2026年3月期 決算短信 〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 会社予想との直接比較は短信本文に当期(2026年3月期)に係る会社公表の期初予想が明示されていないため「会社予想未開示」。市場予想は本文に記載なし。従って計画比サプライズは判定不能。
  • 業績の方向性: 増収増益(売上高 931,265 百万円:前年同期比 +5.1%、営業利益 40,430 百万円:前年同期比 +27.2%、親会社株主に帰属する当期純利益 27,517 百万円:前年同期比 +8.4%)。
  • 注目すべき変化: 営業利益・経常利益ともに過去最高を更新。特に水産事業の改善(養殖・漁撈・北米加工の改善)とチルド事業の堅調で利益拡大。設備投資やM&A(PESQUERA YADRAN S.A.の完全子会社化)による固定資産・負債の増加が顕著。
  • 今後の見通し: 2027年3月期予想は売上高 980,000 百万円(前年同期比 +5.2%)、営業利益 42,500 百万円(+5.1%)、経常利益 43,000 百万円(▲0.4%)・当期純利益 29,000 百万円(+5.4%)。経常利益は成長投資に伴う金利負担増を織り込み横ばい想定。中東情勢等の燃料・原材料高騰リスクは現時点で見通しに織り込んでいない。
  • 投資家への示唆: 収益力は改善基調(営業利益率上昇)だが、積極的な設備投資・M&Aとそれに伴う借入増加で財務構造が変化。配当は年間32円を維持予定。短期的には業績回復トレンドと同時に資本支出・利息負担の拡大を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社ニッスイ
    • 主要事業分野: 水産事業(漁撈、養殖、加工・商事)、食品事業(加工、チルド)、ファイン事業(医薬品原料・機能性原料・機能性食品)、物流事業(冷蔵倉庫・配送・通関) (概要は短信本文に基づく)
    • 代表者名: 代表取締役社長執行役員 田中 輝
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年5月14日
    • 対象会計期間: 2025年4月1日~2026年3月31日(2026年3月期、連結)
    • 決算説明会: 有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 水産事業: 漁撈、養殖、加工・商事
    • 食品事業: 加工事業、チルド事業
    • ファイン事業: 医薬品原料、機能性原料、機能性食品
    • 物流事業: 冷蔵倉庫、配送、通関
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数: 312,430,277 株(期末自己株式含む)
    • 期末自己株式数: 9,158,448 株
    • 期中平均株式数: 305,160,269 株
    • 時価総額: –(短信に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日: 2026年6月25日
    • 配当支払開始予定日: 2026年6月8日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月23日
    • 決算説明資料: 作成・開示(TDnetで同日開示)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想との比較(達成率): 会社予想未開示(当期業績について短信本文に期初予想の明示なし)。したがって達成率は記載不可。
    • 市場予想との比較: 市場予想は短信本文に記載なし。
  • サプライズの要因:
    • 主に水産事業(漁撈・養殖・北米加工)の改善、チルド事業の堅調が売上・利益上振れをけん引。原料市況や地域別の不均衡はあるが全体では増益に寄与。
  • 通期への影響:
    • 会社は2027年3月期予想を公表(売上高 980,000 百万円、営業利益 42,500 百万円、経常利益 43,000 百万円、当期純利益 29,000 百万円)。経常利益は金利負担増等で横ばい見込み。中東情勢等の燃料・原材料上昇リスクは現時点で織り込まず、重大な影響が判明すれば開示すると明記。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社予想が当期(2026年3月期)について短信本文に明示されていないため、売上・営業利益・純利益それぞれの対会社予想差分の絶対額および予想比率は「会社予想未開示」と記載し差分計算を省略。

