2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に修正なし。四半期の進捗では営業利益・純利益が通期予想に対して想定より上振れ(営業利益進捗約29.8%、純利益進捗約31.4%)しており、「利益面での上振れ傾向」。市場コンセンサスとの比較は資料に無し(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+5.4%、営業利益+16.8%、経常利益+16.9%、四半期純利益+19.6%:前年同期比)。
  • 注目すべき変化:ソフトウエア開発事業が主力で好調(売上高2,044百万円、前年同期比+5.6%、売上総利益+12.9%)に対し、BPO事業は小幅縮小(売上19百万円、前年同期比△14.3%)。
  • 今後の見通し:通期予想(売上8,500百万円、営業利益969百万円、当期純利益668百万円)に変更はなく、Q1の利益進捗は通期達成に向けて良好だが、会社は年次管理のため中間(累計)予想は非開示。
  • 投資家への示唆:高い自己資本比率と潤沢な現預金で財務安全性は高い。一方、売上はソフトウェア依存が強く、エンジニア不足等の業界リスクとマクロ不確実性に注意。利益率の改善が継続できるかが注目点。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社昭和システムエンジニアリング
    • 主要事業分野:ソフトウエア開発(SEサービス、受託制作)およびBPO事業
    • 代表者名:代表取締役社長 尾崎 裕一
    • 上場取引所:東(コード 4752)
    • URL:https://www.showa-sys-eng.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)〔非連結〕
    • 決算説明会:無、補足資料:無
  • セグメント:
    • ソフトウエア開発事業:SEサービス、受託制作(主力)
    • BPO事業:外部業務委託等(規模は小さい)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):4,810,000株
    • 期末自己株式数:528,811株
    • 四半期累計平均株式数:4,281,189株
    • 時価総額:–(資料なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表/株主総会/IRイベント:資料に記載なし(–)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表通期予想との比較、単位:百万円)
    • 売上高:Q1 2,063(前年比+5.4%)。通期予想8,500に対する進捗率 24.3%(線形25%とほぼ同等)。
    • 営業利益:Q1 288(前年比+16.8%)。通期予想969に対する進捗率 29.8%(線形を上回る)。
    • 純利益:Q1 209(前年比+19.6%)。通期予想668に対する進捗率 31.4%(線形を上回る)。
  • サプライズの要因:
    • 売上総利益率の改善(人員稼働や高付加価値案件の寄与と想定)により営業利益率が改善し、利益進捗が良好となった点が主因。
    • BPOの減少はあるが規模が小さいため全体影響は限定。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。Q1の利益進捗は良好であり、現時点では通期達成可能性は高いと判断できるが、年次管理のため中間修正は行わない方針。

