令和6年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: フジプレアム株式会社
- 主要事業分野:
- 精密貼合及び高機能複合材部門(タッチパネルセンサー基板、液晶ディスプレイ用部材等の生産、自動車部品の製造販売)
- 環境住空間及びエンジニアリング部門(太陽電池モジュール、太陽光発電システム関連商品、断熱用・飛散防止用のフィルムラミネートガラスの製造・販売、梱包・包装資材の販売、物流関係業務及びメカトロニクス事業)
- 代表者名: 松本倫長(代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 令和6年5月15日
- 対象会計期間: 令和5年4月1日から令和6年3月31日
- セグメント:
- 精密貼合及び高機能複合材部門: タッチパネルセンサー基板、液晶ディスプレイ用部材等の生産、自動車部品の製造販売。
- 環境住空間及びエンジニアリング部門: 太陽電池モジュール、太陽光発電システム関連商品、断熱用・飛散防止用のフィルムラミネートガラスの製造・販売、梱包・包装資材の販売、物流関係業務及びメカトロニクス事業。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 29,786,400株
- 今後の予定:
- 株主総会: 令和6年6月26日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産は18,436百万円(前期比1,602百万円増)。
- 流動資産は9,385百万円(前期比1,340百万円増)。
- 固定資産は9,051百万円(前期比262百万円増)。
- 負債は8,493百万円(前期比1,198百万円増)。
- 純資産は9,943百万円(前期比404百万円増)。
- 損益計算書:
- 売上高は13,248百万円(前期比19.3%減)。
- 営業利益は686百万円(前期比19.7%減)。
- 経常利益は742百万円(前期比15.1%減)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は524百万円(前期比25.8%減)。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは1,598百万円の収入(前期は1,166百万円の収入)。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは372百万円の支出(前期は69百万円の支出)。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは234百万円の収入(前期は703百万円の支出)。
- 現金及び現金同等物の期末残高は5,168百万円(前期末比1,471百万円増)。
- 収益性:
- 売上高: 13,248百万円(対前期増減率 -19.3%)
- 営業利益: 686百万円(対前期増減率 -19.7%)
- 経常利益: 742百万円(対前期増減率 -15.1%)
- 純利益: 524百万円(対前期増減率 -25.8%)
- 1株当たり利益: 18.36円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 53.3%
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 5.2% (前年5.2%)
- セグメント別:
- 精密貼合及び高機能複合材部門: 売上高8,295百万円、営業利益135百万円。
- 環境住空間及びエンジニアリング部門: 売上高4,952百万円、営業利益545百万円。
- 財務の解説:
- 売上高、営業利益、経常利益、純利益ともに前年同期比で減少。
- 売上高の減少は、車載関連やエレクトロニクス関連の受注環境の厳しさ、新興国勢力の台頭、為替の影響、自動車メーカーの品質不正問題などが要因。
- 純資産は利益剰余金の増加により前期比で増加。
- キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが増加し、財務活動によるキャッシュ・フローもプラスに転換。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00円
- 期末配当: 6.00円
- 年間配当: 6.00円
- 1株当たり年間配当予想(令和7年3月期): 6.00円
- 特別配当の有無: 特記事項なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 精密貼合及び高機能複合材部門:
- 売上高: 8,295百万円(前年同期比27.2%減)
- 営業利益: 135百万円(前年同期比47.5%減)
- 環境住空間及びエンジニアリング部門:
- 売上高: 4,952百万円(前年同期比1.3%減)
- 営業利益: 545百万円(前年同期比7.7%減)
- セグメント戦略:
- 精密貼合及び高機能複合材部門: ディスプレイ・タッチパネル市場の拡大傾向が続く中、最先端生産設備の開発・導入による生産高度化、難易度の高い用途製品の受注・開発に注力。自動車関連ビジネスでは、電動化・自動化の進展に伴う新たな部品ニーズに対応するため、株式会社東陽社製作所との連携を拡大。
- 環境住空間及びエンジニアリング部門: 太陽光電池の国内市場の厳しい状況に対応するため、コスト削減を進めながらOEM供給に注力。子会社のプレマテック株式会社での半導体液晶関連向け製造装置の受注が順調に推移しており、省人化・省エネルギー化設備の受注にも注力。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 強みである「精密貼合技術」並びに「メカトロニクス技術」を活用した複合化ビジネスを推進。車載関連等のマーケットを中心に、ディスプレイ・タッチパネル市場の更なる開拓、新たな技術を取り入れた複合化製品の開発、株式会社東陽社製作所での部品製造販売の強化等を推進。プレマテック株式会社の機械製造技術を活用した販路拡大、ロボット市場、環境住空間ビジネスでの市場開拓、新規分野の開拓により業績伸長を目指す。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は新型コロナウイルス感染症法上の分類変更後、サービス消費回復に支えられ景気回復基調。しかし、年度後半は高インフレや海外経済の減速、自動車メーカーの品質不正問題、能登半島地震等が景気減速要因。
- ディスプレイ・タッチパネル市場はデジタル化により拡大基調だが、新規参入企業の増加や海外企業の躍進により競争は激化。外国為替の影響で完成品メーカーの商流見直しも発生。
- 太陽電池の国内市場は制度変更や海外メーカー台頭により厳しい状況が継続。
- 国内では円安による輸入品価格の上昇、長期金利の上昇が懸念材料。世界経済では政権移行や地域紛争が懸念。
今後の見通し
- 業績予想: 令和7年3月期(通期)
- 売上高: 13,028百万円(対前期増減率 -1.7%)
- 営業利益: 528百万円(対前期増減率 -23.0%)
- 経常利益: 550百万円(対前期増減率 -25.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 382百万円(対前期増減率 -27.2%)
- 1株当たり当期純利益: 13.37円
- リスク要因: 為替変動、原材料価格変動、競争激化、地政学的リスク。
重要な注記
- 会計方針: 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更はなし。
- その他: 令和6年3月13日付で株式会社東陽社製作所の株式を取得し、子会社化。連結範囲に含めているが、今連結会計年度の業績には含まれていない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4237 |
企業名 | フジプレアム |
URL | http://www.fujipream.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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