決算短信：積水化学工業（4204）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 積水化学工業株式会社
  • 主要事業分野: 住宅、環境・ライフライン、高機能プラスチックス、メディカル
  • 代表者名: 加藤 敬太 (代表取締役社長)
  • (その他に何かあれば追加): 清水 郁輔 (代表取締役専務執行役員)
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年4月28日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日 (2025年3月期 連結)
  • (その他に何かあれば追加): 日本基準
• セグメント:
  • 住宅カンパニー: ユニット住宅の製造、施工、販売、リフォーム、不動産、住生活サービス、まちづくり事業等。
  • 環境・ライフラインカンパニー: 塩化ビニル管・継手、ポリエチレン管・継手、管きょ更生材料および工法、強化プラスチック複合管、塩素化塩ビ樹脂コンパウンド、建材、合成木材等の製造、販売、施工等。
  • 高機能プラスチックスカンパニー: 合わせガラス用中間膜、発泡ポリオレフィン、テープ、液晶用微粒子、感光性材料等の製造、販売等。
  • メディカル事業: 臨床検査薬、医薬品原薬・中間体等の製造、販売等。
  • その他事業: フィルム型リチウムイオン電池および報告セグメントに含まれない製品の製造、販売およびサービス。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数: 444,507,285株 (期末発行済株式数、自己株式を含む)
  • (その他に何かあれば追加): 自己株式数 (期末): 26,963,200株
• 今後の予定:
  • 株主総会: 2025年6月20日 (予定)
  • IRイベント: 決算説明会開催の有無: 有
  • (その他に何かあれば追加): 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月16日、配当支払開始予定日: 2025年6月23日

財務指標

• 財務諸表:
  • 貸借対照表:
  • 総資産: 1,330,786百万円 (前期比 +7,542百万円増)
  • 流動資産: 703,104百万円 (前期比 +17,540百万円増)。現金預金、棚卸資産の増加が主な要因。
  • 固定資産: 627,681百万円 (前期比 -9,997百万円減)。
  • 負債合計: 495,420百万円 (前期比 -6,898百万円減)。前受金の増加に対し、短期借入金や未払法人税等の減少が寄与。
  • 純資産: 835,366百万円 (前期比 +14,441百万円増)。当期純利益81,925百万円の計上、利益剰余金の増加が主な要因。
  • 損益計算書:
  • 売上高: 1,297,754百万円 (前期比 +3.3%増)
  • 営業利益: 107,951百万円 (前期比 +14.4%増)
  • 経常利益: 110,958百万円 (前期比 +4.8%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 81,925百万円 (前期比 +5.1%増)
  • 特別利益: 投資有価証券売却益 14,567百万円など
  • 特別損失: 減損損失 2,788百万円、投資有価証券評価損 512百万円など
  • キャッシュフロー計算書:
  • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 119,231百万円の増加 (前期比 +12,599百万円増)。税金等調整前純利益、減価償却費、前受金増加が主な要因。
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △61,508百万円の減少 (前期比 -42,993百万円減)。有形固定資産取得が主な要因。
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △61,200百万円の減少 (前期比 -8,177百万円減)。配当金支払い、長期借入金返済、自己株式取得が主な要因。
  • 現金及び現金同等物期末残高: 120,895百万円 (前期比 -5,472百万円減)。
• 収益性:
  • 売上高: 1,297,754百万円 (前期比 +3.3%)
  • 営業利益: 107,951百万円 (前期比 +14.4%)
  • 経常利益: 110,958百万円 (前期比 +4.8%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 81,925百万円 (前期比 +5.1%)
  • 1株当たり当期純利益: 195.93円 (前期比 +6.8%)
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 60.7% (前期 59.9%)
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 8.3% (前期 7.5%)
• セグメント別:
  • 営業利益貢献度: 住宅カンパニー314億円、環境・ライフラインカンパニー229億円、高機能プラスチックスカンパニー612億円、メディカル事業127億円。全セグメントで増益。
• 財務の解説:
  • 当期は、高付加価値品の販売拡大と為替の効果により売上高は過去最高を更新。
  • スプレッド確保と固定費抑制の努力により、各段階利益も過去最高益を更新した。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2025年3月期 期末配当予想: 42.00円 (前回予想から2円増額)
  • 2025年3月期 年間配当予想: 79.00円 (前期比 +5円増配)
  • 2026年3月期 年間配当予想: 80.00円 (中間40円、期末40円)
• 特別配当の有無: 特別配当の記載なし。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 住宅カンパニー: 売上高5,240億円 (前期比 △1.1%減)、営業利益314億円 (前期比 +13.6%増)。新築住宅売上棟数は前期を下回ったものの、リフォーム事業等の拡大により増益。
  • 環境・ライフラインカンパニー: 売上高2,404億円 (前期比 +2.4%増)、営業利益229億円 (前期比 +3.7%増)。重点拡大製品の販売伸長により増収、3期連続で過去最高益を更新。
  • 高機能プラスチックスカンパニー: 売上高4,473億円 (前期比 +8.3%増)、営業利益612億円 (前期比 +20.2%増)。高機能品の販売拡大、為替効果により大幅増益、過去最高益を更新。
  • メディカル事業: 売上高991億円 (前期比 +7.1%増)、営業利益127億円 (前期比 +16.8%増)。検査需要の取り込み、医療事業の受注堅調により増収、過去最高益を更新。
• セグメント戦略:
  • 住宅カンパニー: スマート&レジリエンスの訴求、エリア別商品戦略強化、デザイン向上を図るマーケティング活動を強化。
  • 環境・ライフラインカンパニー: 重点拡大製品の拡販、海外売上拡大、新値定着。
  • 高機能プラスチックスカンパニー: 高機能品の拡販。米国の関税政策や為替変動を注視し、販売価格への反映やアロケーション推進などの対策を速やかに実施。
  • メディカル事業: 国内外での検査事業の新規顧客獲得推進、医療事業での新規受注獲得に注力。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 長期ビジョン「Vision 2030」のもと、中期経営計画「Drive2.0- The 2nd phase for 2030-」を推進。「持続的成長」と「仕込み充実」を方針とし、①戦略的創造、②現有事業強化、③ESG経営基盤強化に取り組むことで企業価値向上を図る。
  • 2026年3月期の連結業績予想は、中期経営計画通りの営業利益1,150億円を見込む。

競合状況や市場動向

• 市場動向: 国内の新築住宅市況、自動車生産、スマートフォン出荷などグローバル市況は低調に推移したが、高付加価値品の販売拡大、為替の効果により売上を拡大。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2026年3月期 連結業績予想:
  • 売上高: 1,364,500百万円 (前期比 +5.1%増)
  • 営業利益: 115,000百万円 (前期比 +6.5%増)
  • 経常利益: 116,600百万円 (前期比 +5.1%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 82,000百万円 (前期比 +0.1%増)
  • 業績予想の差異: 過去最高売上高・各段階利益を更新し、中期計画通りの営業利益1,150億円、各段階利益の過去最高益を更新を目指す。
• リスク要因:
  • 米国の政策による関税や為替の変動。販売価格への反映や追加CR・固定費抑制などの対策を継続し、影響の最小化を図る。
  • 物価上昇の影響による地方部での需要回復の鈍化 (住宅カンパニー)。

重要な注記

• 会計方針: 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更なし。
• その他: 期中における連結範囲の重要な変更: 新規4社、除外2社。

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企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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