財務指標

  • 財務諸表(要点、単位:百万円)
    • 売上高: 931,265(前期 886,126、増減 +45,139)
    • 営業利益: 40,430(前期 31,779、増減 +8,651)
    • 経常利益: 43,187(前期 35,301、増減 +7,886)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 27,517(前期 25,381、増減 +2,136)
    • 総資産: 749,509(前期 634,878、増減 +114,631)
    • 純資産: 309,943(前期 285,939、増減 +24,003)
    • 現金及び現金同等物期末残高: 24,251(前期 18,686、増減 +5,565)
  • 収益性:
    • 売上高: 931,265 百万円(前年同期比 +5.1%)
    • 営業利益: 40,430 百万円(前年同期比 +27.2%)
    • 営業利益率: 4.3%(短信表記)
    • 経常利益: 43,187 百万円(前年同期比 +22.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 27,517 百万円(前年同期比 +8.4%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS): 90.17 円(前年 81.66 円、前年同期比 +10.4%)
  • 収益性指標:
    • ROE(自己資本当期純利益率): 9.5%(短信記載。目安:8%以上で良好)
    • ROA(総資産経常利益率): 6.2%(短信記載。目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率: 4.3%(業種差は業種平均に依るが改善傾向)
  • 進捗率分析(四半期決算の場合):
    • 当該資料は通期決算のため四半期進捗率該当なし(N/A)。
  • キャッシュフロー(単位:百万円)
    • 営業CF: 53,242(前期 40,379、増加 +12,862)
    • 投資CF: △61,403(前期 △30,393、増加(支出)△31,010) 主な内訳:有形固定資産取得支出 43,076、連結範囲の変更を伴う子会社株式取得支出 19,047 等
    • 財務CF: 13,129(前期 △11,452、増加 +24,582) 主な内訳:長期借入による収入 40,829、社債発行収入 10,000、長期借入返済 △25,189、配当支払 △9,226
    • フリーCF(営業CF − 投資CF): 53,242 − 61,403 = △8,161(百万円)
    • 営業CF/純利益比率: 53,242 / 27,517 ≒ 1.9(目安: 1.0以上で健全 → 良好)
    • 現金同等物残高推移: 18,686 → 24,251(増加 +5,565)
  • 四半期推移(QoQ):
    • QoQデータは短信内に四半期別の数値提示なしのため記載省略。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 40.0%(期末、前年比低下:前期 43.6% → 40.0%、安定水準目安 40%以上で安定)
    • 負債合計: 439,566(前期 348,938、増加 +90,627)→ 借入増加・社債発行により負債増加
    • 流動比率: 詳細数値は短信に直接記載なし(流動資産 376,084 / 流動負債 276,416 ≒ 1.36 → 136%)
  • 効率性:
    • 総資産回転率や売上高営業利益率の明示はなし。営業利益率は4.3%(改善)。
  • セグメント別(要点):
    • 水産事業: 売上高 380,151(+4.4%)、営業利益 17,770(+211.1%)
    • 食品事業: 売上高 500,985(+6.4%)、営業利益 29,632(+3.2%)
    • ファイン事業: 売上高 16,982(+7.2%)、営業利益 839(▲5.9%程度)
    • 物流事業: 売上高 16,615(+0.5%)、営業利益 2,410(▲15.1%程度)
    • セグメント合計営業利益 51,151 百万円、全社経費調整後 40,430 百万円
  • 財務の解説:
    • 資産増加は棚卸資産・有形固定資産・無形固定資産の増加(新規連結化・設備投資)による。負債増加は短期・長期借入増および社債発行による。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益: 2,120 百万円(固定資産売却益 426、投資有価証券売却益 1,694 等)
  • 特別損失: 2,129 百万円(減損損失 1,235 等)
  • 一時的要因の影響: 特別損益はほぼ相殺されているため当期純利益への影響は限定的。
  • 継続性の判断: のれん・海面使用権等の無形資産(PY社取得に伴う配分未完了)や一時的な設備売却などは非継続的要因と判断されるが、M&Aに伴うのれん償却や海面使用権は継続的な費用計上が見込まれる。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(実績): 中間 14.00 円、期末 18.00 円、合計 32.00 円、配当性向(連結) 35.5%
    • 2027年3月期(予想): 中間 16.00 円、期末 16.00 円、合計 32.00 円、想定配当性向 33.5%
    • 配当利回り: 株価情報が短信にないため算出不可(→ –)
  • 特別配当: なし
  • 株主還元方針: 自社株取得・消却の施策(自己株式の消却 7,164,875 株、予定日 2026年5月28日)および業績連動型株式報酬制度(BBT-RS)に係る自己株式処分あり。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産取得による支出(投資活動計上): 43,076 百万円(前期 29,841)
    • 主な投資内容: 国内外の新工場建設を含む生産能力増強(短信本文記載)
    • 減価償却費: 26,535 百万円(連結、前年 25,078)
  • 研究開発:
    • R&D費用の明確な金額は短信本文に明示なし(–)
    • 主なテーマ: ファイン事業での医薬品原料販売拡大等(事業戦略として記載)

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況: 受注高・受注残高の明示は短信に記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産: 224,278 百万円(前期 195,008、増加 +29,270)
    • 在庫増加は売上増加・生産能力拡大に伴う原材料・仕掛品増加が要因
    • 在庫回転日数は短信に明示なし(–)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(主要項目、単位:百万円)
    • 水産事業: 売上高 380,151(+4.4%)、営業利益 17,770(+211.1%) — 養殖(本まぐろ短期養殖比率上昇、ギンザケ増産)や日本での好漁獲が寄与
    • 食品事業: 売上高 500,985(+6.4%)、営業利益 29,632(+3.2%) — チルド事業堅調、加工事業は原料高等で減益傾向の地域あり
    • ファイン事業: 売上高 16,982(+7.2%)、営業利益 839(▲5.9%) — 医薬原料・機能性原料は堅調だが原価高で利益は圧迫
    • 物流事業: 売上高 16,615(+0.5%)、営業利益 2,410(▲15.1%) — 人件費増・燃料費上昇を吸収できず減益
  • 前年同期比較: 上記に対して各セグメントで増収が主体、営業利益は水産で大幅改善、食品で小幅増益、物流・ファインで減益傾向の部分あり
  • セグメント戦略: 南米養殖事業の拡大、国内養殖の安定化・増産、欧米食品加工の増産体制構築、ファイン事業での医薬品原料販売拡大を掲示

