2025年8月期 第3四半期決算説明資料(解説付)
決算説明(要約) — 株式会社トーセ(証券コード:4728)
※資料日:2025年7月10日(2025年8月期 第3四半期 決算説明資料に基づく)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社トーセ(TOSE CO., LTD.)
- 主要事業分野:家庭用ゲームソフトの企画・開発・運営、モバイル・インターネット関連コンテンツ企画・開発・運営、家庭用カラオケ楽曲配信、SI(システムインテグレーション)、非ゲーム(3DCG等)コンテンツ
- 代表者:代表取締役会長兼CEO 齋藤 茂、代表取締役社長兼COO 渡辺 康人
- 資本金:9億6,700万円、連結従業員数:620名(2025年5月31日現在)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年7月10日(資料日付)※説明会形式・参加対象は資料上明記なし(–)
- 説明者
- 発言概要:第3四半期の業績ハイライト、セグメント別状況、通期見通しの上方修正、長岡京トーセビル建替えに係る特別損失計上予定等
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年8月期 第3四半期連結累計(FY2025、2025年8月期)
- 報告書提出予定日:–(資料に明記なし)
- 配当支払開始予定日:–(資料に明記なし)
- セグメント(2025年8月期からの報告区分)
- ゲーム事業:家庭用ゲーム機・PC関連、スマートフォン関連、その他(アーケード向け等)
- その他事業:非ゲームコンテンツ、SI事業、フォネックス・コミュニケーションズ等
- ※第1四半期から報告セグメントを「デジタルエンタテインメント事業」→「ゲーム事業/その他事業」に変更
業績サマリー(第3四半期累計:単位=百万円)
- 主要指標(2025年8月期 第3四半期 実績)
- 売上高:4,863(百万円)/前年同期比 +1,619(+49.9%)
- 売上総利益:1,330(百万円)
- 販管費:822(百万円)
- 営業利益:507(百万円)/前年同期 −▲599 → 増益(差 +1,107)
- 経常利益:503(百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:124(百万円)
- 1株当たり利益:–(資料に明記なし)
- 進捗状況(通期目標・中期計画に対する達成率)
- 通期業績予想(修正後、単位=百万円)
- 売上高:6,400(通期予想、4/10発表から上方修正)
- 営業利益:600
- 経常利益:595
- 当期純利益(親会社帰属):180
- 第3四半期実績ベースでの通期見通しの確度向上により、4月公表の前回予想から上方修正(売上+400、営業利益+180 等)
- 中期経営計画に対する進捗率の明示はなし(→ –)
- セグメント別(第3四半期累計)
- ゲーム事業
- 売上高:4,356(百万円)/前年同期比 +1,455(+50.2%)
- 営業利益:452(百万円)
- 構成(ゲーム事業内):家庭用ゲーム機・PC関連:3,368(百万円、77.3%)、スマートフォン関連:981(百万円、22.5%)、その他:7(百万円、0.2%)
- その他事業
- 売上高:506(百万円)/前年同期比 +163(+47.9%)
- 営業利益:54(百万円)
- 連結合計:売上高 4,863、営業利益 507(上記参照)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 第3四半期は複数の主要開発プロジェクトで開発活動が活発化し、家庭用ゲーム機・PC関連を中心に稼働が上昇。追加受注やレベニューシェア(販売連動の成功報酬)が想定を上回って発生し増収増益。
- 前年同期は開発トラブルやプロジェクト中止等で売上・利益が低調だった反動も寄与。
- 長岡京トーセビル建替えに関連する関連費用(解体等)として特別損失を計上(第3四半期累計で▲314 百万円)。
- 増減要因
- 増収要因:主要大型プロジェクトの進展、追加発注、レベニューシェア(原価を伴わない収益)の発生、前年の負の影響の反動
- コスト面:販管費は前年同期比で小幅増(822 百万円、+6.3%)。一部当期に人件・施策(4月のベースアップ等)への追加投資を実施しつつも、プロジェクト管理強化により開発効率改善
- 特別損失:長岡京トーセビル建替えに伴う解体費等で▲314 百万円計上
- 競争環境
- スマートフォンゲーム市場は競争が激しく、新規受託は優先的に家庭用(コンソール)向けに対応しているためスマホ関連の売上は前年同期比で減少。ただし家庭用・PC向けの大型プロジェクトや海外大手との案件が稼働活発化。
- Switch 2 の販売好調を受け、今後の案件で対応プラットフォームに追加する検討はあるが、当期業績への影響は限定的と見込む(本格化は2026年8月期以降を想定)。
- リスク要因(資料記載含む)
