2025年8月期 決算説明会資料

株式会社ハピネス・アンド・ディ(決算説明会 要約)

(2025年8月期:2024年9月~2025年8月、説明会日:2025年10月30日、東証スタンダード 3174)

基本情報
  • 企業名:株式会社ハピネス・アンド・ディ(HAPPINESS & D)
  • 主要事業分野:ブランドショップ運営(バッグ・小物・時計・宝飾)、自社ブランド/プライベートブランド、リユース(ヴィンテージ)展開、買取サポート等
  • 代表者:代表取締役社長 前原 聡
  • 説明会情報:開催日時 2025年10月30日、形式:–(資料および発表)/参加対象:投資家向け(投資参考目的)
  • 説明者:代表取締役社長(前原 聡)が総括/各事業(ハピネス・アンド・ディ、AbHeri、No.)の責任者による報告(資料に基づく説明)
  • 報告期間:対象会計期間 2025年8月期(35期、2024年9月〜2025年8月)
  • 報告書提出予定日、配当支払開始予定日:–(資料内に明示なし)
  • セグメント(主要):
    • ハピネス・アンド・ディ(HAPPINESS)— ブランドショップ(郊外型含む)/宝飾中心のMDへ移行
    • AbHeri(グループ会社1)— 宝飾ブランド(都市型、インバウンド重要)
    • No.(ナンバードット、グループ会社2)— 新規ブランド(ユニセックス、EC/ポップアップ中心)
    • その他:グループ連携(買取ノウハウ・純金製品提供等)
業績サマリー(主要指標)
  • 連結(千円ベース、IR資料表記)
    • 売上高:8,841,449 千円(約8,841.4 百万円)/前期 10,780,967 千円 → △18.0%
    • 売上総利益:3,586,685 千円(構成比 40.6%)/前期 4,114,185 千円
    • 販管費:3,990,897 千円(構成比 45.1%)/前期 4,272,404 千円
    • 営業利益:△404,212 千円(営業損失)/前期 △158,219 千円
    • 経常利益:△435,620 千円
    • 親会社株主に帰属する当期純損失:△808,614 千円(約808.6 百万円)
    • EPS(1株当たり利益):–(資料未記載)
  • 単体(ハピネス・アンド・ディ)
    • 売上高(単体):8,408 百万円(資料表)
    • 売上総利益(単体):3,308 百万円、売上総利益率 39.3%(2025実績)→ 2026計画 41.3%
    • 営業利益(単体):△344 百万円(2025実績)→ 2026計画 △33 百万円(改善見込み)
  • 子会社(抜粋:百万円表記)
    • AbHeri(実績):総額売上高 404 百万円(予算 547 百万円)/営業利益 実績 5 百万円(予算 59)
    • No.(実績):総額売上高 25 百万円/営業損失 △59 百万円
  • 前年同期比:連結売上高 △18.0%(減収)、粗利率は上昇(総額ベースで40.6%)
  • 進捗状況(中期目標との関係):粗利率向上や構造改革で収益基盤は改善中。連結2026計画で営業利益黒字(30 百万円)を計画。達成率の数値化は資料不十分のため「–」。
セグメント別状況(概況と寄与)
  • ハピネス・アンド・ディ(中核)
    • 単体売上:8,408 百万円(2025)→ 計画 7,864 百万円(2026)
    • 主力商品:地金ジュエリー、PB(プライベートブランド)ジュエリー、ヴィンテージ(導入拡大中)
    • 状況:インポートブランドを圧縮し、宝飾(特に地金)が伸長。既存店粗利率向上(前期29.5%→当期31.7%(総額ベース、既存店))。店舗網は整理(直営57店舗体制)。
  • AbHeri(グループ子会社)
    • 売上:404 百万円(実績、2025)/営業利益は小幅黒字(5 百万円)だが予算未達。国内需要低迷、インバウンド比率は高く非課税売上ベースで約40%(2025)。海外卸・出店検討(香港ジュエリーショー出展)。
  • No.(ナンバードット)
    • 売上:25 百万円(実績)/ブランド認知は向上したが販売チャネル(卸)開拓不足、ポップアップ催事は計画未達。
  • 収益貢献度(概算):ハピネス単体が売上の大半(8,408/8,841 百万円 ≈ 95%)、AbHeriが約4〜5%、No.は小さい比率。
業績の背景分析
  • ハイライト/トピックス
    • 外部:金相場の継続的上昇、円安定着、物価高の定着 → 地金製品への関心増、一方インポート高価格化で輸入ブランド需要減。
    • 内部:不採算店の閉店(過去2期で31店)、MD改革(宝飾中心へ)、PB拡充、ヴィンテージ(リユース)本格導入。
    • 特別損失:店舗改装関連の固定資産廃棄損23百万円、減損損失218百万円、店舗閉鎖損失引当金繰入37百万円、リース解約損2百万円等を計上。
  • 増減要因(売上・利益)
    • 減収要因:輸入ブランド(バッグ・雑貨・時計)の価格上昇による販売減、店舗数減少、時計市場縮小。単体売上は前期比で約18.4%減。
    • 増益への寄与要因:地金ジュエリー・PBジュエリーの好調により粗利率上昇(連結で40.6%)。ヴィンテージ販売数は下期以降大幅増(販売個数:既存店比 +949.0%)。
    • 特損による利益圧迫:上記の減損・閉店費用等で営業損失・当期純損失を拡大。
  • 競争環境/優位性
    • 優位性要素:チェーン店での地金・宝飾品の強化、PBやヴィンテージ導入による差別化、グループでの買取ノウハウ導入(Clarisse提携)。
    • 競争課題:インポートブランド価格競合、国内消費の弱さ、No.の販路拡大不足等。
  • リスク要因(外部)
