決算説明：Will Smart（175A）

2024年12月期 決算説明資料 及び 中期成長戦略（事業計画及び成長可能性に関する事項）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社Will Smart
  • 主要事業分野: モビリティ業界向けDXソリューションの企画・提案、ソフトウェア受託開発と運用支援
  • 代表者名: 石井 康弘
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月14日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 説明者:
  • 発言概要: 2024年12月期の決算説明と事業計画、成長可能性に関する説明
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2024年12月期
• セグメント:
  • モビリティセグメント: モビリティ関連のソリューション提供
  • インポートセグメント: — (インポートセグメントは撤退し、単一セグメントとなる)

業績サマリー

• 主要指標 (2024年12月期9ヶ月):
  • 売上高: 512百万円 (前年同期比+22.6%)
  • 売上総利益: 157百万円 (前年同期比+20.4%)
  • 営業利益: △227百万円 (前年同期は127百万円の営業損失)
  • 経常利益: △223百万円
  • 当期純利益: △233百万円
• 進捗状況:
  • 新規取引社数はEV市場の成長停滞に伴い修正計画時に9社と見込みましたが、11社と微増。
• セグメント別状況 (2024年12月期9ヶ月):
  • モビリティセグメント: 売上高512百万円(前年同期比△6.8%)、セグメント利益△6百万円
  • インポートセグメント: 売上高–、セグメント利益– (撤退)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • EV市場の成長停滞による売上高減少。
  • インポート事業からの撤退。
  • 大型案件等の受注時期の後ろ倒し及び規模縮小。
  • 研究開発費などの成長投資による販管費の増加。
• 増減要因:
  • 売上高減少要因: EV市場の成長停滞、大型案件の受注時期の後ろ倒し、インポート事業からの撤退。
  • 利益減少要因: 研究開発費などの成長投資による販管費の増加。
• 競争環境:
• リスク要因:
  • EV市場の成長停滞による案件投資時期の先送り。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • モビリティDX、地域共創、Nextモビリティの3本柱で、業績の安定化を図りつつ事業拡大。
  • 既存企業群のシェア拡大、モビリティ分野のDXパートナーとしての地位確立。
  • 新領域（地域共創・物流業界）への本格進出。
  • 「販売力・商品力の強化」と「収益性・生産性の向上」の2軸での黒字化。
• 進行中の施策:
  • Hakobune(住友商事グループ)や楽のりスマート(伊藤忠エネクス)など大企業へのプラットフォームサービスの提供。
  • 地域創生を目的とした公共ライドシェアシステムの提供開始。
  • 上位役職者の採用による営業・開発体制の再構築。
  • 新規取引社数の増加。
  • 物流事業者とのPoCの開始、長崎県平戸市に公共ライドシェアシステムを提供。
  • 公共ライドシェアシステムを含む4サービスの開発が進むなどプラットフォームの拡大。
• セグメント別施策:
  • モビリティセグメント: 大型案件等の受注時期の影響から売上の計上が遅れ、昨年対比で売上が減少。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2024年4月～2025年3月(参考値): 売上高750百万円、営業利益△275百万円、経常利益△272百万円、当期純利益△273百万円
  • 2025年12月期: 売上高1,200百万円、営業利益50百万円、経常利益50百万円、当期純利益40百万円
• 中長期計画:
  • 鉄道グループを中心とした企業DXの拡大。
  • PoC等で準備してきた物流事業への本格進出。
• マクロ経済の影響:
  • EV市場の成長停滞。

製品やサービス

• サービス:
  • 総合情報配信サービス
  • モビリティシステムサービス
  • クラウド化支援サービス
  • AI・データサイエンスサービス
  • 公共ライドシェアサービス
• 協業・提携:
  • Hakobune(住友商事グループ)
  • 楽のりスマート(伊藤忠エネクス)
  • MaaS関連企業

重要な注記

• リスク要因:
  • 特定業界への特化
  • 事業規模の拡大
  • 無形固定資産の減損リスク
• その他:
  • 2024年11月に創業以来初となる「ユーザーカンファレンス」を開催。
  • 平戸市公共ライドシェアが初の乗客を迎え、実証運行がスタート。
  • 本資料のアップデートは2026年2月に開示を予定。

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