野の回復度合い、投資運用の一時要因の再現性が実績に与える影響が大きい点は不確実性要因。
- リスク要因: 為替変動、原材料・資源価格、個人消費の弱さ、地政学的リスク等(短信本文記載に基づく)。
重要な注記
- 会計方針: 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示は無し。
- その他:
- 四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビューは無し。
- 期中に自己株式の取得・処分・消却等の資本異動があり(注記参照)、自己株式残高は486百万円(1,503,909株)となっている。
(不明な項目は — と表記しています。本文は会社提出の短信に基づき要約しています。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9478 |
| 企業名 | SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ |
| URL | http://www.sehi.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.74)」によって自動生成されました。
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