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 「GOOD FOODS Recipe2」(2025年4月開始)に沿って、海外事業成長、養殖の高度化、不採算事業のターンアラウンドを推進。今回のPY社買収は養殖ラインアップ強化の一環。
  • KPI達成状況: KPIの明示的数値は短信に限定的。養殖増産・営業利益率改善は中期目標と整合。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 短信内に同業他社比較は記載なし(–)
  • 市場動向: サーモン等の需要拡大、環境規制による供給制約、燃料・原材料価格上昇等がリスク要因として挙げられている(短信記載)。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている内容のみ、箇条書き)

  • 短期的な成長分野:
    • チルド事業の拡大(コンビニ販促等で弁当・惣菜が好調)
    • 北米・欧州の食品加工での増産体制構築
  • 中長期的な成長分野:
    • 南米養殖事業の拡大(PY社の買収によりアトランティックサーモン事業を取り込み)
    • 国内養殖事業の安定化・増産
    • ファイン事業での医薬品原料販売拡大
  • リスク要因(短信本文記載のみ):
    • 燃料価格および石油由来原材料価格の上昇
    • 中東情勢等による地政学リスクと調達リスク
    • 原料価格上昇による販売価格転嫁のタイムラグや販売数量の減少

注視ポイント

(次四半期に向けた論点、短信本文に記載のある変数のみに基づく)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
    • 当期は通期決算のため四半期進捗率該当なし。次期(2027年3月期)予想に対しては、売上高・営業利益ともに増収増益計画だが、経常利益は金利負担増により横ばい想定。投資・借入の負担増が業績に与える影響を確認する必要あり。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:
    • 営業利益率は改善(4.3%)、ROE 9.5%と良好水準。水産事業の営業利益大幅改善が主因。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:
    • 会社は為替や燃料価格の急変は見通しに織り込んでいない旨を明示。為替・燃料・原材料価格の動向が前提の不確実性要因。
  • その他注視点:
    • PY社取得に伴う取得原価の配分(暫定処理)と海面使用権の非償却処理、のれんの償却(10年均等)など会計影響。

今後の見通し

  • 業績予想(2027年3月期、短信記載)
    • 通期予想: 売上高 980,000 百万円(前年同期比 +5.2%)、営業利益 42,500 百万円(+5.1%)、経常利益 43,000 百万円(▲0.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 29,000 百万円(+5.4%)、EPS 95.62 円
    • 通期配当見通し: 年間 32 円(中間 16 円、期末 16 円)
    • 予想の前提条件: 中東情勢等の影響は合理的に算定困難であるため現時点では織り込まず。為替・燃料価格等の変動は主要リスクとして注記。
  • 予想の信頼性: 会社は必要に応じて重大影響が見込まれる場合速やかに開示すると明記。過去の予想達成傾向の記載は短信に限定的(言及なし)。
  • リスク要因: 為替、原材料・燃料価格上昇、地政学リスク、調達リスク、増大する利息負担等。

重要な注記

  • 会計方針: 当期における会計方針の変更なし。だが、期中に連結範囲の重要な変更あり(新規連結2社:PESQUERA YADRAN S.A.、CULTIVOS YADRAN S.A.、除外1社:西南水産株式会社)。
  • 企業結合(PY社)関連:
    • 取得対価: 現金 20,472 百万円(取得原価 20,472 百万円、価格調整未確定)
    • のれん: 2,424 百万円(暫定、10年均等償却)
    • 海面使用権: 19,181 百万円(非償却)
    • 暫定的な取得原価配分のため今後変更の可能性あり(短信記載)
  • その他重要な告知:
    • 自己株式の消却決議(消却株数 7,164,875 株、消却予定日 2026年5月28日)
    • 業績連動型株式報酬制度に係る自己株式処分(700,000 株、処分価額 1,248 円/株、処分期日 2026年5月29日)

(注)不明な項目は「–」で表記しました。本文の数値は短信(連結)に基づき百万円単位で記載しています。本まとめは提供資料に基づく情報整理であり、投資助言ではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1332
企業名 ニッスイ
URL https://www.nissui.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 水産・農林業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.74)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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