2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

2025年3月期 第1四半期決算短信(連結) 要約 — 株式会社紀文食品(証券コード:2933)

(提出日:2024年8月13日、対象期間:2024年4月1日〜2024年6月30日)

基本情報
  • 企業名:株式会社紀文食品(Kibun Foods Co., Ltd.)
  • 上場コード:2933
  • URL: https://www.kibun.co.jp
  • 代表者:代表取締役社長 堤 裕
  • 問合せ先:取締役兼常務執行役員グループ統括室 上野 勝(TEL: 03-6891-2600)
  • その他:中期経営計画「中計2026」を2024年4月より開始(創業100周年を目標とする長期戦略の一環)
報告概要
  • 提出日:2024年8月13日
  • 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期累計(2024年4月1日〜2024年6月30日)
  • 会計基準:日本基準(連結)
  • 会計方針の主な変更:在外子会社等の収益・費用の換算方法を「各社決算日の直物為替相場」から「期中平均為替相場」へ変更(遡及適用)
セグメント(報告セグメント)
  • 国内食品事業:国内での食品の製造・販売(主力:水産練り製品、惣菜、玉子加工品、麺状商品 等)
  • 海外食品事業:海外での食品製造・販売(主力:カニカマ等の水産練り製品)
  • 食品関連事業:物流、食品関連サービス(運送、情報事業等)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):22,829,781株(期末自己株式数:61株)
  • 期中平均株式数(第1四半期累計):22,829,720株
  • 時価総額:–(資料未記載)
今後の予定
  • 決算発表(通期・各四半期など):当第1四半期発表は済。通期見通しは公表済(下記参照)。
  • 株主総会、IRイベント等:–(本資料に具体日程の記載なし)
財務指標(要点)

※金額単位は百万円(資料表記)および必要に応じて注記

四半期(2025年3月期 第1四半期:2024/4/1–6/30)
  • 売上高(連結):23,111 百万円(前年同期:23,684 百万円、△2.4%)
  • 営業利益:451 百万円(前年同期:104 百万円、+332.0%)
  • 経常利益:459 百万円(前年同期は△25 百万円 → 損失から黒字へ)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:231 百万円(前年同期は△255 百万円 → 損失から黒字へ)
  • 四半期1株当たり純利益:85.11円(前年同期:11.17円)
連結財政(2024/6/30時点)
  • 総資産:70,703 百万円(前期末:70,992 百万円、△288 百万円)
  • 純資産合計:19,140 百万円(前期末:19,201 百万円、△60 百万円)
  • 自己資本比率:26.5%(前期末:26.4%)
  • 流動資産:30,077 百万円(現金及び預金:7,132 百万円)
  • 負債合計:51,563 百万円(短期借入金の増加等により僅減)
  • 有利子負債(主な内訳):短期借入金 5,298 百万円(期首比 +2,092 百万円)、長期借入金 11,181 百万円(期末比 △1,131 百万円)、社債等あり
キャッシュ・フロー
  • 第1四半期の連結キャッシュフロー計算書は添付されていない(注記あり)。減価償却費:468,924 千円(第1Q累計)
収益性・効率性指標(注:概算)
  • 営業利益率(第1Q):約 1.95%(451 / 23,111)
  • 売上総利益率(第1Q):約 21.7%(5,018 / 23,111)
  • 総資産回転率(売上高/総資産):約 0.33 回(23,111 / 70,703)

(いずれも概算。資料の百万円表記による計算)

セグメント別(第1四半期)

(数値は百万円、セグメント利益は営業利益に対応する数値+注記あり)
– 国内食品事業
– 売上高:15,585 百万円(前年同期:16,739、△6.9%)
– セグメント利益:7 百万円(前年同期は△182 百万円の損失 → 増益)
– コメント:水産ねり製品は季節性の影響等で減収だが、カニカマ主力商品や玉子加工品が堅調。主原料価格が落ち着き増益に寄与。商事部門は円安影響で苦戦。
– 海外食品事業
– 売上高:2,723 百万円(前年同期:2,549、+6.8%)
– セグメント利益:207 百万円(前年同期:152、+36.5%)
– コメント:物価高の中で低価格志向が強まるが、商流再構築や現地ニーズ対応で増収増益。フレート等コスト増もあるが自社製商材比率上昇で利益率改善。
– 食品関連事業(物流等)
– 売上高:4,802 百万円(前年同期:4,395、+9.3%)
– セグメント利益:116 百万円(前年同期:58、+97.4%)
– コメント:物流事業の新規受託・共同配送拡大、情報事業の販売好調、構内機械化によるコスト抑制で増収増益。
– セグメント合計と営業利益の調整
– 各セグメント合計のセグメント利益合計は約331 百万円。連結営業利益451 百万円との差額(約120 百万円)は主にセグメント間取引消去等の調整。

