決算短信：アネスト岩田（6381）

2025年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業名: アネスト岩田株式会社
• 主要事業分野: 圧縮機、真空機器、塗装機器・設備の製造販売
• 代表者名: 代表取締役社長執行役員 三好 栄祐
• 報告概要:
  • 提出日: 2025年5月9日
  • 対象会計期間: 2024年4月1日～2025年3月31日 (2025年3月期)
• セグメント:
  • 日本: 圧縮機、真空機器、塗装機器・設備の製造販売
  • 欧州: 圧縮機、真空機器、塗装機器・設備の製造販売
  • 米州: 圧縮機、真空機器、塗装機器・設備の製造販売
  • 中国: 圧縮機、真空機器、塗装機器・設備の製造販売
  • その他: 台湾、インド、タイ、韓国、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、南アフリカなどの地域での事業活動
• 発行済株式:
  • 発行済株式数 (普通株式): 41,745,505株 (2025年3月期期末)
  • 時価総額: — (決算短信に直接記載なし)
• 今後の予定:
  • 決算発表: (本決算短信が発表済み)
  • 株主総会: 2025年6月25日開催予定
  • IRイベント: (記載なし)

財務指標

• 財務諸表の要点:
  • 損益計算書:
    • 売上高: 54,411百万円 (前期比1.8%増)
    • 営業利益: 5,903百万円 (前期比4.4%減)
    • 経常利益: 7,139百万円 (前期比10.6%減)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,276百万円 (前期比13.3%減)
  • 貸借対照表:
    • 総資産: 69,202百万円 (前期比4.6%増)
    • 純資産: 53,561百万円 (前期比7.0%増)
    • 自己資本比率: 67.7% (前期比0.9ポイント上昇)
  • キャッシュ・フロー計算書:
    • 営業活動によるキャッシュ・フロー: 9,746百万円 (前期比44.0%増)
    • 投資活動によるキャッシュ・フロー: △3,255百万円 (前期比158.2%増の支出増)
    • 財務活動によるキャッシュ・フロー: △3,932百万円 (前期比9.7%増の支出増)
    • 現金及び現金同等物期末残高: 17,686百万円 (前期比21.1%増)
• 収益性:
  • 売上高: 54,411百万円 (前期比1.8%増)
  • 営業利益: 5,903百万円 (前期比4.4%減)
  • 経常利益: 7,139百万円 (前期比10.6%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,276百万円 (前期比13.3%減)
  • 1株当たり当期純利益: 108.21円
  • ROE: 9.4% (前期比2.3ポイント減)
• 財務安全性:
  • 自己資本比率: 67.7% (前期比0.9ポイント向上)
  • 負債合計: 15,641百万円 (前期比2.7%減)
  • 自己資本: 46,853百万円
• 効率性:
  • 売上高営業利益率: 10.8% (前期11.6%)
• セグメント別:
  • 各セグメントの利益貢献度については、下部「セグメント別情報」を参照。
• 財務の解説:
  • 売上高は、世界経済の減速等により伸び悩んだが、価格改定の浸透や販促キャンペーンの効果等により、小形圧縮機は伸長した。
  • 真空機器は、中国市場の需要縮小などによりポンプ売上が減少した。
  • 塗装機器は、一部堅調なものの、塗装設備では期初受注残をカバーできず売上が減少した。
  • 利益面では、オイルフリー圧縮機の売上減少や、過去のスポット需要の反動減などが影響し、減少となった。
  • 自己資本比率は前期より0.9ポイント上昇し、財務基盤は強化された。
  • 営業活動によるキャッシュ・フローは、持分法適用会社からの配当増加等により大幅に増加した。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年3月期 期末配当: 23円 (上記決算短信より、2025年3月期決算短信では22円としているが、配当金支払額の開示から、2024年3月期は期末配当22円、通期45円となる。2025年3月期は期末配当41円、通期83円の予定。)
  • （※注：決算短信の「2. 配当の状況」では、2024年3月期は中間配当22円、期末配当27円（通期49円）となっている。また、2025年3月期は中間配当22円、期末配当23円（通期45円）となっている。ページによって記載が異なるため、最新の開示情報を確認ください。）
  • 2026年3月期 通期配当予想: 年間配当金 1株当たり83円（DOE7.0～7.5%を目安）
• 特別配当の有無: なし（決算短信に記載なし）

