決算短信：アマダ（6113）

2025年３月期 第２四半期（中間期）決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）

基本情報

• 企業名: 株式会社アマダ
• 主要事業分野: 金属加工機械事業
• 代表者名: 山梨 貴昭
• 提出日: 2024年11月14日
• 対象会計期間: 2025年3月期 第2四半期(中間期) (2024年4月1日～2024年9月30日)
• セグメント:
  • 金属加工機械事業: 板金部門、微細溶接部門、金属工作機械事業（切削・研削盤部門、プレス部門）、その他
• 発行済株式: 341,115,217株
• 今後の予定:
  • IRイベント: 証券アナリスト、機関投資家向け決算説明会開催

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表: 総資産655,231百万円、資本合計524,409百万円
  • 損益計算書: 売上収益184,533百万円、営業利益23,171百万円、経常利益22,040百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益15,112百万円
  • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フロー15,332百万円の収入
• 収益性:
  • 売上高: 184,533百万円（対前年同期比1.3%減）
  • 営業利益: 23,171百万円（対前年同期比15.0%減）
  • 1株当たり中間利益: 45.45円
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 79.3%
• 効率性:
• セグメント別:
  • 金属加工機械事業: 売上収益151,940百万円、営業利益19,062百万円
• 財務の解説:
  • 売上収益は、国内は第2四半期連結会計期間で売上が伸長したものの、第1四半期連結会計期間での減収を補えなかったこと、海外は減少。
  • 営業利益は、販売価格の改善による増益効果を得たものの、生産調整に伴う操業度の低下や固定費の増加などにより減少。

配当

• 配当実績と予想:
  • 中間配当: 31.00円
  • 期末配当: 31.00円（予想）
  • 年間配当予想: 62.00円
• 特別配当の有無: 無

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 金属加工機械事業: 売上収益151,940百万円（対前年同期比1.8%減）、営業利益19,062百万円（対前年同期比17.3%減）
  • 金属工作機械事業: 売上収益31,941百万円（対前年同期比1.0%増）、営業利益3,625百万円（対前年同期比3.5%減）
• セグメント戦略:
  • 金属加工機械事業（板金部門）: 日本は複合機商品などの受注残を売上に転化、北米はデータセンターの増設を背景にOA・コンピュータ機器関連が堅調に推移、欧州は製造業を取り巻く環境は依然として停滞。
  • 金属加工機械事業（微細溶接部門）: 国内では、投資に慎重な顧客の影響を受け売上水準が減少。北米では車載電池関連が売上に寄与。
  • 金属工作機械事業（切削・研削盤部門）: 国内ではインフラの更新需要を取り込み、海外では自動車関連の需要が低調に推移。
  • 金属工作機械事業（プレス部門）: 国内では自動車関連の低迷が影響、海外では中国においてEV用バッテリー向け大型プレスマシンが売上に寄与。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 中期経営計画2025を策定、公表。

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: 同業他社の業績と比較して、相対的な位置付けは不明。
• 市場動向:
  • 当社グループを取り巻く環境は、欧米での金利の高止まりやウクライナ問題の長期化、中東情勢の緊迫化による地政学リスクの高まりから、依然として先行きが不透明。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 売上収益: 405,000百万円（前回発表予想比△10,000百万円）
  • 営業利益: 53,000百万円（前回発表予想比△6,000百万円）
  • 親会社の所有者に帰属する当期利益: 36,000百万円（前回発表予想比△5,000百万円）
  • 基本的1株当たり当期利益: 109.38円
• リスク要因:
  • 欧米での金利の高止まり、ウクライナ問題の長期化、中東情勢の緊迫化による地政学リスク。

重要な注記

• 会計方針: IFRS
• その他:
  • 固定資産の譲渡: 2024年11月1日付で固定資産を譲渡。2025年3月期において、固定資産売却益約10億円をその他の収益に計上予定。

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