2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想を本日(2025/11/11)修正(有)。中間実績自体は公表値で良好に改善しており、営業利益は前年同期比大幅上振れ。市場予想との比較は公表資料に記載なしのため不明(→ –)。
- 業績の方向性:中間は増収増益(売上高 +1.0%、営業利益 +152.7%)。ただし特別損失(事業構造改善費用)を計上し、親会社株主に帰属する中間純損失は▲3,487百万円(前期▲9,842百万円)と赤字継続だが改善。
- 注目すべき変化:事業構造改善費用として約7.8~7.9億円の特別損失を計上(資料内に若干の表記差異あり)。一方で不採算販売見直し・価格改定・コストダウンが効き、営業利益は大幅改善。
- 今後の見通し:通期業績予想(修正後)は売上高110,000百万円(前年同期比▲13.0%)、営業利益7,500百万円。中間実績に対する進捗は売上約56.6%、営業利益約75.3%で、営業利益の進捗は高水準。ただし通期の親会社帰属当期純利益は未定。
- 投資家への示唆:営業面では収益改善の兆しが強い(価格改定・コスト削減が奏功)一方、財務面では資本政策(第三者割当増資)で現預金は大幅増加したが自己資本比率は依然低く(18.4%)、有利子負債も大きい。構造改革の実行と通期業績見通しの達成可能性、および特別損失の実行額とタイミングが重要な注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ユニチカ株式会社(Unitika Co., Ltd.)コード 3103
- 主要事業分野:高分子(フィルム・樹脂等)、機能資材(活性炭繊維・ガラス繊維・不織布等)、繊維(衣料・産業繊維)など化学・繊維関連事業
- 代表者名:代表取締役社長 藤井 実
- 問合せ先:経理部長 藤本 真澄 TEL 06-6281-5721
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け、電話会議 2025/11/25予定)
- セグメント(報告セグメント):
- 高分子事業:フィルム、樹脂等(電子材料用、高付加価値製品含む)
- 機能資材事業:活性炭繊維、ガラス繊維、ガラスビーズ、不織布、産業繊維等
- 繊維事業:衣料(ユニフォーム等)および産業資材向け繊維
- その他:上記に含まれない事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):57,752,343株(期末)
- 期中平均株式数(中間):57,654,454株
- 自己株式数(期末):98,000株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年11月25日(電話会議、資料はウェブ掲載予定)
- IRイベント:決算説明会のみ記載(上記)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ、通期予想は本日修正あり)
- 売上高(中間実績):62,147百万円(前年同期比 +1.0%)
- 通期予想(修正後):110,000百万円 → 中間進捗 62,147/110,000 = 56.6%
- 営業利益(中間実績):5,644百万円(前年同期比 +152.7%)
- 通期予想(修正後):7,500百万円 → 中間進捗 5,644/7,500 = 75.3%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:▲3,487百万円(前年同期▲9,842百万円)
- 通期の親会社帰属当期純利益は「未定(合理的算定困難)」のため進捗率算出不可
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:不採算販売の見直し、製品価格改定、コストダウン施策が営業利益を大きく押し上げた点
- 下振れ要因:期中に事業構造改善費用(特別損失)約7,8億円を計上し純利益を圧迫
- 通期への影響:
- 営業利益は中間で高い進捗(75%)のため通期見通し達成は現状で可能性あり。ただし親会社純利益は未定であり、構造改革費用の執行状況や追加の特別損失、為替等の外部要因が通期結果に影響する点に注意。
財務指標(主要数値・解説)
- 要旨(中間:2025/9/30)
- 売上高:62,147百万円(前年同期 61,550 百万円、+1.0%:増収)
- 営業利益:5,644百万円(前年同期 2,233 百万円、+152.7%:増益)
- 経常利益:4,828百万円(前年同期 1,151 百万円、+319.5%:増益)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:▲3,487百万円(前年同期 ▲9,842 百万円、赤字縮小)
- 1株当たり中間純利益(EPS):▲60.49円(前年同期 ▲170.71円)
- 貸借対照表(主要項目)
- 総資産:172,981百万円(前期末149,430百万円、増加)
- 純資産:32,118百万円(前期末16,233百万円、増加)
- 自己資本(参考):31,876百万円
- 自己資本比率:18.4%(安定水準は≥40%目安 → 18.4%(低い、要改善))
- 流動性・負債
- 現金及び預金:39,551百万円(大幅増)
- 流動資産合計:99,442百万円
- 流動負債合計:125,522百万円
- 流動比率:約79%(99,442/125,522)(100%未満:低い、要注意)
- 有利子負債(資料注記ベース):92,132百万円(期末、有利子負債高め)
- 負債合計:140,862百万円
- 収益性指標
- 売上総利益:15,282百万円(前年同期12,303百万円)
- 営業利益率:5,644 / 62,147 = 約9.1%(前年同期 2,233 / 61,550 = 約3.6% → 大幅改善)
