2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日清オイリオグループ株式会社
- 主要事業分野: 油脂、加工食品、ファインケミカル
- 代表者名: 久野 貴久
- 報告概要:
- 提出日: 2025年8月7日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期 (2025年4月1日~2025年6月30日)
- セグメント:
- グローバル油脂・加工油脂事業: 加工油脂、業務用食用油、加工用油脂
- 油脂・油糧および加工食品・素材事業: ホームユース(食用油)、副食用油、加工用油脂、チョコレート関連製品、ウェルネス食品、MCT、レシチン、トコフェロール、食品大豆、大豆たん白
- ファインケミカル事業: 化粧品・トイレタリー原料、化学品、植物性工業油
- その他: 洗剤、殺菌洗浄剤、界面活性剤、情報システム、不動産賃貸など
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 33,716,257株 (2026年3月期第1四半期末)
- 自己株式数: 1,752,791株 (2026年3月期第1四半期末)
- 期中平均株式数: 32,308,364株 (2026年3月期第1四半期)
- 今後の予定:
- 決算発表: 実施済み
- IRイベント: 2025年8月7日(木) アナリスト・機関投資家向け決算説明会開催予定
財務指標
- 財務諸表:
- 損益計算書:
- 売上高: 132,070百万円 (前年同期比 +2.8%)
- 営業利益: 3,763百万円 (前年同期比 -34.4%)
- 経常利益: 3,106百万円 (前年同期比 -39.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 16,639百万円 (前年同期比 +224.6%)
- 1株当たり四半期純利益: 515.01円
- 貸借対照表:
- 総資産: 410,250百万円 (前期末比 +22,008百万円)
- 純資産: 210,277百万円 (前期末比 +12,191百万円)
- 自己資本比率: 48.6% (前期末比 +0.4ポイント)
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるCF: △9,847百万円 (前年同期 624百万円)
- 投資活動によるCF: 3,850百万円 (前年同期 △1,644百万円)
- 財務活動によるCF: 5,712百万円 (前年同期 △791百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高: 14,205百万円 (前期末比 △214百万円)
- 損益計算書:
- 収益性:
- 売上高、営業利益、経常利益は前年同期比で減少。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は、固定資産売却益(特別利益23,162百万円)の計上により大幅に増加。
- 1株当たり四半期純利益は515.01円。
- 財務安全性:
- 自己資本比率は48.6%と、前期末から0.4ポイント上昇し、良好な水準を維持。
- 効率性:
- 売上高営業利益率: 2.8% (前年同期 4.5%)
- セグメント別:
- グローバル油脂・加工油脂事業: 売上高は増加したが、利益は減少。
- 油脂・油糧および加工食品・素材事業:
- 油脂・油糧: 販売単価は上昇したが、価格改定が難航し減収減益。
- 加工食品・素材: 主にチョコレート原料高騰に伴う価格改定により増収増益。
- ファインケミカル事業: 化粧品向け製品の上市等があったものの、販管費増加や為替換算の影響等で減収減益。
- 財務の解説:
- 売上高は増加したが、営業利益、経常利益は下落。これは、主に原材料価格上昇やコスト増による価格改定の難航、消費者の節約志向の高まりなどが影響。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益の増加は、特別利益(固定資産売却益)によるものであり、実質的な事業活動による利益の増加ではない点に留意が必要。
- キャッシュフローは、特別利益の計上等により営業活動CFはマイナスとなった。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 期末配当 90.00円、年間配当 180.00円
- 2026年3月期 (予想): 期末配当 90.00円、年間配当 180.00円
- 特別配当の有無: なし
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- グローバル油脂・加工油脂事業: 売上高 27,669百万円、セグメント利益 496百万円
- 油脂・油糧および加工食品・素材事業: 売上高 99,358百万円、セグメント利益 3,803百万円
- ファインケミカル事業: 売上高 3,735百万円、セグメント利益 407百万円
- ※セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っている。
- セグメント戦略:
- 新中期経営計画「Value UpX」に基づき、各セグメントで戦略を実行。
- グローバル油脂・加工油脂事業では、パーム油相場上昇を背景とした販売単価上昇により増収となったが、時価評価の影響で減益。
- 油脂・油糧では、値上げが難航し減収減益。加工食品・素材では、原料高騰に伴う価格改定で増収増益。
- ファインケミカル事業では、販管費増等で減収減益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画「Value UpX」の目標達成に向け、ROE8.0%以上、ROIC6.0%以上を目指し取り組んでいる。当四半期の業績は、親会社株主に帰属する四半期純利益は大きく増加したが、これは一時的な要因によるものであり、事業活動ベースでの収益性向上は、今後の課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 世界経済は不安定、日本経済は緩やかな回復も、食料品価格上昇による節約志向の高まりが継続。
- 当社グループは、ビジョン2030に基づきCSV目標を成長ドライバーとし、持続的な成長を目指している。
今後の見通し
- 業績予想: 2026年3月期の通期連結業績予想(売上高 550,000百万円、営業利益 21,000百万円、経常利益 19,500百万円、当期純利益 27,500百万円)に変更はない。
- リスク要因:
- 為替変動
- 原材料価格の変動
- 景気後退リスク
- 節約志向の高まり
- 地政学リスク
重要な注記
- 会計方針:
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理(原価差異の繰延処理)を行っている。
- 報告セグメントの区分を「グローバル油脂・加工油脂事業」、「油脂・油糧および加工食品・素材事業」、「ファインケミカル事業」に変更。
- その他:
- 2025年6月17日に自己株式463,400株を取得。
- 添付資料にて、詳細な財務情報、セグメント情報、地域別情報等が開示されている。
本資料は、公開情報に基づき作成されたものであり、投資助言を目的としたものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 2602 |
企業名 | 日清オイリオグループ |
URL | http://www.nisshin-oillio.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
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