    • 為替(円安 → インポート価格上昇)、金相場の急変、物価や実質賃金の動向、インバウンド需要の変動、サプライチェーンや法規制の変更、在庫変動による評価損・資金繰りリスク。
戦略と施策
  • 全社戦略(要旨)
    • MDシフト:輸入ブランド圧縮 → 宝飾(地金)・PB拡充、マージン改善重視。
    • 新規収益柱:ヴィンテージ(リユース)事業の展開拡大、店舗での買取強化。
    • グローバル展開:AbHeriを軸にアジア(香港ショー出展、卸先開拓、将来的に中国一線都市を想定)。
    • コスト構造改善:不採算店閉鎖、人件費・販管費削減等で収益基盤の再構築。
  • 進行中の施策・進捗
    • ヴィンテージ導入:下期より本格導入、販売個数急増(既存店比+949%)。
    • 買取事業強化:2025年10月より㈱Clarisse(ゴールドプラザ運営)との業務提携で買取ノウハウ導入。
    • 純金製品提供:RAINのJUNGOLDシリーズを2024年4月より提供(地金強化支援)。
    • AbHeri:香港ジュエリーショー出展で海外卸先商談を実施。
    • No.:EC・ポップアップ主体で認知向上 → だが卸販路開拓は課題。
  • セグメント別施策と期待成果
    • ハピネス:地金・PB強化で粗利率向上、ヴィンテージ在庫で新収益確保、店舗網整理で収益改善(単体で営業損失の縮小を目指す)。
    • AbHeri:国内は拠点3店体制、インバウンドでの売上確保と東アジア卸売り開拓。
    • No.:ブランド認知向上→販路(百貨店・卸)拡大を目指す。
将来予測と見通し
  • 連結 2026年8月期 業績予想(資料より、単位:百万円)
    • 売上高:8,481(計画)/2025 実績 8,841 → △360
    • 売上総利益:3,650(計画)/実績 3,586 → +64
    • 売上総利益率:43.0%(計画)/実績 40.6% → +2.4p
    • 一般管理費:3,607(計画)/実績 3,990 → △383
    • 営業利益:30(計画)/実績 △404 → +434(黒字転換計画)
    • 店舗数(連結):60店(計画・変動なし)
  • 単体(ハピネス)2026計画(百万円)
    • 売上高:7,864(計画)/実績 8,408 → △544
    • 売上総利益率:41.3%(計画)/実績 39.3% → +2.0p
    • 営業利益:△33(計画)/実績 △344 → 収支改善見込み
  • 根拠:店舗数減少に伴う売上減だが、商品構成改善(高粗利の宝飾・PB・ヴィンテージ)と販管費削減で粗利率向上・営業黒字化を目指す。子会社の寄与も想定。
  • 中長期計画:中期経営計画の全容は資料に限定的提示。粗利率改善と新規収益(ヴィンテージ・No.の収益化)で業績回復を目指す。進捗度合いは今後の販売動向と外部環境に依存。
  • マクロ影響:金価格、為替(円安)、消費者マインド、インバウンド需要、物価・賃金動向が業績に大きく影響。
配当と株主還元
  • 配当方針:–(資料に具体的配当方針の記載なし)
  • 配当実績(中間・期末):–(資料未記載)
  • 特別配当:なし(資料に特別配当の記載なし)
製品・サービス(主要)
  • 製品
    • 地金ジュエリー(喜平・コイン等):販売個数大幅増(既存店比 販売個数142.3%)、平均単価は前期比約97.0%。
    • PB(プライベートブランド)ジュエリー:拡充で粗利改善に寄与。
    • ヴィンテージ(ハイブランドバッグ等:エルメス、ルイヴィトン、グッチ、シャネル、プラダ等):下期から本格導入、販売個数・収益急増。
    • バッグ・小物・時計:MD見直しにより縮小傾向(時計は市場縮小)。
  • サービス
    • 店舗販売(直営)、EC、ポップアップ/催事、買い取り(下取り→ヴィンテージ確保へシフト)。
  • 協業・提携
    • ㈱Clarisse(ゴールドプラザ運営)と業務提携(2025年10月より)→ 店舗での買取事業強化、ブランド品買取ノウハウ導入。
    • RAIN:純金製品(JUNGOLDシリーズ)を提供(2024年4月より)→ 地金商品強化支援。
    • AbHeri:JETRO/日本ジュエリー協会共催のジャパンパビリオンで香港ジュエリーショー出展。
重要な注記
  • 会計上の主な特記事項
    • 特別損失:店舗改装に伴う固定資産廃棄損 23 百万円、減損損失 218 百万円、店舗閉鎖損失引当金繰入37 百万円、リース解約損 2 百万円等を計上(2025年8月期)。
    • 税金等:繰延税金資産の取崩しにより法人税等調整額が発生(資料では調整額 約74 百万円の言及あり)。
  • リスク・注意点(資料記載の留意点)
    • 業績見通しは現時点の情報に基づく計画であり、実際の業績は経済状況・市場動向等により変動する可能性がある旨の注記あり。
  • その他の重要イベント
    • 2025年9月:AbHeriが香港ジュエリーショーに出展(海外卸取引先との商談進展)。
    • 2025年10月:Clarisseとの業務提携開始(買取事業強化)。
    • RAINとのJUNGOLD供給(2024年4月開始)など。

(注)本要約は提示された決算説明資料に基づく情報整理です。投資判断に関する助言や推奨は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3174
企業名 ハピネス・アンド・ディ
URL http://www.happiness-d.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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