2024年度(2025年2月期)通期決算説明資料

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: ZUIKO CORPORATION(瑞光株式会社)
    • 主要事業分野: 衛生用品製造機械の製造・販売、コットン製品の製造・販売、個人防護具の製造・販売
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年4月4日
  • 説明者:
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2024年度 (2025年2月期)
  • セグメント:
    • 生理用ナプキン製造機械
    • 小児用紙おむつ製造機械
    • 大人用紙おむつ製造機械
    • その他機械(防護服製造設備を含む)
    • 部品
    • その他(コットン製品の製造・販売など)

業績サマリー

  • 主要指標 (2024年度実績、単位:百万円、1株当たり利益は円):
    • 営業収益 (売上高): 19,950(前年同期比 -8.2%)
    • 営業利益: ▲307 (前年同期比 赤字転落)
    • 経常利益: ▲149 (前年同期比 -1,577百万円)
    • 純利益 (親会社株主に帰属する当期純利益): ▲788 (前年同期比 -2,166百万円)
    • 1株当たり利益: ▲29.78円 (前年同期比 -82.01円)
  • セグメント別状況 (2024年度売上高、単位:百万円):
    • 生理用ナプキン製造機械: 3,109(構成比15.6%)
    • 小児用紙おむつ製造機械: 6,870(構成比34.4%)
    • 大人用紙おむつ製造機械: 6,369(構成比31.9%)
    • その他機械: 398(構成比2.0%)
    • 部品: 2,809(構成比14.1%)
    • その他: 393(構成比2.0%)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 売上は前期比8.2%減少し19,950百万円。中国向け・日本向けの売上減少が主因。
    • 販管費は前期比で626百万円減少したが、売上減少・原価率上昇の影響をカバーできず営業利益は赤字となった。
  • 増減要因:
    • 営業利益:
    • 売上総利益が1,961百万円減少(売上減少と原価率7.9pt悪化が要因)。
    • 原価率悪化要因: 手直し、追加改造の増加、納期の長期化、在庫の評価減。
    • 販管費が626百万円減少(研究開発費の抑制、人件費の減少、貸倒費用の減少など)したが、売上総利益の減少をカバーできなかった。
    • 営業外損益・特別損益:
    • 為替差益が▲172百万円(円安トレンドから円高トレンドへの転換による為替差損の発生)。
    • 固定資産売却益が▲595百万円(不動産売却減)。
    • 投資有価証券売却益が+579百万円。
    • 特別損失として減損損失205百万円(マスク製造機械の評価損など)を計上。
  • リスク要因: 為替変動、COVID-19によるロックダウンの影響(過去の実績参照)、サプライチェーン問題(原材料費、出荷リードタイム)

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 中期経営計画や事業戦略に関する明確な記載はなし。
    • 自己資本の適正化と資本効率向上を目的とした株主還元強化を3ヶ年で実施予定。
  • 進行中の施策:
    • コットン製品の製造事業への進出: 株式会社COTEXを通じてテイメン株式会社より事業譲受。衛生用品の素材としてのコットン製造・機能開発、付加価値向上に貢献。
    • 使用済み紙おむつのリサイクル技術に関する実証実験: 産・官・学と連携し、リサイクル技術を推進。2024年5月に「使用済紙おむつのリサイクル技術推進に関する連携協定」を締結し、2025年2月には「一般廃棄物リサイクル技術推進に関するサーキュラーエコノミーパートナーシップ」を締結。
    • DELTA S.R.L. (現ZUIKO DELTA S.R.L.)の子会社化: 2024年6月にイタリアの衛生用品製造機械メーカーであるDELTA S.R.L.の持分を取得。当社グループとは異なる価格帯での製品展開により、補完関係が期待される。
    • 防護服の自動製造設備への参入決定: 2024年10月に原材料から製品まで一貫で自動製造できる設備の開発・販売に乗り出すことを決定。効率化とユーザーとの協力による改良を目指す。
    • 『リクローザブルタイプ』のおむつ製造機械が大阪発明協会会長賞を受賞: テープとパンツタイプのメリットを活かした新しい「リクローザブルタイプ」のおむつの量産機械を開発。
  • セグメント別施策:
    • コットン製品製造事業:衛生用品の付加価値向上。
    • 防護服製造設備:2025年度から収益貢献開始予定。

将来予測と見通し

  • 業績予想 (2025年度業績予想、単位:百万円、1株当たり利益は円):
    • 売上高: 22,000(前期比 +10.3%)
    • 営業利益: 1,000(前期比 黒字転換)
    • 経常利益: 1,050(前期比 黒字転換)
    • 純利益: 820(前期比 黒字転換)
    • 1株当たり利益: 30.98円
  • 業績予想の根拠:
    • 需要動向は軟調ながら、前期に子会社化したZUIKO DELTA (欧州)の売上が貢献。
    • 原価率を4.7pt改善目標(固定費の切下げ、原材料費や外注費用の見直し、出荷リードタイムの適正化)。
  • 中長期計画:
    • 営業利益率4.5%までの回復を目指す。
    • 連結配当性向30%を目標。自己資本適正化・資本効率向上から、次の3ヶ年は株主還元を強化。
  • マクロ経済の影響: コロナ禍によるロックダウンの影響や為替変動、金利変動は業績に影響を与える要因となり得る。

配当と株主還元

  • 配当方針:
    • 連結配当性向30%を目標とする基本方針は従来通り。
    • 自己資本を適正化し、資本効率を向上させる観点から、次の3ヶ年は株主還元を強化する。
  • 配当実績 (1株当たり配当額、円):
    • 2023年度: 16.20円 (普通配当)
    • 2024年度: 10.00円 (普通配当)
  • 特別配当:
    • 2022年度に特別利益の発生と設立60周年記念を踏まえ、特別配当9.00円を実施し、年間合計25.20円。

製品やサービス

  • 製品:
    • 生理用ナプキン製造機械
    • 小児用紙おむつ製造機械
    • 大人用紙おむつ製造機械
    • 防護服の自動製造設備(開発・販売)
    • 『リクローザブルタイプ』のおむつ製造機械(新技術製品)
  • 協業・提携:
    • 使用済み紙おむつのリサイクル技術に関して、産・官・学連携による実証実験を開始。
    • 防護服製造設備の販売先に対し、マイノリティ出資を実施し、緊密な協力体制を構築。

重要な注記

  • リスク要因: 本資料に掲載されている将来予測に関する情報は、現時点で合理的と判断する一定の前提に基づいているため、実際の結果と大きく異なったり、予告なしに変更される可能性がある。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6279
企業名 瑞光
URL http://www.zuiko.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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