2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
カルビー株式会社の2025年3月期第3四半期決算短信について、個人投資家向けに以下の通りまとめました。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: カルビー株式会社 (コード番号: 2229)
- 主要事業分野: 食品製造販売事業
- 代表者名: 代表取締役社長兼CEO 江原 信
- 報告概要:
- 提出日: 2025年2月6日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2024年12月31日 (第3四半期連結累計期間)
- セグメント:
- 各事業セグメントの名称と概要:
- 同社グループの報告セグメントは「食品製造販売事業」のみの単一セグメントです。当該セグメントは国内事業と海外事業に分類されます。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 133,929,800株 (2025年3月期 第3四半期末、自己株式を含む)
- 今後の予定:
- IRイベント: 2025年2月6日(木)に機関投資家・アナリスト向けの電話会議を開催する予定です。この説明会の音声については、開催後同社ホームページに掲載される予定です。
財務指標
- 財務諸表(2025年3月期 第3四半期連結累計期間)の要点:
- 損益計算書:
- 売上高: 243,777百万円 (前年同期比 +7.2%)
- 営業利益: 25,249百万円 (前年同期比 +6.5%)
- 経常利益: 26,395百万円 (前年同期比 +1.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 18,352百万円 (前年同期比 +6.9%)
- 貸借対照表 (2024年12月31日時点):
- 総資産: 316,591百万円 (前連結会計年度末比 +24,432百万円)
- 純資産: 215,546百万円 (前連結会計年度末比 +14,460百万円)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 8,922百万円の純収入
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: 31,028百万円の純支出
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: 11,264百万円の純収入
- 現金及び現金同等物の四半期末残高: 27,637百万円 (前連結会計年度末比 -10,081百万円)
- 収益性:
- 1株当たり四半期純利益: 146.92円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 64.9% (前連結会計年度末比 -0.8ポイント)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 10.4% (前年同期比0.1ポイント低下)
- 財務の解説:
- 当第3四半期連結累計期間の売上高は、国内事業、海外事業ともに伸長しました。国内事業は価格改定効果に加え、スナック菓子、シリアル食品が伸長しました。海外事業は欧米が伸長しました。
- 営業利益については、国内事業、海外事業ともに増益となりました。国内事業では、円安等によるコスト高騰に対し価格・規格改定と効果的なマーケティング施策により堅調な販売を継続しました。海外事業は、中華圏中心にアジア・オセアニアが利益を牽引しました。
- 総資産の増加は、主にせとうち広島工場の建設など有形固定資産の増加によるものです。負債の増加は、長期借入金の増加が主な要因です。純資産の増加は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加が主な要因です。
- 営業活動によるキャッシュ・フローの増加は、前連結会計年度末が銀行休業日だったことによる入金ずれの解消などが背景にあります。投資活動によるキャッシュ・フローの純支出増加は、主に有形固定資産の取得による支出増加によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローの純収入減少は、長期借入れによる収入が減少したことによるものです。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期 期末配当実績: 56.00円
- 2025年3月期 年間配当予想: 58.00円
- 特別配当の有無:
- 直近に公表されている配当予想からの修正の有無は「無」と記載されており、特別配当の言及はありません。
セグメント別情報
- セグメント別状況 (食品製造販売事業):
- 国内食品製造販売事業
- 売上高: 183,582百万円 (前年同期比 +6.5%)
- 国内スナック菓子: 169,289百万円 (前年同期比 +5.6%)
- ポテトチップス: 77,403百万円 (前年同期比 +5.0%)
- じゃがりこ: 35,917百万円 (前年同期比 +7.9%)
- その他スナック: 55,967百万円 (前年同期比 +5.1%)
- 国内シリアル食品: 22,721百万円 (前年同期比 +16.6%)
- 国内その他: 12,223百万円 (前年同期比 +6.6%)
- 海外食品製造販売事業
- 売上高: 60,194百万円 (前年同期比 +9.4%)
- 欧米(北米、英国)はともに売上が伸長しました。
- アジア・オセアニアは、インドネシア、オーストラリア/ニュージーランド、タイ等の増収により売上が増えましたが、中華圏は不調が続きました。
- セグメント戦略:
- 国内スナック菓子: 「うすしお味」等の定番品や「堅あげポテト」、「ポテトチップスザ厚切り」、「ポテトチップス超薄切り」などが堅調に推移しました。「じゃがりこ」は強い需要に対応するため定番品に集中しました。「その他スナック」では、「クリスプ」や土産用製品、「かっぱえびせん」が伸長しました。
- 国内シリアル食品: オリジナルや糖質オフ等の定番品が伸長を継続し、企画品の貢献もありました。
- 国内その他: 2023年4月にサービス提供を開始した「Body Granola」が伸長しました。
- 海外食品製造販売事業:
- 欧米: 北米では「Harvest Snaps」や日本発ブランドの「かっぱえびせん」等の販売が伸長し、スナック菓子の受託製造販売も増収に寄与しました。英国では生地スナックの販売が増加しました。
- アジア・オセアニア: 中華圏はEコマース販売の減少などにより減収となりましたが、インドネシアは生産ライン拡張により「Guribee」が堅調に推移し、タイでは営業体制強化や「かっぱえびせん」のリニューアルにより国内販売が増加しました。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 同社グループは、成長戦略「Change 2025」に基づき、2024年3月期から2026年3月期の3ヵ年で創出する営業活動によるキャッシュ・フローと、手元資金や借入金を活用する計画です。計画では成長投資、効率化投資、株主還元への資金支出が示されています。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期通期の連結業績予想は、2024年11月1日に発表された内容から変更はありません。
- 売上高: 323,000百万円 (対前期増減率 +6.6%)
- 営業利益: 29,500百万円 (対前期増減率 +8.0%)
- 経常利益: 29,000百万円 (対前期増減率 +6.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 19,500百万円 (対前期増減率 +1.9%)
- 1株当たり当期純利益: 156.10円
- リスク要因:
- 同社資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、同社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいています。実際の業績は、経済情勢等様々な不確定要因により、これらの予想数値と異なる可能性があります。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等が当第1四半期連結会計期間の期首から適用されています。また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益の税務上繰り延べに関する会計処理の見直しに関連する改正も適用されています。これらの会計方針の変更による四半期連結財務諸表への影響はありません。
- その他:
- 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更や、四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用、会計上の見積りの変更・修正再表示はありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2229 |
企業名 | カルビー |
URL | http://www.calbee.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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