決算説明：ニッカトー（5367）

2025年３月期決算説明資料

基本情報

• 説明会情報: 開催日時: –、説明会形式: –、参加対象: 個人投資家
• 報告期間: 2025年3月期
• セグメント:
  • セラミックス事業: 主要製品は一般電子部品、半導体、情報通信など
  • エンジニアリング事業: 主要製品は一般電子部品、半導体、自動車・重機関連など

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 10,076,578千円（2025年3月期実績）
  • 営業利益: 637,832千円（2025年3月期実績）
  • 経常利益: 719,756千円（2025年3月期実績）
  • 当期純利益: 503,567千円（2025年3月期実績）
  • 1株当たり利益: 42.16円（2025年3月期実績）
  • 前年同期比: 売上高-1.6%、営業利益-30.5%、経常利益-27.5%、当期純利益-28.3%
• 進捗状況: 中期経営計画「CONNECT 25」において、2024年度目標を下方修正
• セグメント別状況:
  • セラミックス事業: 売上高7,406百万円、営業利益448百万円
  • エンジニアリング事業: 売上高2,671百万円、営業利益189百万円

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 2025年3月期は減収減益。
  • セラミックス事業は、主力の電子部品業界の稼働状況は改善傾向にあるものの、上期の不調を吸収できず、一部製品在庫の評価損を計上。
  • エンジニアリング事業は自動車・重機関連を中心に堅調に推移。
• 増減要因:
  • セラミックス事業: 市場動向を踏まえ、一部製品在庫の評価損を計上。人件費・原燃料の上昇によるコスト増。
• リスク要因:
  • トランプ政権発足後、相互関税による国ごとの追加課税の問題。
  • 今後、輸出が停滞する可能性。

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画「CONNECT 25」
  • 【QUALITY】市場ニーズに応える製品・技術の追求
  • 【ENVIRONMENT】環境負荷軽減のための技術開発
  • 【MANAGEMENT】事業ポートフォリオの再構築
• 進行中の施策:
  • セラミックス事業: EV車・5G関連製品を始めとする成長産業での需要増加を確実に捉え、過去最高水準の売上高100億円を達成
  • エンジニアリング事業: 厚木営業所の閉所、さらなる業務効率の改善に着手。
• セグメント別施策:
  • セラミックス事業: 成長が見込まれる先端技術産業の需要拡大に対応し、製品付加価値向上を通じた収益性改善を推進
  • エンジニアリング事業: セラミックス事業との一体営業・ニーズ発掘を推進し、先端技術製品の研究開発におけるニーズ取り込みを強化

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 10,140,000千円（2026年3月期予想）
  • 営業利益: 966,000千円（2026年3月期予想）
  • 当期純利益: 706,000千円（2026年3月期予想）
• 中長期計画: 新中期経営計画「CONNECT30」を策定

製品やサービス

• 製品: セラミックス製品、エンジニアリング製品

重要な注記

• リスク要因: 業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、リスクや不確実な要素を含んでいる。
• その他: 2030年に向けての新中期経営計画「CONNECT30」を策定。

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