決算短信：安藤・間（1719）

2026年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

2026年3月期 第1四半期（連結） 決算短信 要約（株式会社 安藤・間 / 1719）

（提出日：2025年8月7日）

基本情報

• 企業名：株式会社 安藤・間（呼称：安藤ハザマ）
• 主要事業分野：土木事業、建築事業、グループ事業（附帯事業等）、その他（調査・研究受託等）
• 代表者名：代表取締役社長 国谷 一彦
• URL：https://www.ad-hzm.co.jp/
• 問合せ先：コーポレート・コミュニケーション部長 齋藤 孝治（TEL: 03-3575-6094）
• 報告作成有無：決算補足説明資料 作成なし、決算説明会 開催なし

報告概要

• 提出日：2025年8月7日
• 対象会計期間：2025年4月1日～2025年6月30日（2026年3月期 第1四半期）
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理：あり（注記参照）

セグメント

• セグメント区分（報告セグメント）：
  • 土木事業：国内外の土木工事（受注・施工・完成）等
  • 建築事業：国内外の建築工事（受注・施工・完成）等
  • グループ事業：グループ会社による事業（設備・不動産等）
  • その他：報告セグメントに含まれない調査・研究受託等
• セグメント別（第1四半期・外部顧客売上、営業利益）
  • 土木事業：売上 32,080 百万円、セグメント利益 3,649 百万円
  • 建築事業：売上 54,585 百万円、セグメント利益 3,732 百万円
  • グループ事業：売上 5,338 百万円、セグメント利益 135 百万円
  • その他：売上 1,485 百万円、セグメント利益 124 百万円
  • セグメント合計利益 7,641 百万円、調整 △2,338 百万円 → 連結営業利益 5,302 百万円

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：181,021,197 株（2026年3月期1Q）
• 期末自己株式数：24,255,639 株
• 期中平均株式数（四半期累計）：156,765,631 株（2026年3月期1Q）
• 時価総額：–（株価情報の記載なしのため省略）
• 備考：役員報酬BIP信託・株式付与ESOP信託が保有する株式は自己株式として計上（詳細注記あり）

今後の予定

• 決算発表：通期予想は2025年5月公表分から変更なし（次回公表予定日は資料に明記なし）
• IRイベント：決算説明会および補足資料は第1四半期時点では実施なし（発表）
• その他：配当支払開始予定日は未記載（―）

財務指標（要点）

（単位：百万円、率は対前年同四半期増減率）
– 連結主要（第1四半期：2025/4/1–6/30）
– 売上高：93,490（+11.7%）
– 営業利益：5,302（+79.5%）
– 経常利益：4,473（+31.4%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：3,140（+39.5%）
– 1株当たり四半期純利益：20.03 円
– 連結財政状態（期末：2025/6/30）
– 総資産：350,973
– 負債合計：179,846
– 純資産合計：171,126
– 自己資本比率：48.5%（前期末比 +2.5ポイント）
– 主要B/S項目
– 現金及び預金：61,856（前期末 57,294）
– 受取手形・完成工事未収入金等：185,340（前期末 214,186）
– 短期借入金：26,074（前期末 20,982）
– 長期借入金：6,894（前期末 6,916）
– 流動比率（簡易）：流動資産 265,328 / 流動負債 166,359 = 約159%
– 負債対純資産比（負債 / 純資産）：179,846 / 171,126 ≈ 1.05
– キャッシュ関連：現金等 61,856 に対し有利子負債（短期+長期）約 32,968 → 単純差額でネット現金約 28,888（注：概算）

収益性・効率性

• 売上総利益率（第1四半期）：売上総利益 12,883 / 売上高 93,490 ≈ 13.8%
• 営業利益率（第1四半期）：5,302 / 93,490 ≈ 5.7%（前年第1四半期は約 3.5% → 改善）
• 総資産回転率（第1四半期、四半期ベース）：売上高 93,490 / 総資産 350,973 ≈ 0.266（四半期ベース）
  • 年率換算目安（単純×4）：約 1.06 回（参考値、四半期の季節性等に注意）
• セグメント別利益貢献（営業利益ベース）
  • 土木：3,649 百万円、建築：3,732 百万円が主な寄与（合計でセグメント利益約 7,381 百万円）

