2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較は決算短信内に明示された市場予想がないため記載不可(会社予想との比較:–、市場コンセンサスとの比較:–)。
- 業績の方向性:減収減益(売上高166,321百万円、前期比△9.0%/親会社株主に帰属する当期純利益2,489百万円、前期比△16.4%)。
- 注目すべき変化:営業利益が2,230百万円(前期比△35.6%)と大幅減。売上は減少した一方、売上総利益率はやや改善(粗利は20,453百万円)しているが、営業利益が大きく落ち込んだ点が重要。
- 今後の見通し:2025年3月期予想は売上167,000百万円(+0.4%)、営業利益2,000百万円(△10.3%)と保守的な利益見通し。今期実績から見ると達成可能性はあるが、住宅市場の不確実性やコスト環境がリスク。
- 投資家への示唆:収益性改善のための構造改革(コスト削減・業務効率化)や中期計画の推進が焦点。配当は従来どおり(年間44円)を維持し株主還元は継続。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ジオリーブグループ株式会社(旧社名反映済み)
- 主要事業分野:住宅資材販売、住宅請負等。主力は住宅資材販売(合板、建材、住宅設備機器、DIY等)。
- 代表者名:代表取締役社長 植木 啓之
- 問合せ先:取締役財務経理部長 今川 毅(TEL 03-4582-3380)
- 上場:東証
- コード:3157
- URL:https://www.geolive.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2024年5月8日(決算短信)
- 対象会計期間:2024年3月期(連結、2023年4月1日~2024年3月31日)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 住宅資材販売事業:合板、建材、住宅設備機器、DIY商品、販売用その他(主力セグメント)
- その他:住宅請負等の事業を含む(売上比率は小さい)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):13,767,052株
- 期末自己株式数:495,093株
- 期中平均株式数:13,272,164株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2024年6月25日(予定)
- 配当支払開始予定日:2024年6月26日
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月25日
- IRイベント:決算説明会は開催済/開催予定(機関向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 実績(主要項目)
- 売上高:166,321百万円(前期比△9.0%)
- 営業利益:2,230百万円(前期比△35.6%)
- 経常利益:3,932百万円(前期比△9.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,489百万円(前期比△16.4%)
- サプライズの要因(上振れ/下振れの理由、会社説明を踏まえ整理):
- 需要環境:新設住宅着工戸数の減少や消費者の住宅投資マインド低下により売上減少。
- コスト要因:資材高騰や物流コスト上昇、人手不足による建築コスト増が収益を圧迫。
- 特別要因:100周年記念費用247百万円等の特別損失計上が純損益に影響。
- 収益面の改善要素:投資有価証券売却益828百万円等の営業外収益が経常利益を下支え。
- 通期への影響:
- 2025年3月期会社予想は売上微増(+0.4%)だが営業利益は減少見込み(△10.3%)。外部環境(為替・資材価格・住宅市場)の不確実性が高く、経営計画の実行とコスト管理が達成の鍵。
- 予想修正の有無:当短信時点で通期予想修正の記載はなし(2025年3月期予想は提示済)。
財務指標
- 財務諸表要点(連結、単位:百万円)
- 売上高:166,321(前期 182,768、△9.0%)
- 売上総利益:20,453(前期 21,678)
- 販管費:18,223(前期 18,216)
- 営業利益:2,230(前期 3,462、△35.6%)
- 経常利益:3,932(前期 4,354、△9.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,489(前期 2,978、△16.4%)
- 総資産:76,178(前期 78,446)
- 純資産:22,422(前期 20,599)
- 現金及び現金同等物:15,038(前期 12,013)
- 収益性(前年比)
- 売上高:166,321百万円(△9.0%、金額差△16,447百万円)
- 営業利益:2,230百万円(△35.6%、金額差△1,232百万円)
- 営業利益率:1.3%(前期 1.9%) — 低水準(目安:5%以上で好調)
- 経常利益:3,932百万円(△9.7%、金額差△422百万円)
- 純利益:2,489百万円(△16.4%、金額差△489百万円)
- 1株当たり当期純利益(EPS):187.57円(前期 224.44円、△16.4%)
- 進捗率分析(四半期決算の場合):該当なし(通期決算のため –)
- 財務の安全性
- 自己資本比率:29.4%(前期 26.3%、注:40%以上が安定水準の目安 → 29.4%はやや低めだが改善)
- 負債合計:53,756百万円、負債/純資産(負債比率):約239.8%(53,756 / 22,422) → 高め
- 流動資産合計:58,441百万円、流動負債合計:47,499百万円、流動比率:約123.0%(流動比率100%以上は短期支払能力の目安を満たす)
