2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
以下は、ご提供いただいた「日亜鋼業株式会社 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)」を基に、個人投資家向けに整理した要約(Markdown形式)です。不明な項目は「–」で記載しています。投資助言や価値判断は行っていません。
基本情報
- 企業名:日亜鋼業株式会社
- 上場コード:5658
- 上場取引所:東(東証)
- URL:https://www.nichiasteel.co.jp/
- 主要事業分野:線材加工製品(普通線材製品、特殊線材製品、鋲螺線材製品)、不動産賃貸、めっき受託加工等
- 代表者:代表取締役社長 大西 利典
- 問合せ先責任者:取締役管理本部長 山内 幸治(TEL 06-6416-1021)
- その他:決算補足説明資料作成あり/決算説明会は無し
報告概要
- 提出日:2025年7月31日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期)
- 決算説明資料:作成あり(但し決算説明会は開催せず)
- 監査(当四半期):四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー)は無し
セグメント
- セグメント名と概要:
- 普通線材製品:めっき鉄線、フェンス・土木用途向け等
- 特殊線材製品:硬鋼線、鋼索、自動車向け等
- 鋲螺線材製品:高力ボルト等、主に建築用途
- 不動産賃貸:賃貸用不動産の所有・運営
- その他:めっき受託加工等
- セグメント利益は営業利益ベースでの集計
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):51,755,478株(2026年3月期1Q)
- 期末自己株式数:4,744,977株(2026年3月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):47,028,549株(2026年3月期1Q)
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(開示されている事項)
- 次回決算発表(通期予想):2026年3月期の業績予想は「合理的算定が可能となった時点で開示」と記載(現時点で未定)
- 株主総会:–(決算短信に記載なし)
- IRイベント:決算説明会は「無」。補足資料は作成あり。
財務指標(第1四半期:2025/4/1–2025/6/30、単位は百万円表記のものは明記)
※原資料に記載の数値を基本に要点を整理(数値は四捨五入等あり)
損益(連結、累計)
- 売上高:8,225 百万円(前年同期 8,609 百万円、△4.5%)
- 営業利益:218 百万円(前年同期 303 百万円、△27.8%)
- 経常利益:492 百万円(前年同期 581 百万円、△15.3%)
- 四半期純利益(親会社株主に帰属):292 百万円(前年同期 326 百万円、△10.5%)
- 1株当たり四半期純利益:6.20円(前年同期 6.83円)
(包括利益:461 百万円、前年同期 502 百万円)
貸借対照表(連結、2025/6/30時点)
- 総資産:72,652 百万円(前連結年度末 72,339)
- 流動資産:37,444 百万円
- 現金及び預金:11,266 百万円
- 有価証券:3,050 百万円
- 売掛金等:6,358 百万円
- 固定資産:35,208 百万円
- 投資有価証券:15,886 百万円
- 有形固定資産(純額):16,737 百万円
- 負債合計:17,105 百万円
- 流動負債:11,804 百万円(短期借入金 1,250 百万円、1年内返済予定の長期借入金 1,300 百万円)
- 固定負債:5,301 百万円(長期借入金 730 百万円)
- 純資産合計:55,547 百万円
- 自己資本(参考):51,920 百万円
- 自己資本比率:71.5%(前期 71.6%)
キャッシュ・フロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 現金及び預金は11,267 百万円(貸借対照表参照)。(注:実質的なネットキャッシュは現金+有価証券−借入金等で算出可能だが、計算は下段に参照)
主要財務比率(当第1四半期時点、概算)
- 売上高営業利益率(営業利益/売上高):218 / 8,225 = 約2.66%
- 前年同期:303 / 8,609 = 約3.52%(低下)
- 流動比率(流動資産/流動負債):37,444 / 11,804 = 約317%(約3.17倍)
- 負債比率(負債合計/純資産):17,105 / 55,547 = 約30.8%
- 総資産回転率(四半期分、売上高/総資産):8,225 / 72,652 = 約0.113(四半期分。年率換算 ≒0.45)
セグメント別(第1四半期:売上高・営業利益)
- 売上高(外部顧客向け)
- 普通線材製品:2,061 百万円(売上比 約25.1%)
- 特殊線材製品:4,403 百万円(約53.5%)
- 鋲螺線材製品:1,590 百万円(約19.3%)
- 不動産賃貸:40 百万円(約0.5%)
- その他:131 百万円(約1.6%)
- 合計:8,225 百万円
- セグメント利益(営業利益ベース)
