決算短信：淺沼組（1852）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

株式会社淺沼組（1852） 2025年３月期 決算短信（要約・個人投資家向け）

（出典：提出決算短信 2025年5月14日。記載内容は決算短信の記載に基づく要約。投資助言は行いません。不明項目は「–」と表記）

基本情報

• 企業名：株式会社淺沼組
• 上場取引所：東（東証）
• コード：1852
• URL：https://www.asanuma.co.jp
• 主要事業分野：建設事業（建築・土木）、メンテナンス、不動産等（「その他」）
• 代表者：代表取締役社長 浅沼 誠
• 問合せ先：執行役員 戦略企画本部 コーポレート・コミュニケーション部長 浅沼 真里香（TEL 06-6585-5500）
• その他：
  • 株式分割：2024年8月1日に普通株式1株を5株に分割（発表済。1株当たり指標は分割後換算）
  • 決算説明資料作成および機関投資家・アナリスト向け決算説明会あり（機関投資家向けは2025/5/28開催予定）

報告概要

• 提出日：2025年5月14日（決算短信）
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年３月期）
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月23日
• 定時株主総会予定日：2025年6月26日
• 配当支払開始予定日：2025年6月27日

セグメント（報告セグメント）

• 建築（ほぼ国内の建築工事：官公庁・民間・海外受注含む）
• 土木（公共・民間の土木工事）
• その他（報告セグメントに含まれない事業：メンテナンス事業・不動産事業等）
• 備考：セグメント利益は営業利益ベース。全社費用（事業セグメントに配分しない一般管理費）が調整額に含まれる。

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式を含む）：80,786,290株（期中平均 80,606,332株）
• 期末自己株式数：177,635株
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）
• 備考：前連結会計年度に株式分割（1→5）を実施済み。決算短信の一部数値は分割後換算。

今後の予定（開示等）

• 決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）：2025/5/28（資料は同社ウェブサイトへ掲載予定）
• 有価証券報告書提出予定：2025/6/23
• 定時株主総会：2025/6/26
• 配当支払開始：2025/6/27
• 次回決算（2026年3月期）予想の提示あり（下記「今後の見通し」参照）

財務指標（要点）

（単位：百万円。％は対前年増減率。数値は連結ベース）

主要損益（2025年3月期）

• 売上高：167,005（+9.4%）
• 営業利益：6,867（+69.3%）
• 経常利益：6,545（+52.0%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：4,692（+0.5%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：58.21円（分割後換算）
• 売上高営業利益率（営業利益率）：4.1%（※短信記載）
• 経常利益率（総資産経常利益率）：6.0%（短信記載）
• 自己資本当期純利益率（ROE）：10.1%（短信記載）

貸借対照表（連結）

• 総資産：115,240（前期 101,251 → +13.8%）
• 流動資産：97,664（+17.3%）
  • 現金及び預金：16,833（前期 13,031）
  • 受取手形・完成工事未収入金等：73,588（増加）
• 固定資産：17,576（-2.5%）
• 負債合計：69,102（前期 52,545 → +31.5%）
  • 流動負債：52,885（+17.1%）
  • 固定負債：16,216（+120.2%、長期借入金の増加が主因）
• 純資産合計：46,138（前期 48,705 → -5.3%）
• 自己資本比率：39.7%（前期 47.0%）

キャッシュ・フロー（連結）

• 営業活動によるCF：+5,184（前期 -3,169 → 大幅改善）
• 投資活動によるCF：-784（前期 +2,649）
• 財務活動によるCF：-913（前期 +1,410）
• 現金及び現金同等物期末残高：16,833（+3,801）
• フリーキャッシュフロー（営業CF + 投資CF）：約 +4,400 百万円

収益性の推移（要点）

• 売上高：152,676 → 167,005（+9.4%）
• 営業利益：4,057 → 6,867（+69.3%） → 営業利益率改善（2.7% → 4.1%）
• 経常利益：4,306 → 6,545（+52.0%）
• 当期純利益（親会社株主）：4,670 → 4,692（+0.5%）
• 要因（短信の説明）：
  • 売上総利益の増加（売上総利益：141.49億→179.91億）および販売管理費の増加を上回る粗利改善により営業利益が拡大。
  • 建築・土木ともに売上増、受注の「選別受注」や設計施工・特命受注の増加が寄与。

財務安全性（指標）

• 自己資本比率：39.7%（減少。負債増加、子会社株式取得等が要因）
• 負債／自己資本比（粗算）：69,102 / 46,138 ≒ 1.50（約150%）
• 流動比率（概算）：97,664 / 52,885 ≒ 1.85（185%）
• 現金ポジション：現金及び現金同等物 16,833百万円（増加）

効率性

• 総資産回転率（概算）：売上高 167,005 / 総資産 115,240 ≒ 1.45回
  • 前期は 152,676 / 101,251 ≒ 1.51回 → やや低下
• 売上高営業利益率：改善（約2.7% → 4.1%）

セグメント別（連結）

• 売上高（外部顧客への売上高）
  • 建築：141,370
  • 土木：22,291
  • その他：3,344
  • 合計：167,005
• セグメント利益（営業利益ベース）
  • 建築：14,356
  • 土木：2,725
  • その他：642
  • 小計：17,724
  • 全社費用等の調整額：△10,856 → 連結営業利益 6,867
• 貢献度（概括）：
  • 建築セグメントが主力（売上・利益の大半を占める）。土木は規模は小さいが利益貢献あり。その他は少量。

