2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。中間決算は会社予想と大きな乖離なし(ほぼ予想通り)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高4,178百万円:前年同期比+3.6%、営業利益606百万円:同+10.8%、当中間純利益429百万円:同+12.4%)。
  • 注目すべき変化:営業利益・経常利益・中間純利益が前年同期比で二桁増(+10%前後)と利益率改善が顕著。
  • 今後の見通し:通期予想は修正無し(売上8,500百万円、営業利益969百万円、当期純利益668百万円)。中間進捗は売上で約49%、利益は営業利益で約62.6%と利益進捗が良好で、通期達成の見通しは現時点で維持。
  • 投資家への示唆:利益率改善が進んでおり、特にSEサービスの利益貢献が大きい。通期予想は据え置きであるため、下期の受注・人材確保状況が鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社昭和システムエンジニアリング
    • 主要事業分野:SEサービス(ソフトウェア開発・システム導入)およびBPO・受注制作(顧客向け受託制作)
    • 代表者名:代表取締役社長 尾崎 裕一
    • URL:https://www.showa-sys-eng.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月4日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)/非連結(日本基準)
    • 決算説明会:無(決算補足資料は作成有)
  • セグメント:
    • SEサービス事業:基幹システム/アプリ開発等のソフトウェア開発・保守(主力)
    • BPO事業:業務委託等のBPOサービス
    • 受注制作:顧客の受注制作案件
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):4,810,000株
    • 期末自己株式数:528,811株
    • 中間期中の平均発行済株式数(中間期):4,281,189株(EPS算定用)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
    • 配当支払開始予定日:―
    • 決算説明会:今回なし(補足資料は有)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想据え置き」ベース)
    • 売上高:中間実績4,178百万円。通期予想8,500百万円に対する進捗率49.2%(中間での到達率として標準的)。
    • 営業利益:中間実績606百万円。通期予想969百万円に対する進捗率62.6%(利益進捗は良好、上振れ余地あり)。
    • 当期純利益:中間実績429百万円。通期予想668百万円に対する進捗率64.2%(同上、利益進捗良好)。
  • サプライズの要因:
    • 主にSEサービス事業での受注・稼働取り込みにより売上増加。販売費及び一般管理費は増加したが売上総利益の伸びがそれを上回り営業利益率が改善。
    • キャッシュ面では定期預金の入出金(定期預金の預入1,600百万円、払戻1,300百万円)が投資CFに影響。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正無し。中間の利益進捗が良好なため現時点で通期達成可能性は高いと判断されるが、下期の案件進捗・人材確保が鍵。市場環境の変化や人件費動向がリスク。

