2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本新薬株式会社
- 主要事業分野: 医薬品事業、機能食品事業
- 代表者名: 中井 亨 (代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月8日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日 (2025年3月期 連結決算)
- セグメント:
- 医薬品事業: 泌尿器科系治療剤、血液がん治療剤、難病・希少疾患治療剤、婦人科系治療剤の生産・販売
- 機能食品事業: 健康食品素材、品質安定保存剤、プロテイン製剤、サプリメントの生産・販売
- 発行済株式:
- 発行済株式数 (期末): 70,251,484株 (自己株式を含む)
- 自己株式数 (期末): 2,872,839株
- 期中平均株式数: 67,352,550株
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月27日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月30日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月24日
- 決算補足説明資料作成の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 有 (機関投資家、証券アナリスト、報道関係者向け)
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 貸借対照表:
- 資産合計: 283,637百万円 (前期比20,233百万円増加)
- 負債合計: 36,297百万円 (前期比6,572百万円減少)
- 資本合計 (親会社所有者帰属持分): 247,028百万円 (前期比26,804百万円増加)
- 損益計算書:
- 売上収益: 160,232百万円 (前期比8.1%増)
- 営業利益: 35,450百万円 (前期比6.5%増)
- 税引前利益: 36,135百万円 (前期比7.5%増)
- 当期利益: 32,560百万円 (前期比25.9%増)
- 親会社所有者に帰属する当期利益: 32,558百万円 (前期比25.9%増)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュフロー: 36,126百万円の収入 (前期は16,289百万円の収入)
- 投資活動によるキャッシュフロー: ▲28,877百万円の支出 (前期は▲9,921百万円の支出)
- 財務活動によるキャッシュフロー: ▲9,902百万円の支出 (前期は▲9,719百万円の支出)
- 現金及び現金同等物期末残高: 55,241百万円 (前期比2,852百万円減少)
- 収益性:
- 売上高: 160,232百万円 (前年同期比8.1%増)
- 営業利益: 35,450百万円 (前年同期比6.5%増)
- 経常利益: 36,135百万円 (前年同期比7.5%増)
- 純利益: 32,558百万円 (前年同期比25.9%増)
- 1株当たり利益: 483.40円 (前年同期は383.82円)
- 財務安全性:
- 自己資本比率 (親会社所有者帰属持分比率): 87.1% (前年同期は83.6%)
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 22.1% (前年同期は22.5%)
- セグメント別:
- セグメント別利益貢献度: 医薬品事業が33,542百万円、機能食品事業が1,269百万円
- 財務の解説:
- 売上収益の増加は、主要製品の伸長と新製品の寄与による。
- 利益面では、増収および売上構成の改善により売上原価率が低下し、営業利益、税引前利益、親会社所有者に帰属する当期利益がいずれも増益となった。
- 営業キャッシュフローは大幅に改善し、投資活動によるキャッシュフローは無形資産の取得が主要因で支出が増加した。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 中間配当62.00円、期末配当62.00円、年間合計124.00円 (予想通り)
- 2026年3月期 (予想): 中間配当62.00円、期末配当62.00円、年間合計124.00円
- 特別配当の有無: — (特別配当に関する記載なし)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- 医薬品事業: 売上収益138,654百万円 (前年同期比10.8%増)、セグメント利益33,542百万円
- 「ウプトラビ」、「ビルテプソ」、海外ロイヤリティ収入が伸長。
- 「ビキセオス」が寄与。
- 機能食品事業: 売上収益21,577百万円 (前年同期比6.8%減)、セグメント利益1,269百万円
- サプリメントの売上は増加したが、プロテイン製剤等の売上が減少した。
- セグメント戦略:
- 医薬品事業: 新製品群や海外ロイヤリティ収入の伸長により増収を見込んでいる。
- 機能食品事業: 新製品開発・投入に一層注力し、重点品目への取組み強化により増収を見込んでいる。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 企業価値の最大化を目指し研究開発体制を強化、開発パイプラインの充実、企業体制整備への投資と利益還元のバランスを考慮し、経営基盤強化に努める方針。株主資本配当率(DOE)を勘案し安定配当を維持する方針。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との比較に関する具体的なデータは提供された情報にはない。
- 市場動向: 医薬品業界では薬価改定や後発品使用促進策などによる厳しい環境が継続。機能食品事業では健康志向の高まりによりニーズが強いが、運送コストや原材料価格の高騰が課題。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期 (予想):
- 売上収益: 173,000百万円 (対前期比8.0%増)
- 営業利益: 30,000百万円 (対前期比15.4%減)
- 税引前利益: 30,600百万円 (対前期比15.3%減)
- 親会社所有者に帰属する当期利益: 24,000百万円 (対前期比26.3%減)
- 1株当たり利益: 356.20円
- リスク要因:
- 研究開発に関するリスク: 新薬候補品の開発中断、承認遅延、臨床試験結果、競合品の上市、想定した有効性・安全性が得られない可能性など。特にDMD治療薬の開発は複数のリスクを抱える。
- 知的財産権に関するリスク: 特許侵害、有効性に関する係争、損害賠償、事業中止のリスク。
- 訴訟に関するリスク: 副作用、製造物責任、環境、労務、公正取引等に関する訴訟リスク。
- 副作用に関するリスク: 予期せぬ副作用発生による販売中止、製品回収、社会的信用の毀損。
- 製品品質に関するリスク: 品質問題による健康被害、回収、賠償、欠品、社会的信用の毀損。
- 医療費抑制策等の行政動向に関するリスク: 薬価引き下げ、ジェネリック医薬品使用促進策の推進、その他の規制強化。
- サプライチェーンに関するリスク: 自然災害、パンデミック、事故、国際紛争等による供給遅延・停止、サプライヤーの法令遵守、人権尊重、環境対応に関するリスク。
- 金融市況及び為替の動向に関するリスク: 株価変動、金利変動、外国為替変動による資産価値下落や為替変動リスク。
- ITセキュリティ及び情報管理に関するリスク: コンピュータウィルス感染、サイバー攻撃、システム停止、機密情報漏洩。
- 大規模災害等に関するリスク: 地震、気候変動、火災等による事業所の閉鎖、生産活動の停滞・遅延、サプライチェーンの寸断。
- コンプライアンスに関するリスク: 法令・自主規範違反、役員・従業員の不正行為による処罰、制裁、社会的信用の毀損。
- 人材の確保と育成に関するリスク: 中長期的に多様な人材を確保・育成できないことによるイノベーション創出阻害、持続的成長の阻害。
重要な注記
- 会計方針: 国際会計基準(IFRS)を任意適用。
- その他: 会計方針の変更、会計上の見積りの変更、連結範囲の重要な変更、自己株式の取得・処理、重要な後発事象については、該当事項はない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4516 |
企業名 | 日本新薬 |
URL | http://www.nippon-shinyaku.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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