- インタレスト・カバレッジ・レシオ:113.0(会社開示、利払い余裕あり)
- 効率性
- 総資産回転率(売上/総資産):166,321 / 76,178 ≒ 2.18回/年
- 売上高営業利益率の低下が明確(1.9%→1.3%)
- セグメント別(売上構成)
- 住宅資材販売:161,119百万円(前期 177,749百万円、△9.4%)
- 合板:13,645百万円(前期 17,027、△19.8%)
- 建材:73,357百万円(前期 76,546、△4.2%)
- 住宅設備機器:37,004百万円(前期 36,568、+1.2%)
- DIY商品:6,087百万円(前期 6,518、△6.6%)
- 住宅資材販売その他:31,024百万円(前期 41,089、△24.5%)
- その他:5,202百万円(前期 5,019、+3.6%)
- セグメント利益の詳細開示は省略(住宅資材販売が圧倒的比率のため詳細非開示)
- 財務の解説(要点)
- 売上は構成品目で差異あり(合板や一部建材の落ち込みが大きい)。
- 営業費用はほぼ横ばいだが売上減が利益を圧迫。
- 営業CFは3,067百万円の増加(前期2,738百万円増)でキャッシュは増加、資産負債の改善(現金増加、買掛金減少)が見られる。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期:中間25円(内訳:普通19円+創業100周年記念6円)、期末19円、年間合計44円(配当金総額 583百万円)
- 配当性向(連結):23.5%(前期 19.6%)
- 2025年3月期(予想):中間19円、期末19円、年間38円、配当性向予想 27.3%
- 配当利回り:株価情報がないため算出不可(→ –)
- 特別配当の有無:2024年中間に「創業100周年記念配当」6円を含む(特別配当あり)
- 株主還元方針:継続的な配当を維持する方針。自社株買いの記載は今回短信になし。
セグメント別情報
- セグメント別売上(参考、百万円)
- 住宅資材販売:161,119(前期 177,749、△9.4%)
- その他:5,202(前期 5,019、+3.6%)
- 前年同期比較(主要項目)
- 合板が大幅減(△19.8%)、住宅資材販売その他(△24.5%)の落ち込みが寄与。
- 住宅設備機器は横ばい~微増。
- セグメント戦略(会社記載の方針)
- エネルギー関連商材や認証材拡販、非住宅木構造分野への注力。
- 中古マンションリノベーション業者向け販売強化、プライベートブランド拡販。
- 売上総利益率改善と全社的コスト削減、業務効率化、働き方改革。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:3ヶ年計画(当期を初年度として開始)テーマは「企業変革力の向上」。
- 進捗状況・KPI:具体KPIの数値開示は短信内に限定的。事業構造改革・収益体質改善を進めると明記。
- コメント:短期は需要減やコスト高の影響が大きいが、中期計画での構造改革・商流/物流投資が実行されれば改善可能性あり。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信の記載より)
- 建築資材価格・物流コスト上昇、人手不足、住宅ローン金利上昇懸念により新設住宅着工戸数は前年比で減少(業界環境は弱含み)。
- リフォーム・リノベーションは補助金等で期待されるが需要拡大には時間を要する見込み。
- 競合比較:短信に同業他社との直接比較データなし → 相対的ポジションは「住宅資材販売が主力」である点を踏まえ市場影響を受けやすい構造。
今後の見通し
- 業績予想(会社予想 2025年3月期)
- 第2四半期累計(~第2Q):売上80,000百万円(△4.0%)、営業利益300百万円(△70.0%)
- 通期:売上167,000百万円(+0.4%)、営業利益2,000百万円(△10.3%)、経常利益2,800百万円(△28.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,850百万円(△25.7%)
- 前提条件:短信本文「今後の見通し」に記載のマクロ想定(為替や資材価格の動向等)および住宅市場の想定に基づく(詳細は添付資料参照)。
- 予想の信頼性:過去の達成傾向に関する詳細な分析は短信に限定的。提示予想は慎重な利益見通し(営業利益減)で保守的と解釈可能。
- リスク要因:
- 為替・原材料価格の変動、地政学リスク、金利上昇による住宅投資減少。
- 需要環境の弱含み、資材供給コストの上昇。
- M&Aの統合コストや期待効果の実現遅延。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(会計基準等の変更なし)
- 連結子会社の増加:ジオシャイン株式会社を新設し連結範囲に追加(当期より)。
- 重要な後発事象:増田住建株式会社の株式100%取得(子会社化)を2024年5月1日付で実施。取得価額等は非開示(守秘のため)。
- のれん減損等:当期は一部事業所等で減損(のれん等含む)を計上(当期の減損損失は小額)。
(注)情報は提出された決算短信を基に整理。市場予想や株価等外部データは含めていません。投資助言は行っておりません。必要項目で情報不足の箇所は“–”としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3157 |
| 企業名 | ジオリーブグループ |
| URL | https://www.geolive.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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