財務の解説(経営成績・財政状態の背景)
  • 経営成績:国内の個人消費の弱さや季節性がある中、主力商品の一部は底堅く推移。為替換算方法の変更を遡及適用している点に留意。営業利益・経常利益は前年同期比で大幅改善(赤字→黒字)。
  • 財政状態:流動資産は在庫の増加等と現金減少で若干減少。流動負債は短期借入増により増加、一方で長期借入の返済で固定負債は減少。純資産はほぼ横ばいで自己資本比率もほぼ維持。
配当
  • 直近期(2024年3月期)の実績:中間(第2四半期) 17.00円、年間合計 17.00円(期末配当は無し)
  • 2025年3月期(会社予想):年間合計 20.00円(会社予想、内訳は第2四半期に20.00円、期末は無しの想定)
  • 特別配当:無し(今回の資料に特別配当の記載なし)
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画2026(2024年4月開始)に基づき、既存事業強化と事業領域拡大、資本効率改善、ESG対応、ガバナンス強化を掲げる。
  • 第1四半期は営業利益の改善、海外事業の拡大などで一部の方針に沿った進捗が見られるが、計画全体の達成可能性は通期実績・今後の四半期動向に依存する(会社は通期予想を据え置き)。
競合状況・市場動向(資料からの情報)
  • 市場動向:物価上昇による消費者の節約志向、個人消費の弱さ、主要商品の需要は秋冬に集中する季節性(第3四半期偏重)。
  • 競合との比較:決算短信には同業比較データは無し(–)。ただし、商品別・地域別での競争激化や商流再構築の記載あり。
今後の見通し(会社公表の業績予想)
  • 2025年3月期 通期(2024/4/1〜2025/3/31)会社予想(2024年5月14日公表分から修正なし):
    • 売上高:110,951 百万円(通期、前期比 +4.2%)
    • 営業利益:4,727 百万円(+0.2%)
    • 経常利益:4,221 百万円(+3.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,855 百万円(+0.9%)
    • 1株当たり当期純利益:125.06 円
  • 業績予想の留意点:同社は売上・利益が第3四半期に集中する季節性があるため、第2四半期累計の予想記載を省略(通期比率で季節変動あり)。また、会社の業績見通しは前提に基づくものであり保証ではない旨の注記あり。
リスク要因(資料記載および決算説明からの主要項目)
  • 為替変動(在外子会社の業績連結換算方法を変更したが為替は依然リスク)
  • 原材料価格(魚すり身等の主原料価格変動)およびエネルギー・資材コストの変動
  • 海上輸送費(フレート)の急騰など地政学的リスク
  • 消費者の節約志向・個人消費の変動(物価高の影響)
  • 季節性(第3四半期偏重)による業績集中リスク
  • その他:会計基準変更の影響、災害やサプライチェーン断絶等(一般的リスク)
重要な注記・会計上のポイント
  • 在外子会社等の換算方法を期中平均為替相場に変更(遡及適用) → 遡及適用による前期数値の修正影響を注記(売上・利益に若干の影響)。遡及適用の影響金額は資料内に明示あり(例:前第1Qの売上高で15,482千円の減少等)。
  • 「法人税等に関する会計基準」等の新基準を期首より適用(影響は無しと注記)
  • 固定資産の減損損失:当第1四半期に国内食品事業で9,060千円の減損損失計上(前期は国内・関連事業で減損計上あり)。
  • 第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • 四半期財務諸表に対する監査人のレビュー状況:本資料に明確な記載なし(–)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2933
企業名 紀文食品
URL https://www.kibun.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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