- 普通線材:30 百万円(セグメント利益構成比 約13.7%)
- 特殊線材:141 百万円(約64.1%)
- 鋲螺線材:18 百万円(約8.3%)
- 不動産賃貸:24 百万円(約10.8%)
- その他:7 百万円(約3.1%)
- 合計(セグメント計)219 百万円、調整後 営業利益 219−0.8 ≒218 百万円
- セグメント別営業利益率(概算)
- 普通線材:30 / 2,061 = 約1.5%
- 特殊線材:141 / 4,403 = 約3.2%
- 鋲螺線材:18 / 1,590 = 約1.2%
- 不動産賃貸:24 / 40 = 約59%(売上規模小)
- その他:7 / 131 = 約5.1%
財務の解説(短信本文の要旨)
- 国内外の地政学・景気不透明感、米国の通商政策や為替等の影響が続く環境。
- 普通線材、鋲螺線材で需要低迷(フェンス・土木、建設向け等)。特殊線材は自動車向け回復途上だが鋼索向け減少。
- 原材料価格上昇、物流・エネルギー・人件費増加などのコスト上昇が継続。
- 対応策として価格転嫁、輸入針金代替需要の取り込み、コスト低減を推進。
- 結果:販売数量減で売上は減少したが、販売価格改善等によりコスト上昇の一部を吸収し、営業利益・経常利益・当期利益は前年同期から減益。
配当
- 2025年3月期(実績):年間合計 10.00円(中間 4.00円、期末 6.00円)
- 2026年3月期(予想):年間合計 10.00円(中間 4.00円、期末 6.00円) — 直近公表の配当予想に修正は無し
- 特別配当:当四半期に関する特別配当の記載は無し
セグメント別詳細・戦略(短信記載の要点)
- 普通線材:公共土木・フェンス等向け需要低迷。販売価格改善で増益だが販売数量減で売上減。
- 特殊線材:自動車向けは回復途上。販売価格改善により増収増益で利益主力に。
- 鋲螺線材:建設向け需要の低迷で売上・利益とも大幅減。
- 不動産賃貸:売上は横ばいだが小口で安定的な利益寄与。
- その他:めっき受託加工等は減収だが営業利益はほぼ横ばい。
- 取り組み:販価転嫁、輸入代替需要の取り込み、コスト削減施策
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の具体数値や進捗についての明確な記載は短信に無し(–)。
- 短期的にはコスト上昇への対応(価格転嫁等)を実行中であり、特殊線材セグメントが利益の中心となっている点は中期収益基盤に関連する記述。
競合状況・市場動向(短信の記載要旨)
- 市場環境:フェンス・土木・建設向けの国内需要が弱含み。自動車向けは回復途上。原材料や物流、エネルギーコスト上昇が全体の影響要因。
- 競合他社との比較情報:短信内に同業他社との直接比較データは無し(–)。
- 競争優位性に関する記載:製品ライン別の需要取り込み(輸入代替等)を推進している旨の記載あり。
今後の見通し・リスク要因
- 業績予想:2026年3月期通期の連結業績予想は「合理的な算定が可能になった時点で開示(未定)」と記載。
- リスク(短信で明示されている主な外部要因)
- 地政学的リスク、海外の景気動向(欧米・中国等)
- 米国の通商・関税政策(短信はトランプ政権の政策等を例示)
- 為替相場の変動
- 原材料価格(鉄スクラップ等)、物流費、エネルギー費、人件費の上昇
- 建設分野の人手不足・建設費高騰 等
- その他注意事項:短信末尾に「業績見通しは前提や不確実性が高く実際と大きく異なる可能性あり」との一般的開示あり。
重要な注記・開示事項
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用は見積実効税率に基づく按分等の記載あり)
- 四半期レビュー(監査):無し
- 重要な後発事象(短信末尾)
- 2025年7月31日開催の取締役会において、タイの持分法適用関連会社「TSN Wires Co., LTD.(TSN)」の全株譲渡および当社が保有するTSNに対する貸付金・保証債務に相当する追加融資額全額の放棄を決議。これに伴い特別損失が発生する旨の別途開示(別添の適時開示を参照)あり。
参考・補足(算出根拠等)
- セグメント別や比率の計算は短信に記載の数値(千円/百万円)を基に当方で概算しています。四半期→年率換算等を行う際は注意してください。
- 簡易的な残高指標(例)
- 現金+有価証券 ≒ 11,267 + 3,050 = 約14,317 百万円
- 短期+長期借入金(貸借対照表欄)合計(概算) ≒ 1,250 + 1,300(1年内返済分) + 730 = 3,280 百万円
- (参考)単純計算のネット有利子資産 ≒ 14,317 − 3,280 = 約11,037 百万円(概算)
不明な点・追加で確認したい項目があればお知らせください(例:時価総額、通期業績予想開示後の更新、競合比較データ等)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5658 |
| 企業名 | 日亜鋼業 |
| URL | http://www.nichiasteel.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 鉄鋼 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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