決算短信：新家工業（7305）

2025年3月期　第1四半期決算短信[日本基準]　（連結）

新家工業株式会社（7305） 2025年3月期 第1四半期決算短信（連結） 要約

（出典：2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）／発表日：2024年8月9日）

基本情報

• 企業名：新家工業株式会社
• 上場コード：7305
• URL：https://www.araya-kk.co.jp
• 代表者：代表取締役社長 市川 圭司
• 問合せ先：代表取締役専務 管理本部長 浜田 哲洋（TEL 06-6253-0221）
• 報告概要：
  • 提出日：2024年8月9日
  • 対象会計期間：2024年4月1日～2024年6月30日（第1四半期連結累計期間）
• 主要事業分野（報告セグメント）：
  • 鋼管関連（主力）
  • 自転車関連
  • 不動産等賃貸（不動産賃貸）
  • その他（機械設備・福祉機器の製造販売 等）
• 発行済株式：
  • 期末発行済株式数（自己株式含む）：6,045,326株（2025年3月期1Q）
  • 期末自己株式数：479,697株（2025年3月期1Q）
  • 期中平均株式数（四半期累計）：5,565,362株（2025年3月期1Q）
• 今後の予定：決算発表／株主総会／IRイベント等の具体日程は本資料に記載なし（–）

主要業績（第1四半期：2024/4/1～2024/6/30、単位：百万円、前年比％は前年同四半期比）

• 売上高：10,869（△5.5%）
• 営業利益：341（△45.6%）
• 経常利益：515（△44.8%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：405（△38.5%）
• 四半期包括利益：699（△44.6%）
• 1株当たり四半期純利益：72.78円
• 通期業績予想（会社公表）
  • 第2四半期累計：売上高20,700 百万円、営業利益900、経常利益1,000、当期純利益700（1株当たり125.78円）
  • 通期：売上高42,700 百万円、営業利益2,200、経常利益2,400、当期純利益1,700（1株当たり305.47円）

財政状態（主要項目、単位：百万円）

• 総資産：58,926（前連結会計年度末比 +739）
  • 流動資産：34,025（+208、受取手形及び売掛金 +297、原材料・貯蔵品 +298）
  • 固定資産：24,901（+531、投資有価証券 +421）
• 負債合計：23,078（+900）
  • 流動負債：18,190（+806、支払手形・買掛金 +479、短期借入金 +307）
  • 固定負債：4,887（+94、繰延税金負債 +172）
• 純資産合計：35,848（△161、利益剰余金の減少 △460）

主要比率：
– 自己資本比率：60.1%（第1四半期末）
– 負債比率（負債/純資産）：約64.4%（23,078 / 35,848）
– 流動比率（流動資産/流動負債）：約187.1%（34,025 / 18,190）
– 総資産回転率（売上高/総資産）：約0.18（10,869 / 58,926）
– 売上高営業利益率：約3.14%（341 / 10,869）

（注）小数点以下四捨五入により端数が生じます。

損益計算書の要点

• 売上総利益：1,847（前年同期2,015）
• 販管費：1,505（前年同期1,387） → 販管費の増加で営業利益が圧迫
• 営業外収益：189（前年同期316。為替差益の縮小が主因）
• 法人税等の調整で四半期純利益は405百万円（親会社株主分）

キャッシュフロー

• 第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の記載あり。
• 減価償却費：201百万円（前年同期197百万円）

セグメント別（第1四半期、単位：百万円）

• 売上高（外部顧客向け）合計：10,869
  • 鋼管関連：売上 10,627、セグメント利益 208
  • 自転車関連：売上 85、セグメント損失 △18
  • 不動産等賃貸：売上 152、セグメント利益 130
  • その他：売上 4、利益 1
• セグメント利益の対営業利益寄与度（単純計算、営業利益341に対する比率）
  • 鋼管関連：208 / 341 ≒ 61.0%
  • 不動産等賃貸：130 / 341 ≒ 38.1%
  • 自転車関連：△18（マイナス寄与、約 △5.3%）
  • その他：1 / 341 ≒ 0.3%
• セグメント注記：固定資産の減損等該当なし。調整額は棚卸資産の調整等。

配当

• 2024年3月期（実績）：第2四半期末 155円、期末 155円（合計の表示あり） ※詳細は会社公告参照
• 2025年3月期（予想）：第2四半期末 100円、期末 200円、年間合計 300円
• 特別配当：今回の発表に特別配当の記載なし

中長期計画との整合性 / 今後の方針（会社記載の要旨）

• 国内外の景気不確実性（円安による物価上昇、中国経済の先行き懸念等）を踏まえ、厳しい環境が継続すると見込む。
• 事業対応：グループ間での製販・技術開発連携深化、積極的な設備投資による生産能力強化、生産可能品種拡大、付加価値向上を通じたマーケットシェア拡大と収益確保を目指す。

市場動向・競合（決算短信の記載より）

• 鋼材市場：自動車向けは回復傾向だが、建築分野の工期遅延や大型案件の着工見直し等で需要停滞懸念。中国の不動産不況・粗鋼生産増に伴う輸出増で海外鋼材価格下落の懸念あり。
• 普通鋼：物流倉庫・データセンター等の受注競争が激化し、コスト上昇分の価格転嫁に時間を要している。
• ステンレス：国内は価格転嫁進む一方、海外メーカーの増産による安価輸入材の流入で国内価格二極化。
• 自転車：消費低迷・在庫高で受注競争激化。
• 競合他社との比較に関する定量データ：本資料には記載なし（–）。

リスク要因（本文から抜粋・整理）

• 為替変動（円安）の影響（原材料・物価上昇）
• 中国経済の低迷や国際情勢（中東等）による需要悪化リスク
• 建築分野での労働力不足や工期遅延による受注・生産への影響
• 海外からの安価な鋼材流入による価格競争激化
• 原材料価格や輸送費、労務費の上昇

重要な注記（会計方針等）

• 会計基準の適用：2022年改正会計基準（法人税等に関する会計基準等）を期首から適用。四半期連結財務諸表への影響はない旨。
• 連結範囲に関する重要な変更：なし。
• 四半期連結財務諸表に対する監査レビュー：明記なし（添付資料参照のこと）。

まとめ（事実の要約）
– 第1四半期は売上高・利益ともに前年同期比で減少。特に営業利益・経常利益の落ち込みが大きい。主因は需要低迷下でのコスト上昇と為替差益の縮小、販管費の増加。
– セグメントでは鋼管関連が利益の中心だが利益率低下。賃貸（不動産）部門は利益貢献が大きく、自転車関連は引き続きマイナス影響。
– 会社は生産能力強化や付加価値向上を目的とした設備投資やグループ連携強化で市場対応を図る方針。将来の業績は国内外の景況や原材料・輸送コスト、為替動向に左右される旨を注記。

（注）本要約は提出された決算短信の記載内容を整理したものであり、投資助言や推奨を行うものではありません。不明な事項は「–」で示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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