2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社 安永
    • 主要事業分野: エンジン部品、機械装置、環境機器、その他
    • 代表者名: 代表取締役社長 安永 暁俊
    • URL: https://www.fine-yasunaga.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2024年5月14日
    • 対象会計期間: 2023年4月1日 ~ 2024年3月31日(2024年3月期)
  • セグメント:
    • エンジン部品: 自動車のエンジン部品の製造販売
    • 機械装置: 工作機械、ワイヤーソー、検査測定装置等の製造販売
    • 環境機器: エアーポンプ、ディスポーザ等の製造販売
    • その他: 運輸事業、サービス事業
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 12,938,639株 (2024年3月期期末)
    • 自己株式数: 2,635,309株 (2024年3月期期末)
  • 今後の予定:
    • 株主総会: 2024年6月26日開催予定

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 貸借対照表: 総資産は35,111百万円(前期比4.2%増)、純資産は10,917百万円(前期比7.4%増)となりました。自己資本比率は31.1%(前期30.2%)に改善しました。
    • 損益計算書: 売上高は31,946百万円(前期比4.0%減)、営業利益は645百万円(前期比46.2%減)、経常利益は567百万円(前期比57.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は607百万円(前期比53.0%減)となりました。
    • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは3,213百万円(前期は2,024百万円)、投資活動によるキャッシュ・フローは△1,202百万円(前期は△1,242百万円)、財務活動によるキャッシュ・フローは△1,158百万円(前期は△413百万円)となりました。期末の現金及び現金同等物は6,228百万円(前期比11.3%増)となりました。
  • 収益性:
    • 売上高: 31,946百万円 (前期比 4.0%減)
    • 営業利益: 645百万円 (前期比 46.2%減)
    • 経常利益: 567百万円 (前期比 57.8%減)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 607百万円 (前期比 53.0%減)
    • 1株当たり当期純利益: 54.23円 (前期 108.16円)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 31.1% (前期 30.2%)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 2.0% (前期 3.6%)
  • セグメント別:
    • エンジン部品: 売上高 24,289百万円、セグメント利益 804百万円
    • 機械装置: 売上高 3,283百万円、セグメント利益 △206百万円
    • 環境機器: 売上高 4,191百万円、セグメント利益 771百万円
    • その他: 売上高 288百万円、セグメント利益 13百万円
  • 財務の解説:
    • 当連結会計年度は、半導体不足等の供給制約緩和による自動車生産の持ち直しがあったものの、年明け以降の国内車両生産の一時的な変動や、エネルギー・原材料費上昇分の一部価格転嫁、労務費等の固定費負担増加により、エンジン部品事業は売上微増、利益減となりました。
    • 機械装置事業は、顧客の景気動向の見極めによる設備投資の延期や中止、新規設備投資縮小等の影響により減収減益となりました。
    • 環境機器事業は、エアーポンプ、ディスポーザ販売の減少、固定費負担増加により減収減益となりました。
    • これらの結果、全体として売上高、各利益ともに前期を下回りました。
    • 自己株式の取得等により、純資産は増加しましたが、株主資本回転率は低下しました。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期: 期末配当 8.00円 (中間配当 4.00円) → 年間 12.00円
    • 2025年3月期 (予想): 期末配当 5.00円 (中間配当 4.00円) → 年間 9.00円
  • 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • エンジン部品: 売上高 24,289百万円、セグメント利益 804百万円。半導体不足緩和も、国内外での生産調整が影響し、微増ながら利益は減少。
    • 機械装置: 売上高 3,283百万円、セグメント利益 △206百万円。設備投資の延期・中止等により減収減益。
    • 環境機器: 売上高 4,191百万円、セグメント利益 771百万円。販売減、固定費増加により減収減益。
    • その他: 売上高 288百万円、セグメント利益 13百万円。増収増益。
  • セグメント戦略: 各セグメントの具体的な戦略については、本決算短信からは詳細な言及はありませんが、事業内容に沿った運営が行われているものと推察されます。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: — (本決算短信には、中期経営計画に関する具体的な記載はありません。)

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: — (本決算短信には、競合他社との比較に関する記載はありません。)
  • 市場動向:
    • 自動車業界は半導体・部品不足の緩和で回復基調だが、年度末にかけて生産減速。
    • 全体として、ウクライナ情勢、円安等により先行き不透明な状況が継続。

今後の見通し

  • 業績予想 (2025年3月期):
    • 売上高: 31,000百万円 (前期比 3.0%減)
    • 営業利益: 150百万円 (前期比 76.8%減)
    • 経常利益: 200百万円 (前期比 64.8%減)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 50百万円 (前期比 91.8%減)
  • リスク要因: ロシア・ウクライナ情勢の長期化、円安傾向の継続、海外生産の動向、国内景気、顧客の設備投資動向、エネルギー・原材料価格、為替変動など。
    • 特にエンジン部品事業では、海外生産は堅調も、一部顧客からのコスト増回収失効や量産品生産終了影響で売上・利益減を見込む。
    • 機械装置事業も、景況感の低迷から需要が低く、売上・利益減の見通し。
    • 環境機器事業は、住宅着工減でも新型ディスポーザ販売回復等で微増を予想。

重要な注記

  • 会計方針: 日本基準にて連結財務諸表を作成。国際会計基準の適用は、国内外の情勢を考慮して判断。
  • その他:
    • 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更)はなし。
    • 会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示もなし。
    • 決算補足説明資料作成の有無:無。決算説明会開催の有無:無。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7271
企業名 安永
URL http://www.fine-yasunaga.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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