決算短信：松井建設（1810）

2026年3月期　第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

松井建設株式会社（証券コード：1810） 2026年3月期 第1四半期決算短信 要約（Markdown）

※不明項目は「–」で表記しています。投資助言は行いません。

基本情報

• 企業名：松井建設株式会社
• 上場取引所：東京（東証）
• コード番号：1810
• URL：https://www.matsui-ken.co.jp/
• 主要事業分野：建設事業、並びに不動産事業等
• 代表者：代表取締役社長 松井 隆弘
• 問合せ先：管理本部 経理部長 佐々木 正陽（TEL: 03-3553-1151）
• その他：決算補足説明資料作成 無、決算説明会開催 無

報告概要

• 提出日：2025年8月8日
• 対象会計期間：2025年4月1日～2025年6月30日（2026年3月期 第1四半期連結累計）
• 監査／レビュー：四半期財務諸表に対する公認会計士等のレビュー 無

セグメント

• 建設事業：完成工事等（顧客との契約に基づく建築・土木工事等）
• 不動産事業等：開発型不動産販売等
• （その他セグメントに関する変更なし）

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：30,580,000株
• 期末自己株式数：1,859,139株
• 期中平均株式数（四半期累計）：28,723,359株
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定

（注）決算予想の修正は無（2025年5月13日公表予想から変更なし）

四半期（2025/4/1–2025/6/30）経営成績（連結）

• 売上高：22,563 百万円（前年同期比 +3.7%）
• 売上原価：20,273 百万円
• 売上総利益：2,290 百万円
• 販管費：1,144 百万円
• 営業利益：1,145 百万円（前年同期 124 百万円、増加率 +822.1%）
• 経常利益：1,354 百万円（前年同期 310 百万円、+335.7%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：939 百万円（前年同期 248 百万円、+277.7%）
• 1株当たり四半期純利益：32.69 円
• 四半期包括利益：1,492 百万円（前年同期 536 百万円）

連結財政状態（2025年6月30日時点）

• 総資産：75,349 百万円（前期末 80,887 百万円）
• 流動資産合計：38,298 百万円
  • 現金預金：12,859 百万円
  • 受取手形・完成工事未収入金等：23,958 百万円
  • 電子記録債権：0（前期 1,121）
• 固定資産合計：37,051 百万円
  • 投資有価証券：15,570 百万円
• 負債合計：24,214 百万円（前期末 30,271 百万円）
  • 流動負債：18,696 百万円（短期借入金：0、前期は3,000）
• 純資産：51,135 百万円（前期末 50,616）
• 自己資本比率：67.9%（前期末 62.6%）
• 1株当たり純資産（BPS）：1,780.43 円

キャッシュフロー

• 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない（本資料に記載なし）
• 減価償却費（第1四半期累計）：120 百万円（前年同期 118 百万円）

収益性・効率性指標（計算値）

• 売上高営業利益率（営業利益／売上高）：約 5.07%
• 売上総利益率（売上総利益／売上高）：約 10.15%
• 総資産利益率（当四半期純利益／総資産、四半期ベース計算の参考値）：約 1.25%

セグメント別（主要数値・動向）

• セグメント別売上高（外部顧客ベース）
  • 建設事業：22,147 百万円（前年同四半期比 +4.8%）
  • 不動産事業等：415 百万円（前年同四半期比 △34.1%）
  • 合計：22,563 百万円
• セグメント利益（営業利益ベース、セグメント計）
  • 建設事業：1,240 百万円（前年同四半期 200 百万円、大幅増）
  • 不動産事業等：151 百万円（前年同四半期 158 百万円、若干減）
  • セグメント合計：1,391 百万円（調整 △246 百万円 → 連結営業利益 1,145 百万円）
• セグメント戦略／見通し（記載内容の要約）
  • 建設事業：完成工事総利益率の改善により利益が大幅に改善
  • 不動産事業等：連結子会社における開発型不動産売上の減少が売上・利益を押下げ
  • 今後の見通し：資料上は当期業績予想に変更なし（詳細は添付資料参照）

中長期計画との整合性

• 公表済みの通期業績予想（2026年3月期）
  • 売上高：97,000 百万円（前期比 △2.3%）
  • 営業利益：4,000 百万円（+18.2%）
  • 経常利益：4,300 百万円（+11.9%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：3,000 百万円（+10.0%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：104.35 円
• 進捗状況：第1四半期の実績は営業利益・経常利益が前年同期比で大幅改善。会社は当初予想からの修正は行っていない。
• 中期経営計画との整合性に関する具体的言及：資料に明確な記載なし（→ –）

配当

• 実績（2025年3月期）：中間 15.00 円、期末 33.00 円、年間合計 48.00 円
• 2026年3月期（予想）：中間 26.00 円、期末 27.00 円、年間合計 53.00 円
• 特別配当：なし（当期および予想ともに特別配当の記載なし）

受注動向（補足情報）

• 個別受注高（第1四半期累計）：32,196 百万円（前年同四半期 14,684 百万円、+119.3%）
• 受注内訳（当第1四半期）
  • 建設事業（合計）：31,521 百万円（内訳：民間 24,729 百万円、官公庁 6,791 百万円）
  • 不動産事業等：307 百万円（前年同期比減）
• 備考：受注は大幅増加

リスク要因（決算短信記載の主要論点）

• 建設コストの上昇（資機材価格の上昇、技能者の労務費上昇）による事業環境の不透明性
• 地政学的リスクや海外通商政策の動向、金融・資本市場の変動等が国内景気に与える下押しリスク
• その他、業績予想は複数の前提に基づくものであり実績は変動する旨の注意喚起

重要な注記（会計・その他）

• 連結範囲の重要な変更：無
• 四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用：無
• 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示：無
• 四半期連結キャッシュ・フロー計算書：当第1四半期累計期間の作成はなし
• 減価償却費（当第1四半期累計）：120 百万円

まとめポイント（事実の整理）
– 第1四半期は売上高横ばい〜小幅増の一方、営業利益・経常利益・四半期純利益が前年同期比で大幅に改善。建設事業の利益改善が主因。
– 不動産事業では売上減少が見られるが、グループ全体では利益改善が顕著。
– 総資産・負債は期末比で減少し、自己資本比率は向上（67.9%）。
– 個別受注は第1四半期で大幅に増加（+119.3%）。

（出典：松井建設株式会社「2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」（提出日：2025年8月8日））

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