決算短信：ピクセラ（6731）

2025年9月期第2四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社ピクセラ
  • 主要事業分野: AV関連事業、家電事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 藤岡 毅
  • URL: http://www.pixela.co.jp/
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月15日
  • 対象会計期間: 2024年10月1日 ～ 2025年3月31日（中間期）
  • 上場取引所: 東
• セグメント:
  • AV関連事業: TVチューナー周辺ソフトウェア、IoT関連製品（LTEドングル、4GLTEルーター）、テレビキャプチャー関連製品、スマートリングカメラバンドルソフトなど。
  • 家電事業: 「Re・De」ブランド（調理家電、ヘアドライヤー、電気圧力鍋、スマートダストBOX、オーブンレンジ、電気ケトル）、「A-Stage」ブランド（縦型トースター）など。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数（自己株式含む）： 66,715,276株（2025年9月期中間期）
  • 自己株式数： 34,965株（2025年9月期中間期）
  • 期中平均株式数： 39,974,566株（2025年9月期中間期）
• 今後の予定:

財務指標

• 財務諸表（要点）:
  • 貸借対照表: 総資産870,095千円、負債合計319,816千円、純資産合計550,279千円（2025年3月31日現在）。
  • 損益計算書: 売上高494,173千円、営業損失406,628千円、経常損失429,915千円、親会社株主に帰属する中間純損失435,743千円（当中間連結会計期間）。
  • キャッシュフロー計算書: 営業活動によるキャッシュ・フローは637,194千円のマイナス。投資活動によるキャッシュ・フローは27,864千円のプラス。財務活動によるキャッシュ・フローは765,897千円のプラス。期末の現金及び現金同等物は252,145千円。
• 収益性:
  • 売上高: 494,173千円（前年同期比14.4%減）
  • 営業利益: △406,628千円（前年同期は△431,112千円）
  • 経常利益: △429,915千円（前年同期は△432,872千円）
  • 親会社株主に帰属する中間純利益: △435,743千円（前年同期は△471,057千円）
  • 1株当たり中間純利益: △10.90円（2025年9月期中間期）
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 63.1%（2025年3月31日現在）。前連結会計年度末は32.1%。
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: — （営業損失のため）
• セグメント別:
  • AV関連事業: 売上高247,741千円、セグメント損失86,639千円。
  • 家電事業: 売上高246,431千円、セグメント損失87,925千円。
• 財務の解説:
  • 不透明な経営環境の中、構造改革を進め、事業構造の転換を図っている。
  • AV関連事業はTVチューナー関連のニーズ減少により低調。
  • 家電事業は「Re・De」ブランドを中心に売上が堅調に推移し、ブランド価値向上に努めている。
  • 営業活動によるキャッシュ・フローはマイナスが継続しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在する。
  • 新株予約権の行使等により財務体質改善を図っている。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年9月期: 0円（年間）
  • 2025年9月期: 0円（中間配当）、0円（期末配当）、0円（年間配当予想）
• 特別配当の有無: なし

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • AV関連事業: 売上高247,741千円、セグメント損失86,639千円。TVチューナー周辺事業の縮小、IT・AIを活用したスマートホーム製品、ヘルスケア・ウェルネス関連デバイスへのシフトを進めている。
  • 家電事業: 売上高246,431千円、セグメント損失87,925千円。「Re・De」ブランドを中心に、調理家電、理美容家電分野への進出を計画。
• セグメント戦略:
  • AV関連事業: 選択と集中、ウェルネス・ヘルスケア分野へのシフト。
  • 家電事業: ブランドマーケティング強化、SNS活用、顧客ロイヤルティ向上、理美容家電・オーガニック製品分野への進出。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画:
  • 大幅な事業構造の転換を進め、持続的な成長と収益性の向上を目指している。
  • ウェルネス・ヘルスケア分野へのシフト、家電事業におけるブランド強化、新規事業（IoT/AI、スマートホーム、ヘルスケア）への注力を進めている。
  • 継続企業の前提に関する重大な不確実性が言及されており、計画達成には不透明な状況。

競合状況や市場動向

• 市場動向: AV・家電市場の需要低下、テレビ市場の構造的縮小、健康志向・環境意識の高まりによる理美容製品・オーガニック製品市場の成長が分析されている。

今後の見通し

• 業績予想:
  • 2025年9月期の連結業績予想は、現時点で合理的な算定が困難なため「未定」。
  • 今後、業績予想の算定が可能になった時点で速やかに開示する予定。
• リスク要因:
  • ウクライナ情勢の長期化、円安の継続、半導体部品の供給制約、原材料費・物流費の高騰。
  • AV・家電市場の需要低下、テレビ市場の構造的縮小。
  • 新株予約権の行使状況や今後の経済情勢による収益計画どおりの改善が見られない可能性。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「1株当たり中間純利益」の算定において、株式併合の影響を考慮している。
• その他:
  • 第2四半期（中間期）決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外。
  • 継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在する。

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