決算短信：高圧ガス工業（4097）

令和７年３月期　決算短信[日本基準]（連結）

個人投資家の皆様へ
高圧ガス工業株式会社の令和7年3月期決算短信について、以下の通りまとめました。

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 高圧ガス工業株式会社
  • 主要事業分野: ガス事業、化成品事業、その他事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 黒木 幹也
• 報告概要:
  • 提出日: 令和7年5月15日
  • 対象会計期間: 令和6年4月1日～令和7年3月31日（令和7年3月期）
• セグメント:
  • ガス事業: 溶解アセチレン、その他工業ガス（酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、LPガス、特殊ガス、混合ガス）、溶接溶断関連機器（溶接機、溶接棒等）、容器、設備賃貸等
  • 化成品事業: 接着剤（合成樹脂系接着剤）、塗料、化成品関連原材料、設備賃貸等
  • その他事業: LSIカード、RFID、電子ペーパー表示機、食品添加物等
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 55,577,526株（期末発行済株式数。自己株式373,956株を含む）
  • 時価総額: — (情報なし)
• 今後の予定:
  • 定時株主総会: 令和7年6月24日
  • 配当支払開始予定日: 令和7年6月25日
  • 有価証券報告書提出予定日: 令和7年6月23日
  • 決算説明会: 機関投資家・アナリスト向けに開催予定

財務指標

• 財務諸表（連結）:
  • 損益計算書要点:
    • 売上高は前年同期比で増加したが、経常利益は微減となりました。原材料価格の高騰が事業収益に影響を与えています。
    • 特別利益として投資有価証券売却益が大幅に増加しました。
  • 貸借対照表要点:
    • 総資産、純資産ともに増加し、自己資本比率も向上しています。
    • 流動資産は増加し、固定資産も増加しました。
  • キャッシュフロー計算書要点:
    • 営業活動によるキャッシュ・フローは減少したものの、投資活動によるキャッシュ・フローの流出は減少。
    • 財務活動によるキャッシュ・フローは流出に転じ、主に配当金の支払いが影響しました。
    • 期末の現金及び現金同等物は増加しました。
• 収益性:
  • 売上高: 98,983百万円 (前期比 +6.1%)
  • 営業利益: 5,969百万円 (前期比 +4.0%)
  • 経常利益: 6,642百万円 (前期比 △0.2%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,784百万円 (前期比 +6.2%)
  • 1株当たり当期純利益: 86.68円 (前期は81.57円)
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 64.1% (前期 63.0%)
  • 負債比率: 54.3% (負債合計43,302百万円 / 純資産合計79,692百万円)
  • 流動比率: 219.3% (流動資産64,644百万円 / 流動負債29,468百万円)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率の推移: 令和7年3月期 6.0%、令和6年3月期 6.1%
• セグメント別:
  • 利益貢献度: ガス事業が全体の営業利益の大部分を占めており、高い貢献度を示しています。化成品事業は営業利益が減少しました。
• 財務の解説:
  • 業績の背景:
    • 国内経済は緩やかな回復基調にある中、中国経済の先行き懸念やエネルギー・原材料価格の高止まりにより、先行き不透明な状況が続きました。
    • ガス事業: 溶解アセチレンは需要減少も、その他工業ガス（酸素、窒素、アルゴンなど）、溶接溶断関連機器、容器の需要が増加したことにより、売上高・営業利益ともに増加しました。
    • 化成品事業: 円安やナフサ価格高騰による原材料価格上昇が続く厳しい環境でした。甲賀工場の新設による生産体制増強を行いましたが、初期投資の影響により営業利益は減少しました。接着剤は価格改定により売上増、塗料は需要低迷、エアゾール製品は伸長しました。
    • その他事業: LSIカード関連と食品添加物の需要が増加し、売上高・営業利益ともに増加しました。
  • 財政状態の背景:
    • 資産合計は増加し、特に現金及び預金、電子記録債権、棚卸資産の増加が流動資産の増加に寄与。有形固定資産の取得も影響しました。
    • 負債合計は減少。主に支払手形及び買掛金や繰延税金負債の減少が影響しました。
    • 純資産合計は利益剰余金の増加により増加しました。

配当

• 配当実績と予想:
  • 令和6年3月期: 中間配当 9.00円、期末配当 11.00円、年間配当 20.00円
  • 令和7年3月期 (実績): 中間配当 10.00円、期末配当 10.00円、年間配当 20.00円
  • 令和8年3月期 (予想): 中間配当 20.00円、期末配当 20.00円、年間配当 40.00円

セグメント別情報

• セグメント別状況 (令和7年3月期):
  • ガス事業:
    • 売上高: 73,529百万円 (前期比 +6.5%)
    • セグメント利益: 6,594百万円 (前期比 +7.6%)
    • 収益貢献度: 全体利益の大部分を占める主要な収益源。
  • 化成品事業:
    • 売上高: 21,568百万円 (前期比 +5.1%)
    • セグメント利益: 856百万円 (前期比 △30.9%)
    • 収益構成: 売上高は増加したが、新設工場の初期投資等が影響し利益は減少。
  • その他事業:
    • 売上高: 3,885百万円 (前期比 +3.9%)
    • セグメント利益: 93百万円 (前期比 +279.5%)
    • 収益構成: 需要増加により売上・利益ともに大幅に増加。
• セグメント戦略:
  • ガス事業: 長年の強みを活かし、シリンダーガスビジネスの持続的成長と収益改善を目指し、地域に密着した営業を展開。
  • 化成品事業: さらなる生産体制の増強（甲賀工場新設）と、環境配慮型製品や高付加価値製品に向けた新しい技術開発に注力。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: — (決算短信には具体的な中期経営計画の進捗に関する記載なし)

競合状況や市場動向

• 競合他社との比較: — (情報なし)
• 市場動向:
  • 全体として、雇用・所得環境の改善により景気回復が予想されるものの、アメリカの政策動向、中国経済の先行き懸念、金融資本市場の変動等による海外景気の下振れリスクにより、先行き不透明な状況が続いています。
  • ガス事業の主要仕向け先である鉄鋼、自動車、建設分野での需要回復は鈍化。
  • 化成品事業においては、円安やナフサ価格の影響による原材料価格の高騰が継続。

今後の見通し

• 業績予想 (令和8年3月期 連結):
  • 売上高: 102,000百万円 (前期比 +3.0%)
  • 営業利益: 6,300百万円 (前期比 +5.5%)
  • 経常利益: 7,100百万円 (前期比 +6.8%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,500百万円 (前期比 △5.9%)
  • 1株当たり当期純利益: 80.96円
• リスク要因: 本業績予想は現時点で入手可能な情報に基づき算定されており、実際の業績は様々な要因によって予想と異なる可能性があります。外部要因としては、アメリカの政策動向、中国経済の先行き懸念、金融資本市場の変動による海外景気の下振れリスクなどが挙げられています。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用を開始しましたが、連結財務諸表への影響は軽微です。
  • 有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法に変更しました。この変更により、当連結会計年度の営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益はそれぞれ8億13百万円増加しました。
• その他: — (特筆すべき重要な告知や今後のイベントに関する記載はなし)

本資料は、提供された決算短信に基づいて作成された情報であり、特定の金融商品に対する投資の勧誘や助言を目的としたものではありません。投資判断は、利用者ご自身の責任において行ってください。本資料の情報は正確性を期していますが、その完全性や正確性を保証するものではありません。また、本資料の内容は予告なく変更される場合があります。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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