- 受託開発需要の変動、プラットフォーム別需要変動
- 各プロジェクトの受託内容変更、中止、進捗・開発トラブル
- その他不確定要素(資料上に将来予測に関する一般的な注記)
戦略と施策
- 現在の戦略
- 事業管理区分の見直し(デジタルエンタテインメント→「ゲーム事業」/「その他事業」)により、ゲーム以外のエンタテインメントコンテンツ(非ゲームコンテンツ)への注力を明確化し、事業領域を多様化していく方針。
- 引き続き受託開発の受注拡大、非ゲーム領域での提案活動(3DCG等)展開、SI事業・カラオケ配信等の安定収益の継続
- 進行中の施策(具体例・進捗)
- 主要開発プロジェクト群(通期で5億円以上の売上を見込む案件)が着実に進行中(資料のパイプライン:A/Bは活発進行、Cは開発中盤〜活発化、Dは開発序盤)
- プロジェクト管理強化による開発効率改善、人件施策(4月のベースアップ等)実施
- 非ゲーム領域では自治体向け等の企画提案を継続し、試作案件が売上に寄与
- セグメント別施策
- ゲーム事業:家庭用ゲーム機・PC案件を優先的に対応、主要大型プロジェクトの追加発注対応、レベニューシェア収益の取り込み
- スマートフォン関連:競争激化により新規案件の優先順位調整(家庭用優先のため減収)
- その他事業:SI事業で教育関連のプロジェクト推進、非ゲーム(3DCG等)で提案・試作を通じた顧客開拓
将来予測と見通し
- 業績予想(2025年8月期 通期:単位=百万円、修正予想)
- 売上高:6,400(前回予想6,000から上方修正)
- 営業利益:600(前回420→上方修正)
- 経常利益:595(前回415→上方修正)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:180(前回80→上方修正)
- 主な修正根拠:主要プロジェクトの進捗評価通過、仕様追加等による開発規模拡大、売上増に伴う利益向上、開発効率改善
- その他事業は受注が想定を下回るため前回予想から下方修正
- 中長期計画
- 非ゲームコンテンツ等の事業領域拡大を踏まえた組織/管理区分の見直しを実施。中期計画の数値目標や進捗率は資料上明示なし(→ –)
- マクロ経済の影響
- 資料では受託開発需要やプラットフォーム需要の変動が業績に影響する旨を明記。為替・金利についての具体的記述はなし(→ 通常の外部環境影響を想定)
配当と株主還元
- 配当方針:資料上での記載なし(→ –)
- 配当実績(中間/期末):資料上での明示なし(→ –)
- 特別配当:なし(資料に特別配当の記載なし)
製品やサービス
- 主要製品・サービス
- 家庭用ゲームソフトの企画・開発・運営(家庭用ゲーム機・PC向けが主力)
- スマートフォン向け開発・運営(競争激化により新規は家庭用優先で対応)
- 家庭用カラオケ楽曲配信事業(安定して高水準の収益を継続)
- SI事業(教育関連コンテンツ開発等)
- 非ゲームコンテンツ(3DCG等)を活用した受託開発・企画提案
- 提供エリア・顧客層
- 国内既存顧客、海外顧客(海外大手ゲーム会社とのプロジェクトあり)
- 協業・提携
- 複数の国内外大手ゲーム会社との受託案件や共同プロジェクトが進行(資料は顧客名を開示しておらず匿名化:国内既存顧客A/B/C、海外顧客D 等)
- パイプラインに記載の大型案件はマルチプラットフォーム対応を予定
重要な注記
- 会計方針:特別な会計方針変更の記載はなし。ただし報告セグメント(経営管理区分)の変更あり(第1四半期より適用)
- 特記事項(リスク等)
- 長岡京トーセビル建替えに伴う関連費用等として、2025年8月期に特別損失▲314 百万円を計上(解体等の関連費用)。土地譲渡による譲渡益は2026年8月期に計上予定(見込額789 百万円)。
- 将来予測に関する注記(受託需要変動、プラットフォーム別変動、プロジェクトの不確定性等)が資料に明記
- その他(今後のイベント等)
- 長岡京トーセビル関連スケジュール(資料より)
- 2025年9月:建物解体着工(長岡京トーセビル/長岡ターミナルビル)
- 2026年7月:解体完了(予定)
- 2026年8月:新オフィス建設予定地以外の土地譲渡(引渡し)/新オフィス着工(予定)
- 2027年10月(予定):新オフィス竣工
- 2028年1月(予定):新オフィス稼働開始
- IR問い合わせ:IR・広報グループ(電話 075-342-2525、E-mail:keiki@tose.co.jp)
(注)
– 本要約は提供資料(2025年7月10日付「2025年8月期 第3四半期 決算説明資料」)に基づく事実・記載の整理です。投資助言や推奨を行うものではありません。資料に明示のない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4728 |
企業名 | トーセ |
URL | http://www.tose.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。