概要
いであ株式会社は、社会インフラ開発および環境保全プロジェクトに関する統合コンサルタントサービスを提供する企業です。主に、建設および環境保全に関連する調査、計画、設計、管理、評価、コンサルティングサービスを提供しています。また、環境関連の調査、予測、分析、影響評価、環境保全措置、水質、大気質、土壌、廃棄物、水道水、食品の物理的・化学的分析、機械、器具、部品、工具の販売、産業廃棄物および家庭廃棄物リサイクルサービス、建築設計および管理サービス、土木工事サービス、測量および地質調査、不動産の取得、販売、賃貸、仲介、管理、コンサルティングサービスを提供しています。さらに、環境研究および分析機器の製造、販売、リース、機械、器具、部品、工具の購入、販売、ハニー、ロイヤルゼリー、花粉などの製造、加工、販売、一時的な人材派遣サービス、蜂製品の製造、加工、販売も行っています。環境コンサルティングサービス、建設コンサルティングサービス、情報システムサービス、インフラ管理サービスも提供しています。
事業内容
- 連結事業: 環境コンサルタント65(13)、建設コンサルタント30(15)、情報システム2(10)、海外2(0)、不動産1(55)(2024.12)
基本情報
- 企業名: いであ株式会社
- 設立年月日: 1968年9月24日
- 代表者名: 田畑 彰久
- 住所: 〒154-8585 東京都世田谷区駒沢3-15-1
- 従業員数: 1,098人
- 平均年齢: 44.4歳
- 平均年収: 7,430千円
業界内でのポジション
いであは、環境コンサルタントおよび建設コンサルタントの主要な企業であり、官公庁向けのサービスが中心です。特に国交省をはじめとする官公庁向けの事業が8割を占めています。健康・生命科学分野にも進出しています。
競争優位性や課題
- 競争優位性: 官公庁との長年の関係、専門的なコンサルティングサービス、幅広い事業分野の経験
- 課題: 官公庁依存度が高いため、政策の変動リスク、新興企業との競争、技術革新への対応
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- スローガン: 「DX推進と共創による新たな価値創造に向けた変革への挑戦」
- 戦略: 5つの成長戦略を柱として設定
中期経営計画の具体的な施策や重点分野
- DX推進: デジタルトランスフォーメーションの推進
- 共創: 共創による新たな価値創造の挑戦
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力
- 収益モデル: コンサルティングサービス、環境調査、リサイクルサービス、情報システムサービス
- 適応力: 官公庁の政策変動に対応するため、新興技術への投資、市場ニーズの変化に対応
技術開発の動向や独自性
- 技術開発: 再生可能エネルギー関連の環境調査、AUVの設計製作・運用支援
- 独自性: 官公庁との長年の関係による専門知識の蓄積
収益を牽引している製品やサービス
- 主力製品: 環境コンサルタントサービス、建設コンサルタントサービス
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など
- EPS（会社予想）: 336.18
- BPS（実績）: 4,034.02
- PER（会社予想）: 8.21倍
- 現在の株価: 2,760円
- 評価: 現在の株価はPERに基づいて割安な水準にあると評価される
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 50日移動平均: 2,757.38円
- 200日移動平均: 2,476.68円
- 52週高値: 2,965円
- 52週安値: 1,879円
- 評価: 現在の株価は50日移動平均を上回っており、高値圏にあり、上昇トレンドにある
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上（過去12か月）: 24.31B円
- 利益（過去12か月）: 2.38B円
- ROE（過去12か月）: 8.60%
- ROA（過去12か月）: 5.65%
- キャッシュフロー（過去12か月）: 4B円
- 評価: 健全な財務状況を示す
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 4.28%
- 1株配当（会社予想）: 118.00円
- 配当性向: 30.05%
- 評価: 安定した配当性向と高配当利回り
自社株買いなどの株主還元策
- 自社株買い: 4.8%の自己株式を保有
- 評価: 株主還元に積極的
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: 上昇トレンド
- 評価: 株価は上昇トレンドにあり、投資家関心も高まっている
株価への影響を与える要因など
- 要因: 中期経営計画の発表、市場動向、業績予想の改善
- 評価: これらの要因が株価上昇に寄与している
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 企業情報: 環境コンサルタントおよび建設コンサルタントの主要企業で、官公庁向けサービスが中心
- 業界のポジション: 官公庁依存度が高いが、専門的なコンサルティングサービスで競争優位性を持つ
- 経営戦略: DX推進と共創による新たな価値創造を目指す中期経営計画を策定
- 持続可能性: 収益モデルは安定しており、市場ニーズの変化に適応可能
- 技術革新: 再生可能エネルギー関連の技術開発に注力
- 株価評価: 現在の株価はPERに基づいて割安で、上昇トレンドにある
- 財務状況: 健全な財務状況を維持
- 株主還元: 安定した配当性向と高配当利回り
- 株価モメンタム: 上昇トレンドで投資家関心も高まっている
- 総評: 健全な財務状況、競争優位性、上昇トレンドの株価、安定した株主還元により、投資価値は高いと評価される
企業情報
| 銘柄コード | 9768 |
| 企業名 | いであ |
| URL | http://ideacon.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
関連情報
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