決算説明：高周波熱錬（5976）

2024年度　決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 高周波熱錬株式会社 (ネツレン)
  • 主要事業分野: IH(誘導加熱)技術を核とした金属製品の製造・受託加工、装置販売
  • 代表者名: 代表取締役社長執行役員 大宮 克己
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年(令和7年)5月23日
  • 説明会形式: オンライン/オフライン — (※提供情報に記載なし)
  • 参加対象: — (※提供情報に記載なし)
• 説明者:
  • 発表者: — (※提供情報に記載なし)
  • 発言概要: — (※提供情報に記載なし)
• 報告期間:
  • 対象会計期間: 2024年度 (2023年4月1日～2024年3月31日)
  • 報告書提出予定日: — (※提供情報に記載なし)
  • 配当支払開始予定日: — (※提供情報に記載なし)
• セグメント:
  • 製品事業部関連: PC鋼棒関連製品、高強度せん断補強筋、高強度ばね鋼線(ITW®)、中空ラックバー、旋回輪(建設機械部品)
  • IH事業部関連: 熱処理受託加工、誘導加熱装置・サービス
  • その他: 賃貸事業ほか

業績サマリー

• 主要指標 (2024年度):
  • 営業収益: 575億63百万円 (前期比 +0.6%)
  • 営業利益: 16億17百万円 (前期比 -0.9%)
  • 経常利益: 23億21百万円 (前期比 -7.6%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 18億15百万円 (前期比 +17.7%)
  • ROE: 3.0% (前期比 +0.4%)
  • ROA: 2.8% (前期比 -0.3%)
  • ROIC: 2.7% (前期比 +0.1%)
• 進捗状況:
  • 第16次中期経営計画 (2024-2026年度) 目標:
  • 売上高: 700億円
  • 営業利益: 46億円
  • 営業利益率: 6.5%
  • ROE: 6.5%以上
  • ROA: 5.5%以上
  • ROIC: 5.5%以上
• セグメント別状況 (2024年度):
  • 売上高:
  • 製品事業部関連: 365億68百万円 (前期比 -0.7%)
  • 土木・建築関連は出荷増、建設機械関連は減少。中空ラックバー・二輪車部品で大幅減収。
  • IH事業部関連: 208億51百万円 (前期比 +3.0%)
  • 自動車業界の受注減少に転じたが、建設機械・工作機械業界の市況低迷の中、装置関係の受注は堅調。
  • その他: 1億43百万円 (前期比 +1.7%)
  • 営業利益:
  • 製品事業部関連: 1億80百万円 (前期比 +45.3%)
  • 建設機械部品等の販売量減少による固定費負担増を、建築案件の増加やコスト転嫁でカバーし増益。
  • IH事業部関連: 13億77百万円 (前期比 -4.9%)
  • 自動車・建設機械・工作機械業界の需要低迷による固定費負担増を装置事業でカバーしきれず減益。

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は、市況低迷による販売量減を価格転嫁と円安でカバーし微増。
  • 営業利益は、販売量減少に伴う生産量低下による固定費負担増で微減。
  • 特別利益として投資有価証券売却益(12億17百万円)、特別損失として固定資産の減損損失(7億12百万円)を計上。
• 増減要因:
  • 売上高増減要因:
  • プラス要因: コスト上昇分の販売価格への転嫁、円安による海外連結子会社の為替換算増収。
  • 営業利益増減要因:
  • プラス要因: 売上高要因(約0.4億円増益)、変動費改善(約2.8億円増益)。
  • マイナス要因: 固定費負担増加(約3.4億円減益)。
• 競争環境: — (※提供情報に記載なし)
• リスク要因: — (※提供情報に記載なし)

戦略と施策

• 現在の戦略 (第16次中期経営計画):
  • スローガン: Aggressive Challenge One NETUREN 2026
  • 趣旨: 成長・進化・躍進へ グループの総智を繋げ積極果敢に挑戦
  • 4つの戦略:
  • 技術開発 | 成長ドライバーの創生:
  • 新規事業の立上げ (M&Aによる成長ドライバー第1号実現)。
  • 国内10拠点 生産設備のネットワーク環境構築、ネツレン独自技術を結合させた複合工法の開発、バッテリー内蔵高周波電源開発、IH熱処理線材フォーミング加工技術開発。
  • 事業拡大 | 成長エンジンの育成:
  • 製品事業部: 太径ITW®の販売量拡大、北海道新幹線向け納入開始、高強度せん断補強筋全自動製造装置開発、ITW®材料疵AI識別/自動研磨ライン開発。
  • IH事業部: 工場再編プロジェクト『REBORN刈谷』始動 (生産能力1.2倍へ増強)、新型ハブ熱処理装置開発、機械加工内製化、熱処理以外への電源用途拡大。
  • グローバル | グローバルマーケットの拡大:
  • 中国軸承 新工場建設開始 (約8億円)、ネツレンインドネシア 第二工場稼働開始 (約9億円)、wire & Tube2024初出展、ネツレンUSA移転によるメンテナンス事業拡大。
  • 人財 | 自発的貢献意欲のある人財の育成:
  • 資本コスト経営/ROIC社内浸透策の実行 (管理職、一般職向け)。
  • 拠点表彰制度(TQM賞)をグループ会社へ拡大。
  • スキルマップ活用、多様な人財の活躍推進。
• 進行中の施策:
  • M&A: (株)ドーケン子会社化 (取得額:19億15百万円)。
  • 設備投資: 2025年度はインドネシア新工場増築、中国新工場建設、刈谷地区工場再編などを計画 (総額65億円)。
  • 研究開発費: 成長ドライバー創生に向け、積極投資を推進。
• セグメント別施策: 各セグメントの項目を参照。

将来予測と見通し

• 業績予想 (2025年度):
  • 売上高: 580億円 (前期比 +1.0%)
  • 土木・建築業界向けは堅調、自動車業界は受注減、建設機械・工作機械業界は低迷継続。円高影響も。
  • 営業利益: 16億円 (前期比 横ばい)
  • 自動車・工作機械・建設機械業界の販売量減少による固定費増はあるが、土木・建築業界での販価改定効果でカバー。
• 中長期計画:
  • 第16次中期経営計画 (2024-2026年度) 目標達成に向けて、各種施策を実行中。
• マクロ経済の影響:
  • 円高の影響が業績に影響。
  • 各業界の市況低迷が継続または見込まれる。

配当と株主還元

• 配当方針:
  • DOE 3.0%→4.0%以上へ変更。
  • 2026年3月期よりDOE4.0%以上へ変更予定。
• 配当実績:
  • 2024年度: 年間51円 (20億円)
  • 2025年度 (計画): 年間67円 (23億円)
• 特別配当: — (※提供情報に記載なし)

製品やサービス

• 製品:
  • 高強度鋼材製品 (PC鋼棒、異形PC鋼棒、高強度せん断補強筋、高強度ばね鋼線(ITW®))
  • 中空ラックバー、旋回輪(建設機械部品)
• サービス:
  • IH熱処理受託加工
  • 誘導加熱装置、誘導加熱電源
• 協業・提携:
  • (株)ドーケンとのM&Aによる協業 (建築用プレキャスト・コンクリート部材)。

重要な注記

• 会計方針: — (※提供情報に記載なし)
• リスク要因:
  • 将来に関する予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づいた見通しであり、不確定要素を含む。実際の業績は業況変化等により異なる場合がある。
• その他:
  • 2024年度の海外調達レートに関する情報あり。
  • 新規子会社(その他)を第2四半期から連結開始、のれん及び取得費用を計上。

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企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。

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