セグメント別情報（詳細）

• 土木事業
  • 受注高（個別）：10,047（前年同四半期比 △64.0%）※受注は大幅減少
  • 完成工事高（連結／個別差あり）：完工高は増加（連結ベース 完成工事高 合計内で土木は増）
  • セグメント利益：3,649（前年同期3,127 → 増加）
• 建築事業
  • 受注高：36,408（前年同四半期比 △19.6%）
  • 完成工事高：増加（建築完工高 54,578）
  • セグメント利益：3,732（前年同期1,317 → 大幅増）
• グループ事業・その他
  • グループ事業売上増（5,338、+15.0%）だが利益寄与は小さい（135 百万円）
  • 「その他」事業は売上 1,485、利益 124
• 受注・繰越高（個別・建設事業）
  • 当第1Q受注高合計（個別）：46,456（前年同四半期 73,216 → △36.5%）
  • 建設事業繰越高（期末）：515,754（前年同期 519,330 → 微減）

財務の解説（短信本文に基づく要点）

• 国内では政府・民間の建設投資は堅調に推移しているが、資材価格や労務費の動向に注意が必要と記載。
• 第1四半期は売上・利益ともに前年同期比で増加。売上は主に建築の完成工事高増が寄与。受注高は全体で減少している（とくに土木の受注が大幅減）。
• 総資産・負債ともに前期末から減少し、自己資本比率は改善。賞与引当金等の減少が流動負債の減少に寄与。
• 為替差損益や持分法投資損失など営業外項目の変動により経常利益は営業利益ほど伸びていない面あり。

配当

• 2025年3月期 実績：中間 30.00 円、期末 40.00 円、年間 70.00 円
• 2026年3月期（予想）：中間 40.00 円、期末 40.00 円、年間 80.00 円（前回予想から修正なし）
• 特別配当：無し（注記なし）

中長期計画との整合性

• 通期業績予想（公表済、変更なし）
  • 売上高：441,000（通期見通し、+3.7%）
  • 営業利益：27,100（△23.1%）
  • 経常利益：26,500（△22.2%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：18,000（△31.9%）

競合状況・市場動向（短信に基づく記載）

• 市場動向（決算短信コメント）
  • 国内は雇用・所得環境改善の下で緩やかな回復、政府・民間の建設投資は堅調。
  • リスク要因としては米国通商政策の影響、物価上昇が個人消費に与える影響、金融資本市場の変動、資材・労務費の動向等を挙げている。
• 競合比較：決算短信内に他社比較や市場シェアの明示なし → 比較は資料外の情報が必要（記載なし：–）。

今後の見通し・リスク要因

• 通期見通しに修正なし（2025年5月公表の予想を継続）。第1Qの増益を踏まえても通期は営業利益等で前年実績を下回る見込み（会社予想）。
• 主なリスク要因（短信明示）
  • 原材料・資機材価格、労務費の上昇
  • 為替変動（第1Qは為替差損が発生）
  • 金融・資本市場の変動
  • 海外工事に関する事情等
• その他：税率算定は通期の見積実効税率を用いる注記あり。

重要な注記

• 会計方針の変更：なし
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理：あり（税金費用算定についての注記等）
• 役員・従業員向け業績連動株式報酬制度（BIP信託、ESOP信託）の運用と信託保有株式の自己株式計上に関する注記あり。
• 第1四半期連結四半期キャッシュフロー計算書は作成していない（注記）。
• 公認会計士等による四半期レビュー：なし

注：資料に基づき事実を整理しました。投資判断や助言は行っておりません。記載のない項目は「–」としています。必要であれば、特定項目（例：セグメント別過年度比較、簡易指標の年率換算等）を追加で算出して提示します。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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