- キャッシュフロー
- 営業CF:+5,562百万円(前年同期 +4,914百万円)=増加(営業活動で現預金創出)
- 投資CF:+971百万円(前年同期 △1,940百万円)=固定資産売却手付金等
- 財務CF:+19,709百万円(前年同期 △218百万円)=第三者割当増資による資金収入(約19,930百万円計上)
- 期末現金同等物残高:39,100百万円(前期中間 13,193 百万円 → 大幅増)
- セグメント別(中間)
- 高分子事業:売上 28,367百万円(+0.9%)、営業利益 4,996百万円(+84.2%)
- 機能資材事業:売上 19,044百万円(+3.7%)、営業利益 855百万円(+442.8%)
- 繊維事業:売上 14,679百万円(▲2.5%)、営業損失 ▲179百万円(赤字縮小)
- その他:売上 56百万円(+52.7%)、営業損失 ▲8百万円
- 解説:
- 収益改善は主に価格改定・コスト削減・不採算販売の見直しが効いたことによる。資本政策(第三者割当)により現金は潤沢になったが、負債レベルは依然高く流動比率は低め。自己資本比率18.4%は改善したが依然低水準(目安40%)。
配当
- 中間配当:0.00円(2026年3月期中間:0.00)
- 期末配当(予想):0.00円(通期合計 0.00円)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(通期当期純利益未定のため算出不可)
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:配当は無配継続。第三者割当等による資本政策を実行、株主還元は現時点で限定的。
セグメント別情報(要点)
- 高分子事業:フィルム(包装・電子材料向け)で販売は堅調。シリコーンフリー離型フィルム「ユニピール」はサーバー向けで需要拡大。中国等との価格競争はあるが不採算販売見直しで収益改善。減収ではなくほぼ横ばいで増益。
- 機能資材事業:電子材料分野中心に回復。活性炭繊維の浄水用途やガラス繊維の電子・工業用途が好調。不織布・生活資材の販売も堅調。増収増益。
- 繊維事業:ユニフォーム等は堅調だが一般衣料やデニム受注減で売上減。商品構成見直しと不採算販売の整理で赤字幅縮小。
- 戦略:不採算事業の撤退・事業譲渡、価格改定、高付加価値製品の拡販、コストダウンを中心に収益体質強化を推進。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2024年11月公表の事業再生計画に基づき構造改革を実行中。今回の特別損失・引当金計上、資金調達は計画に沿った措置。
- KPI達成状況:営業利益改善は計画方向、だが自己資本比率や有利子負債比率の改善が中長期的な課題。通期での当期純利益確定が重要KPI。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内では半導体需要の持ち直しやインバウンド回復が追い風。一方、物価高、エネルギー・物流コスト高止まり、人手不足、海外経済減速・為替変動など不確実性あり。
- 競合環境:一部製品で中国など低価格品との競争が継続。高付加価値・高機能分野での差別化が競争優位の鍵。
- 同業比較:資料に同業比較データはなし(→ –)。
今後の見通し
- 業績予想(通期修正:2025/4/1~2026/3/31、2025/11/11公表)
- 売上高:110,000百万円(前年比▲13.0%)
- 営業利益:7,500百万円(前年比+28.2%)
- 経常利益:6,000百万円(前年比+27.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益およびEPS:未定(合理的算定困難)
- 会社予想の前提条件:詳細は添付資料(「1.当中間決算に関する定性的情報(3)」)を参照すること。為替などの前提が記載されている可能性あり(ここでは資料抜粋のため省略)。
- 予想の信頼性:営業利益は中間で75%の進捗と高いが、特別損失計上の最終的な影響や追加費用、外部環境次第で変動リスクあり。
- リスク要因:為替変動、原材料・エネルギーコスト、海外安価品との価格競争、構造改革(事業譲渡・撤退)の実行リスク、景気減速。
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 監査:中間決算短信は公認会計士等のレビュー対象外
- 連結範囲の変更:有(除外 1 社:ユニチカガーメンテック株式会社 等)
- 資本政策:第三者割当(C種種類株式)による増資(払込総額 約20,000.8百万円、資本金および資本剰余金の増加)。資金使途は構造改革資金(不採算事業撤退・建物解体等)。
- 修正・注記:中間に計上した「事業構造改善引当金」等により負債が増加。特別損失の計上額はP/L表で合計7,987百万円、そのうち事業構造改善費用7,825百万円(資料中に表記差異あり)。
- その他:親会社株主帰属の通期純利益は未定とされているため、通期EPS等は現時点で未提示。
(注記)
- 本資料は提供された決算短信の内容に基づき整理した要約であり、投資助言や推奨を目的とするものではありません。数値は百万円未満切捨て表記の原資料に基づきます。不明箇所や資料上明記のない項目は “–” としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3103 |
| 企業名 | ユニチカ |
| URL | http://www.unitika.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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