財務指標

  • 財務諸表(抜粋・中間末 2025/9/30、単位:百万円)
    • 総資産:8,599(前期末8,677、△77)
    • 純資産:5,590(前期末5,343、+247)
    • 自己資本比率:65.0%(安定水準)
  • 主要損益(中間累計、対前年中間期)
    • 売上高:4,178百万円(+3.6%、前年4,032百万円)
    • 売上総利益:867.99百万円(前年790.63百万円、+9.8%)
    • 販管費:261.94百万円(前年243.79百万円、+7.4%)
    • 営業利益:606.06百万円(+10.8%、営業利益率14.5%→改善)
    • 経常利益:617.36百万円(+11.1%)
    • 中間純利益:429.61百万円(+12.4%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):100.35円(前年88.24円)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間実績)
    • 売上高進捗率:49.2%(4,178/8,500)——中間で概ね半期相当(標準)。
    • 営業利益進捗率:62.6%(606/969)——利益面で上ブレ寄りの進捗。
    • 純利益進捗率:64.2%(429/668)——同上。
    • 過去同期間との比較:前年同期に比べ売上小幅増、利益率改善で利益が二桁増。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:65.0%(安定水準)
    • 総負債/総資産比率:負債合計3,008百万円/資産合計8,599百万円=約35.0%(健全)
    • 流動比率:流動資産6,723百万円/流動負債969百万円=約694%(非常に高く流動性良好)
    • 短期借入金:10百万円(ほぼ無視できるレベル)
  • 効率性
    • 売上高営業利益率(中間):約14.5%(良好水準)
    • 総資産回転率等の詳細KPIは資料に明示無し(表計算での簡易算出は可能だがここでは要点のみ)。
  • セグメント別(中間累計)
    • SEサービス:売上3,863百万円(前年3,696百万円、+4.5%)、セグメント利益862.89百万円(前年784.18百万円、+10.1%)
    • BPO事業:売上37.33百万円(前年39.33百万円、△5.1%)、セグメント利益5.10百万円(前年6.45百万円、△20.9%)
    • 受注制作:売上278.23百万円(前年296.55百万円、△6.2%)
    • セグメント計の営業利益から販売費及び一般管理費(調整額)を差し引いて営業利益を計上
  • 財務の解説:
    • 利益改善は売上総利益の増加(SEサービスでの稼働増)と販管費の伸びを相殺する以上の効果による。
    • キャッシュは定期預金の預入・払戻の入れ替え等で減少(中間末現金3,895百万円、前期末4,179百万円、△284百万円)。配当支払235百万円が財務CFでの主因。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期 中間配当:0.00円(無配)、期末予想:55.00円、年間予想:55.00円(前回予想から修正無し)
    • 直近配当支払額(中間期中):235百万円(実際支払)
  • 配当利回り:–(株価情報なし)
  • 配当性向(予想):約35.3%(55円/156.03円)※通期EPS156.03円を使用(おおむね中程度の還元水準)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:特になし(自社株買い等の開示無し)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(中間累計)
    • 主力はSEサービスで売上・利益の大部分を占有(売上比:約92.5%=3,863/4,179)。
    • SEサービスの利益率改善が会社全体の収益改善を牽引。
    • BPO事業は売上・利益ともに減少傾向、受注制作も減少。
  • 前年同期比較:SEサービスは増収増益、BPO・受注制作は小幅減。
  • セグメント戦略:中期計画でDX・既存領域維持拡大を掲げており、人材確保を重点施策に設定。SEサービス拡大が成果として現れている。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「+transform into Values」(2025年4月開始) — 基本方針:①戦略的人材確保、②既存ビジネスの維持・拡大、③DXビジネスの維持・拡大、④社内業務基盤のデジタル化。
  • 進捗状況:中間期の増収増益は計画方針(特に①・②)と整合。今後は人材確保とDX案件の拡大がKPI達成の鍵。
  • KPI達成状況:具体的KPI数値の開示無しのため進捗は定性的。利益率改善はプラス材料。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内IT投資はDXや基幹システム刷新で拡大傾向。ただし人材不足は継続的な課題(会社も認識)。
  • 競合との相対評価:資料に同業他社比較は記載無し。だが高い自己資本比率・高い流動性・改善する営業利益率は相対的に堅実な財務基盤を示す。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正無し):売上8,500百万円(+2.2%)、営業利益969百万円(+2.1%)、経常利益983百万円(+2.1%)、当期純利益668百万円(△6.5%)
    • 次期予想:–(未開示)
    • 会社予想の前提条件:添付資料参照(為替等の前提は特段の開示なし)
  • 予想の信頼性:中間進捗は利益面で好調。過去の予想達成傾向は明示無しのため、下期の受注状況・人材動向が達成のカギ。
  • リスク要因:
    • 人材確保難による工数不足・採算悪化
    • 顧客のIT投資抑制や景気変動
    • 退職給付引当金等の長期負債変動
    • 為替・原材料は影響小(主に国内ITサービス企業のため)だが顧客業種による影響はあり得る

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 中間財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無し
  • 開示上の注意:
    • 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
    • 業績予想は会社の前提に基づく見通しであり確約事項ではない(注記あり)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4752
企業名 昭和システムエンジニアリング
URL http://www.showa-sys-eng.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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