財務指標

  • 財務諸表(主要数値、単位:百万円)
    • 売上高(Q1):2,063(前年同期1,958、+5.4%)
    • 営業利益(Q1):288(前年同期247、+16.8%)
    • 経常利益(Q1):297(前年同期254、+16.9%)
    • 四半期純利益(Q1):209(前年同期175、+19.6%)
    • 総資産:8,328(前期末8,677、△4.0%)
    • 純資産:5,359(前期末5,343、+0.3%)
    • 現金及び預金:5,537(前期末5,780、△242、△4.2%)
  • 収益性
    • 売上高:2,063百万円(前年同期比+5.4%、金額差+105百万円)
    • 売上総利益:416百万円(前年同期比+12.5% 約+46百万円)→ 売上総利益率 20.2%(前年同期 18.9%)
    • 営業利益:288百万円(前年同期比+16.8% 約+41百万円)→ 営業利益率 14.0%(前年同期 12.6%)
    • 経常利益:297百万円(前年同期比+16.9%)
    • 四半期純利益:209百万円(前年同期比+19.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):48.95円(前年同期 40.45円、+21.0%)
  • 進捗率分析(通期予想に対するQ1進捗)
    • 売上高進捗率:24.3%(通常ライン25%に対しほぼ同等)
    • 営業利益進捗率:29.8%(通常ラインを上回る=良好)
    • 純利益進捗率:31.4%(通常ラインを上回る=良好)
    • 備考:利益進捗が売上進捗を上回っており、利益率改善が効いている。
  • 財務の安全性
    • 自己資本比率:64.3%(安定水準)
    • 負債合計:2,970百万円、負債/純資産(負債比率):約55.4%(低め)
    • 流動比率:流動資産6,471 / 流動負債936 ≒ 691%(非常に高い流動性)
  • 効率性
    • 総資産回転率(Q1ベース):売上2,064 / 総資産8,329 ≒ 0.25回転
    • 営業利益率の改善(12.6%→14.0%)が目立つ
  • セグメント別(Q1)
    • ソフトウエア開発:売上 2,044.7百万円(+5.6%)、売上総利益 413.6百万円(+12.9%)→ 売上構成比 約99.1%
    • BPO事業:売上 19.0百万円(△14.3%)、売上総利益 2.6百万円(△27.0%)→ 非常に小さい事業規模
  • 財務の解説:
    • 現金は高水準を維持。流動負債の減少(賞与引当金の減少)が負債圧縮に寄与。利益増加により自己資本は微増。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末想定):0.00円(予想)
    • 期末配当(予想):55.00円
    • 年間配当予想:55.00円(直近発表から修正なし)
    • 配当利回り:–(株価情報なし)
    • 配当性向(想定・通期):配当55円 / 1株当たり当期純利益156.03円 = 約35.3%(中程度〜やや高めの還元)
  • 特別配当の有無:なし
  • 自社株買い等:記載なし(–)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(Q1)
    • ソフトウエア開発:売上2,044.7百万円(+5.6%)、売上総利益413.6百万円(+12.9%)。主力で利益貢献の中心。
    • BPO事業:売上19.0百万円(△14.3%)、売上総利益2.6百万円(△27.0%)。規模が小さく変動の影響は限定的。
  • 前年同期比較:ソフトウエア部門で成長・粗利率改善、BPO減少。
  • セグメント戦略:新中期経営計画でDX領域拡大、人材確保優先。資料に具体KPIは限定的だが、人材強化とパートナー連携を強調。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「+transform into Values」(2025年4月~の3か年計画)— 基本方針は①戦略的人材確保、②既存事業の維持・拡大、③DX領域の拡大、④社内基盤のデジタル化
  • 進捗状況:Q1は収益性向上・売上成長が確認され、短期的には計画と整合。人材確保やDX案件の拡大が計画達成の鍵。
  • KPI達成状況:資料上の定量KPIは限定的(–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:DXやクラウド投資は堅調だが、エンジニア不足とマクロの不透明性(米国通商政策等)がリスク。会社も同様の見解を示す。
  • 競合比較:同業他社との定量比較資料なし(–)。ただし、ソフトウェア系中堅企業として利益率が高く、財務体質は相対的に良好と評価できる(自己資本比率64.3%)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(据置):売上8,500百万円(+2.2%)、営業利益969百万円(+2.1%)、当期純利益668百万円(△6.5%)
    • 次期予想:資料なし(–)
    • 会社予想の前提条件:詳細は添付資料参照(資料内参照箇所あり)
  • 予想の信頼性:Q1の利益進捗は良好で通期達成の可能性は高いが、会社は年次管理で中間修正を行わない方針。過去の予想達成傾向は資料に限定記載(–)。
  • リスク要因:人材(エンジニア)不足、受注動向の変化、マクロ経済・為替・資本市場の変動、主要顧客の投資判断の変化等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期レビュー:独立監査法人(東邦監査法人)による期中レビューあり。重要な事項は指摘されていない。
  • その他:同社は年次での業績管理を行っており、第2四半期累計の業績予想は開示していない。

(注)

  • 不明項目は「–」で表示しました。
  • 金額は決算短信記載の千円/百万円ベースを元に整理しています。
  • 本資料は情報整理であり、特定の投資助言を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4752
企業名 昭和システムエンジニアリング
URL http://www.showa-sys-eng.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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