財務の解説（短信の記載に基づく要点）

• 受注高は1806億円（前期比 +1.8%）。完成工事高・売上高は増加し、粗利改善が進行。
• 固定負債（長期借入金）の増加（長期借入金11,221）。これは運転資金・投資や子会社株式取得に伴うもの。
• 純資産は子会社株式追加取得により資本剰余金・非支配株主持分が減少した影響で若干減少。
• 営業CFはプラス転換（売上債権増加はあるが、未成工事受入金の増加等がキャッシュを支えた）。

配当

• 2024年3月期（実績、分割前表記）：
  • 期末：203円（分割前）→ 分割後換算の表示あり
• 2025年3月期（実績／修正後）
  • 中間配当：15.00円（実施）
  • 期末配当（予定）：26.00円（修正・増配発表済）
  • 年間合計：41.00円（連結配当性向 70.4%）
  • 配当金総額：3,304百万円
• 2026年3月期（会社予想）
  • 中間（予想）：16.00円
  • 期末（予想）：25.50円
  • 年間合計（予想）：41.50円（連結配当性向 70%以上を維持する方針）
• 特別配当：なし（当期は特別配当の記載なし）
• 配当方針：中期3ヵ年計画（2024–2026）において連結配当性向70%以上を目標に設定（株主還元を重視）。中間配当制度を導入。

セグメント別情報（詳細）

• 建築：
  • 2025年売上（外部）141,370／セグメント利益14,356（百万円）
  • 主な受注先：民間中心（民間比率高い）
  • 戦略：国内コア事業の強化、「選別受注」により受注時利益率の確保、設計施工・特命受注増加への対応、環境配慮技術（GOOD CYCLE PROJECT）の提案強化
• 土木：
  • 売上 22,291／セグメント利益 2,725（百万円）
  • 戦略：公共案件が比重。引き続き堅調に推移。
• その他：
  • 売上 3,344／セグメント利益 642
  • 内容：メンテナンス、不動産等
• セグメント方針：全体として「選別受注」により採算確保、DX推進や独自技術で設計施工の提案力向上を図る。

中長期計画との整合性

• 中期3ヵ年計画（2024–2026年度）を初年度から実行中。注力する「6つのテーマ」を設定（うち主なもの：国内コア事業の強化、DX推進、ガバナンス強化、環境技術等）。
• KPIを2026年度末時点で設定しており、残り期間で施策を着実に遂行することを目標としている（短信では施策の進捗確認や投資家説明強化を記載）。
• 配当政策（連結配当性向70%以上）も中期計画と整合。

競合状況・市場動向

• 市場動向：建設投資は公共・民間とも底堅く推移。名目値では前年度比増、実質値では同水準。2025年度も伸び率は縮小するものの底堅さは継続と見込む（短信の見通し）。
• 競合他社との比較：決算短信には直接の比較データなし → 詳細は個別に要確認（同業他社の決算資料参照）。（不明な項目は「–」）
• 競争優位性：
  • 選別受注・設計施工・独自技術提案（GOOD CYCLE PROJECT）やDX認定の取得等で生産性向上や差別化を図る点が特徴として言及されている。

今後の見通し（会社予想）

• 2026年3月期（連結予想、2025年4月1日～2026年3月31日）
  • 売上高：170,300（+2.0%）
  • 営業利益：7,030（+2.4%）
  • 経常利益：6,820（+4.2%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：4,770（+1.7%）
  • 1株当たり当期純利益（予想EPS）：59.17円
  • 配当予想：中間16.00円、期末25.50円、年間41.50円（連結配当性向目標約70%）

リスク要因（短信記載の主なもの）

• マクロ要因：海外景気下振れ、米国の政策動向、地政学リスク（ウクライナ・中東情勢等）、為替変動
• 業界固有：資材・労務費の変動、労働人口減少による人手不足、受注環境の変化
• 会社特有：長期借入金増加やM&A等の資金使途、主要子会社の追加取得に伴う財務影響
• その他：上記以外の想定外事象（天災等）や法規制の変更等

重要な注記

• 会計方針の変更：なし（決算短信にて会計方針の変更・見積り変更・修正再表示は無しと明示）
• 監査：決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外である旨の注記あり（正式監査済みの有価証券報告書は別途提出予定）
• 特記事項：
  • 2024年8月1日に普通株式1株につき5株の株式分割を実施（前期比較数値は分割前提で算定）
  • 子会社である EVERGREEN ENGINEERING & CONSTRUCTION PTE. LTD. の株式を追加取得（資本剰余金・非支配株主持分の変動要因）
  • 固定資産（ソフトウェア仮勘定）に関する減損損失を計上（182百万円）
  • 決算説明資料を作成・説明会を開催（投資家向け情報開示の強化）

必要であれば、以下について追加でまとめます（ご希望でチェックしてください）
– 同業他社（国内ゼネコン等）との主要財務指標比較（収益性・安全性・成長性）
– セグメント別の過年度推移グラフ（売上・営業利益）
– 細かいキャッシュフロー内訳とフリーキャッシュフローの推移

（注）本要約は提供された決算短信の内容に基づく整理です。投資判断・助言は行っておりません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。