企業情報
企業名: エスクリ株式会社
概要: エスクリは日本のブライダル業界において、結婚式の企画、執行、および管理を行っている企業です。また、建築および不動産関連事業も手がけています。2003年6月に設立され、東京を拠点としています。
事業内容: ブライダル関連事業と建築不動産関連事業を主要事業としています。
設立年月日: 2003年6月19日
代表者名: 渋谷 守浩
従業員数: 794人
平均年齢: 33.6歳
平均年収: 4,030千円
業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
エスクリはブライダル業界において、都市型ホテルやゲストハウスでの婚礼サービスを展開しており、SBIHD、TKPと提携しています。競争優位性としては、これらの提携によるネットワークの強化と、直営施設での婚礼サービスの拡大が挙げられます。一方で、市場の競争が激しいことや、婚姻数の変動による収益の不安定性は課題となっています。
経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
経営陣は、ブライダル関連事業のランクアップ提案と建築不動産関連事業における工事の取扱い増加を重点的に推進しています。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
ブライダル関連事業では、各アイテムのランクアップ提案を実施し、建築不動産関連事業では工事の取扱い増加を目指しています。
事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
エスクリの収益モデルは、ブライダルサービスと建築不動産サービスに依存しています。市場ニーズの変化への適応力は、提携先との連携やサービスの多様化により高めています。
技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
技術革新に関する具体的な情報は提供されていませんが、ブライダルサービスにおいては、最新のトレンドを取り入れたサービス提供が期待されます。
収益を牽引している製品やサービス:
主力製品やサービスは、ブライダル関連事業における結婚式の企画・執行・管理サービスです。
株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
EPS（連）は8.88、BPS（実績）は231.08円です。現在の株価は165円で、BPSとの比較では割安な水準にあります。
テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
直近10日間の株価は165円から197円の間で推移しており、52週高値3（295.00円）から大きく下落しています。現在の株価は安値圏にあります。
財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高: 過去12か月で26.26B円
- 利益率: 1.84%
- ROE（過去12か月）: 7.77%
- ROA（過去12か月）: 2.65%
- キャッシュフロー: 営業活動によるCF 926百万円
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
売上高は増加傾向にあり、利益率も安定しています。ROEとROAは比較的高水準を維持しています。
株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
配当利回りは0.00%、配当性向も0.00%と、配当を行っていません。
自社株買いなどの株主還元策:
自社株買いの情報は提供されていません。
株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
直近10日間の株価は下降傾向にあり、特に5月15日以降は下落が顕著です。
株価への影響を与える要因:
減損損失の特別損失計上や、業績予想の悪化などが影響を与えています。
総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
エスクリはブライダルサービスと建築不動産サービスを主要事業とし、提携先との連携により事業拡大を目指しています。財務面では安定した収益と利益を維持していますが、株価は52週高値から大きく下落しており、割安な水準にあります。投資家への配当は行っていませんが、将来の配当予想も立っていません。株価の動向は減損損失や業績予想の悪化に影響されており、市場環境の不透明さも考慮する必要があります。
企業情報
| 銘柄コード | 2196 |
| 企業名 | エスクリ |
| URL | http://www.escrit.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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