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • 日本: 売上高24,847百万円 (前期比5.6%減)、セグメント利益2,620百万円 (前期比23.6%減)。利益減の主な要因は、真空機器等、利益率の高い製品の売上減少。
  • 欧州: 売上高10,137百万円 (前期比8.1%増)、セグメント利益828百万円 (前期比0.1%減)。利益減の主な要因は、オイルフリー圧縮機の売上減少。
  • 米州: 売上高7,446百万円 (前期比2.6%増)、セグメント利益898百万円 (前期比3.2%減)。利益減の主な要因は、南米におけるオイルフリー圧縮機の売上減少。
  • 中国: 売上高12,567百万円 (前期比1.3%増)、セグメント利益882百万円 (前期比9.1%増)。
  • その他: 売上高9,948百万円 (前期比1.2%減)、セグメント利益1,546百万円 (前期比3.4%減)。
• セグメント戦略:
  • 各地域・製品の特性に応じた戦略を展開。
  • 欧州ではオイルフリー圧縮機の改善のため、販売体制の再構築に着手。
  • 米州では医療市場向けオイルフリースクロール圧縮機の売上増加、新規販路開拓に注力。
  • 中国は、リチウムイオン電池製造関連装置向け真空ポンプ売上が業績を下支えしたが、年度末にかけて需要縮小。塗装設備は納入完了により売上が伸長。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画:
  • 2025年度は新たな中期経営計画に基づき、事業拡大の主軸を海外市場に据え、成長戦略を立案。
  • M&Aを含む多角的な投資を強化し、100周年を節目として、さらに長期的な視点での検討も行う。
  • 2026年3月期連結業績予想は、売上高58,000百万円、営業利益5,550百万円、経常利益6,710百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,150百万円を予想。

競合状況や市場動向 (記載なし)

• 競合他社との比較: (開示資料に記載なし)
• 市場動向: (決算短信の「5.次期の見通し」にて、世界経済は不透明な状況が続くと予想。)

今後の見通し

• 業績予想: 2026年3月期通期業績予想は、売上高58,000百万円、営業利益5,550百万円、経常利益6,710百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,150百万円を予想。
• リスク要因:
  • 事業環境の変化（通商政策、金融市場動向、地政学リスク等）
  • 品質問題による損害発生
  • M&A後の統合プロセスにおける課題
  • 人材確保・育成の課題
  • 労働問題
  • IT投資、情報セキュリティに関するリスク
  • 法規制の変更、法令等違反
  • 知的財産、国際税務、固定資産の減損リスク
  • 予測不能な政治的・経済的変動（自然災害、戦争等）

重要な注記

• 会計方針:
  • 日本基準を採用。
  • 有価証券は、満期保有目的の債券は償却原価法。その他有価証券は、市場価格のない株式等以外は時価法（評価差額は純資産直入法）、市場価格のない株式等は移動平均法による原価法。
  • デリバティブは時価法。
  • 棚卸資産は先入先出法による原価法。
  • 有形固定資産は主に定率法、一部定額法。
  • 無形固定資産は主に定額法。
  • リース資産は、所有権移転外ファイナンス・リース取引について、リース期間を耐用年数とし、利息法で配分。
  • 収益認識は、商品・製品の販売については、顧客への引渡しを履行義務の充足とし、原則として出荷時に認識。一部、代替的取扱いを適用。
  • 外貨建資産・負債は、連結決算日の直物為替相場。収益・費用は期中平均相場。
  • のれんは5～10年の定額法で償却。
• その他:
  • 連結範囲の変更あり（子会社の吸収合併、新規設立子会社の連結範囲への追加）。
  • 取締役及び執行役員に対する業績連動型株式報酬制度「株式給付信託(BBT)」を導入。
  • 自己株式について、株式給付信託（BBT）が保有する株式が期末自己株式数に含まれる。

本サマリーは、提供された決算短信の情報を基に作成されています。投資助言を目的としたものではありません。情報の正確性、完全性、最新性について保証するものではなく、投資判断はご自身の責任において行ってください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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