1. 企業情報
- 企業名: 重松製作所 (Shigematsu Works Co., Ltd.)
- 概要: 防護用具を製造・販売する企業。主な製品には防毒マスク、自給式呼吸器、防塵マスク、安全メガネ、安全帯などがある。産業用防毒マスクで首位のシェアを誇り、官公庁向けの実績がある。
- 設立年月日: 1942年3月17日
- 代表者名: 重松 宣雄
- 住所: 〒114-0024 東京都北区西ケ原1-26-1
- 従業員数: 不明
- 平均年齢: 41.7歳
- 平均年収: 5,720千円
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内でのポジション: 産業用防毒マスクで首位のシェアを誇り、防塵用や自給式呼吸器も扱う。
- 競争優位性: 高い市場シェアと官公庁向けの実績がある。
- 課題: 業界の競争が激しいこと、材料費や労務費の上昇によるコスト増加。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: 中期経営計画の具体的な施策や重点分野についての詳細は提供されていない。
- 中期経営計画: 進捗状況や目標達成の可能性についての記載なし。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 主に製品の販売による収益モデル。
- 市場ニーズへの適応力: 化学物質対策におけるリスクアセスメント対象物質に対する保護具の需要が見込まれる。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 詳細な技術開発の動向についての情報は提供されていない。
- 主力製品: 産業用防毒マスク、自給式呼吸器、防塵マスクなど。
6. 株価の評価
- 株価: 776円
- EPS（会社予想）: 115.31
- BPS（実績）: 1,204.45
- PER（会社予想）: 6.73倍
- PBR（実績）: 0.64倍
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は762円から787.76円の間で推移しており、50日移動平均線787.76円、200日移動平均線799.49円を下回っている。
- 高値圏か安値圏か: 現在の株価は50日移動平均線と200日移動平均線を下回っており、安値圏にあると判断される。
8. 財務諸表分析
| 指標 | 2024年3月期 | 2023年3月期 | 2022年3月期 | 2021年3月期 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 12,995百万円 | 12,876百万円 | 11,919百万円 | 12,700百万円 |
| 営業利益 | 784百万円 | 965百万円 | 605百万円 | 823百万円 |
| 経常利益 | 1,097百万円 | 800百万円 | 589百万円 | 651百万円 |
| 当期純利益 | 584百万円 | 748百万円 | 589百万円 | 651百万円 |
| ROE（実績） | 9.26% | 11.83% | 8.82% | 9.88% |
| 自己資本比率（実績） | 47.5% | 51.5% | 50.0% | 51.0% |
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 1.93%
- 1株配当（会社予想）: 15.00円
- 配当性向: 13.11%
- 自社株買い: 自己株式数88,636株（自己資本比率への影響を考慮）
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近の変動傾向: 直近10日間の株価は横ばいからわずかな上昇傾向。
- 株価への影響を与える要因: ウクライナ情勢、中東情勢、為替相場、米国の関税措置、世界的なインフレ・経済減速懸念。
11. 総評
重松製作所は産業用防毒マスクで高い市場シェアを誇る企業であり、官公庁向けの実績がある。技術革新の詳細は不明だが、主力製品は安定している。財務面ではROEが高い水準を維持しており、株主還元も積極的に行われている。株価は安値圏にあり、テクニカル分析から見ると買い時かもしれない。しかし、外部環境の不確実性や競争環境に注意が必要である。
企業情報
| 銘柄コード | 7980 |
| 企業名 | 重松製作所 |
| URL | http://www.sts-japan.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
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