2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業名: ウシオ電機株式会社
- 主要事業分野: 光源(ランプ、LED)、光学機器、各種装置などを中心に、幅広い産業分野へソリューションを提供。
- 代表者名: 取締役社長 朝日 崇文
- 提出日: 2025年8月5日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
- セグメント:
- Industrial Process事業:半導体・フラットパネルディスプレイ・一般映像等向け光源・装置
- Visual Imaging事業:プロジェクター用ランプ、映像関連装置
- Life Science事業:ライフサイエンス関連
- Photonics Solution事業:産業用途向けデバイス等
- その他事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):92,500,000株(2026年3月期1Q)
- 時価総額: 記載なし(決算短信に記載されない場合)
- 今後の予定:
- 決算発表: 記載なし(今回の情報のみ)
- 株主総会: 記載なし
- IRイベント: 2025年8月5日(火)に証券アナリスト・機関投資家向け決算説明会を開催予定。
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 損益計算書:
- 売上高: 38,356百万円(前年同期比2.2%増)
- 営業利益: 968百万円(前年同期比182.5%増)
- 経常利益: 1,606百万円(前年同期比10.1%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: ▲2,827百万円(前年同期は297百万円の利益)
- 1株当たり四半期純利益: ▲32.06円(前年同期は2.92円)
- 貸借対照表:
- 総資産: 286,935百万円(前連結会計年度末比103億6千8百万円減少)
- 純資産: 190,888百万円(前連結会計年度末比96億2千1百万円減少)
- 自己資本比率: 66.5%(前連結会計年度末は67.4%)
- キャッシュフロー: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。減価償却費は2,008百万円。
- 損益計算書:
- 収益性:
- 売上高は増加しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は大幅な損失となりました。これは、主にDLT装置関連の先行投資拡大や、円高の影響による為替差損などが要因と考えられます。
- 財務安全性:
- 自己資本比率は66.5%と、前連結会計年度末より若干低下しましたが、引き続き高い水準を維持しています。
- 効率性:
- 総資産回転率、売上高営業利益率の推移に関する具体的な数値は、この決算短信からは判断できません。
- セグメント別:
- Industrial Process事業: 売上高は158億2千4百万円(前年同期比1.5%増)と増収。セグメント利益は3億2千6百万円(前年同期比68.9%減)と減益。
- Visual Imaging事業: 売上高は183億3百万円(前年同期比4.1%増)と増収。セグメント利益は3億5千2百万円(前年同期はセグメント損失4億7千4百万円)と増益(損失からの転換)。
- Life Science事業: 売上高は15億9千2百万円(前年同期比3.1%増)と増収。セグメント利益は1億1千4百万円(前年同期はセグメント損失1億7千1百万円)と増益(損失からの転換)。
- Photonics Solution事業: 売上高は23億2千5百万円(前年同期比8.8%減)と減収。セグメント利益は2億2千7百万円(前年同期はセグメント損失5千9百万円)と増益(損失からの転換)。
- その他事業: 売上高は3億1千6百万円(前年同期比7.7%増)と増収。セグメント損失は2千3百万円(前年同期はセグメント利益3百万円)と減益。
- 財務の解説:
- 世界経済の不透明感、円高、半導体・サーバー市場の設備投資抑制、映像関連市場の動向など、事業環境は依然として厳しい状況が続いている。
- Industrial Process事業では、露光用ランプは需要回復により増収となったが、DLT装置関連の先行投資によりセグメント利益は減益となった。
- Visual Imaging事業は、デジタルシネマプロジェクターの販売増により増収、先行する棚卸資産評価損の減少等により収益性も改善し増益となった。
- Life Science事業、Photonics Solution事業は、いずれも収益性が改善し増益となった。
- 第1四半期連結累計期間の平均為替レートは、前年同期比10円円高の145円となり、これが業績に影響を与えた。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期: 期末配当 70.00円、年間配当 70.00円
- 2026年3月期(予想): 期末配当 70.00円、年間配当 70.00円
- 特別配当の有無: 記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況: 上述の「財務指標」のセグメント別状況を参照。
- セグメント戦略:
- Industrial Process事業: 生成AI半導体関連の需要に支えられ、設置済み装置の稼働が堅調に推移したことで販売が増加。
- Visual Imaging事業: ハリウッドストライキの影響が解消し、デジタルシネマプロジェクターの需要が回復。
- Life Science事業: 全般的に販売が堅調に推移し、新規案件の投資対象見極め効果で収益性が改善。
- Photonics Solution事業: 産業用途向けデバイス等の販売は減収となったが、案件の選択と集中により収益性が改善。
- その他事業: 客先製造ラインの稼働回復に伴い、点灯装置の販売が増加。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 2024年に策定された新成長戦略「Revive Vision 2030」に基づき、事業ポートフォリオ変革、構造改革、資本効率向上を進めている。
- 今回のasset-light化による事業ポートフォリオ変革の一環として、ams-OSRAM AGグループの産業及びエンターテインメント用ランプ事業(特に半導体分野)を営む子会社の株式を取得する。この買収により、Industrial Process事業の収益基盤を効率改善と生産の最適化等で強化する。
- この買収は、当社の投下資本利益率(ROE)12%以上達成に大きく寄与すると見込まれている。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:
- 直接的な競合他社との業績比較の情報はない。
- 市場動向:
- 半導体・電子デバイス・プリント基板市場: 需要は緩やかに回復、稼働は安定的に推移するも、設備投資は抑制傾向。サーバー市場ではAI需要の高まりがある一方、投資抑制・延期も継続。
- フラットパネルディスプレイ市場: スマートフォン・タブレット向け有機ELディスプレイの需要は高まる一方、液晶パネルの需要は低迷。
- 映像関連市場: ハリウッドストライキの影響は解消傾向、コンテンツ投資意欲は回復。一般映像機器市場ではイベント需要等で堅調。
- 為替動向: 米ドルが前年同期比10円円高の145円となり、円高が業績に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想に変更はなく、売上高170,000百万円(前期比4.3%減)、営業利益10,000百万円(同13.3%増)、経常利益10,500百万円(同15.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7,000百万円(同3.0%増)、1株当たり当期純利益79.45円を予想。
- 第1四半期の実績(純損失2,827百万円)と通期予想(純利益7,000百万円)には大きな乖離があるため、今後の業績回復が予想される。
- リスク要因:
- 世界経済の不透明感(米国の関税措置、中国経済の動向、地政学リスク)。
- 円高の進行。
- サーバー市場における設備投資の抑制・延期。
- 映像関連市場の動向。
- (注記)将来に関する記述は、入手可能な情報と合理的と判断される前提に基づくものであり、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性がある。
重要な注記
- 会計方針:
- 当四半期連結累計期間における連結範囲の重要な変更、四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用、会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示はなし。
- その他:
- 重要な後発事象: ams-OSRAM AGグループの産業及びエンターテインメント用ランプ事業(特に半導体分野)を営む子会社の株式全株式を取得する決定。
- 決算補足説明資料: 2025年8月5日(火)にウェブサイトに掲載予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6925 |
企業名 | ウシオ電機 |
URL | http://www.ushio.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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