2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:総じて「ほぼ予想どおり/一部修正有り」。会社は通期予想を修正(調整後営業利益を下方修正)しており、今回公表の累計実績は(調整後)好調だが、営業利益(調整前)は一時要因で大幅減。
  • 業績の方向性:売上高は減収(前年同期比 -1.1%)、調整後営業利益は増加(+4.3%)する一方、営業利益は一時要因で減益(△22.6%)、親会社帰属当期利益も減少(△19.5%)。
  • 注目すべき変化:その他包括利益における為替換算差額等の評価で大幅なマイナス(△104,320 百万円)が発生し、四半期包括利益が大幅減(△61.5%)。また、事業・工場再編費用等の調整項目(費用)が増加(78,802 百万円)し営業利益を押し下げ。
  • 今後の見通し:通期業績予想を修正(調整後営業利益を505,000→490,000百万円に下方修正、売上は4,330,000→4,360,000百万円に上方修正)。原因は米国景気の下振れ、北米トラック/バス向けの落ち込み、ブラジル事業への波及、北米でのサイバーインシデントなど。配当予想(年間230円)は据え置き。
  • 投資家への示唆:基礎的収益力(調整後営業利益)は堅調だが、一時的な再編費用や為替差損が業績・包括利益に大きく影響。配当は据え置き、自己株式取得で1株当たりの利益を下支えしている点を確認。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ブリヂストン
    • 主要事業分野:タイヤ(乗用・商用)、プレミアムタイヤ事業、ソリューション事業、化工品・多角化事業等(グローバルに展開)
    • 代表者名:取締役 代表執行役 Global CEO 石橋 秀一
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月12日
    • 対象会計期間:2025年12月期 第3四半期連結累計(2025年1月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明資料および説明会の開催:有
  • セグメント:
    • 日本、アジア・大洋州・インド・中国、米州、欧州・中近東・アフリカ(SBUベース)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む):713,698,221株
    • 期末自己株式数:60,934,732株(前期 28,871,688株)。第3Q累計期間に自己株式 32,163,300株を取得(支出:199,331 百万円)
    • 期中平均株式数(四半期累計):672,299,098株(前年同期 684,732,664株)
    • 時価総額:–(記載無し)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会資料等はWebで公開済み
    • 株主総会/IRイベント:–(該当記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(累計、百万円):
    • 売上収益:3,234,926(△1.1% YoY) — 通期予想 4,360,000 に対する進捗 74.2%
    • 調整後営業利益:368,367(+4.3% YoY) — 通期予想 490,000 に対する進捗 75.2%
    • 営業利益(調整前):291,723(△22.6% YoY)
    • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:203,536(△19.5% YoY) — 通期予想 253,000 に対する進捗 80.5%
  • サプライズの要因:
    • 調整項目(収益):前年は土地売却益等(約63,336百万円)があり今年はほとんど無く、その他収益が大幅減。
    • 調整項目(費用):事業・工場再編費用の増加(当期合計 75,025 百万円等)や減損の計上(欧州の資産減損等)が増加し、営業利益を押下げ。
    • その他包括利益での為替換算差額(△104,320 百万円)が大きく、包括利益を大幅悪化させた。
    • 地域別では北米の一部(新車用トラック・バス向け)需要低迷、北米サイバーインシデント、ブラジルから北米への輸出減少が業績に影響。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期の調整後営業利益を15,000百万円下方修正した(505,000→490,000)。通期親会社帰属当期利益は据え置き。
    • 調整後指標は進捗率が7割台で、現時点で通期達成の可能性は維持されているが、北米の需要動向やサイバー等リスクが鍵。

財務指標(要点)

  • 損益(累計 2025/1-9、百万円、前年同期比較は%で明記)
    • 売上収益:3,234,926(△1.1%/△34,485 百万円)
    • 売上原価:1,985,907(+0.3%)
    • 売上総利益:1,249,018(△3.1%)
    • 販管費:886,463(△5.8%)
    • その他収益:9,680(△87.1%、前年に土地売却等の特別利益が計上されていたため大幅減)
    • その他費用:80,512(+77.2%、再編費用増加等)
    • 営業利益(調整前):291,723(△22.6%)
    • 調整後営業利益:368,367(+4.3%)
    • 税引前利益:275,963(△23.0%)
    • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:203,536(△19.5%)
    • 基本EPS(四半期累計):302.75円(前年 369.09円、△18.0%)
  • 収益性指標(概算)
    • 営業利益率(調整前):291,723 / 3,234,926 = 約9.0%(前年は約11.5%) → 低下
    • 調整後営業利益率:368,367 / 3,234,926 = 約11.4%
    • 通期予想ベースROE(概算):253,000 / 3,485,216 = 約7.3%(目安8%未達)
    • 通期予想ベースROA(概算):253,000 / 5,488,477 = 約4.6%(目安5%未達)
  • 進捗率分析(通期予想比、累計進捗)
    • 売上高進捗:74.2%(3,234,926 / 4,360,000)
    • 調整後営業利益進捗:75.2%(368,367 / 490,000)
    • 親会社利益進捗:80.5%(203,536 / 253,000)
    • 過去同期間(2024年)は売上進捗約73.8%であり、進捗は概ね同水準〜やや良好。
  • キャッシュフロー(累計、百万円)
    • 営業CF:419,763(+30.9% YoY、前年 320,485) — 税支払の減少、減価償却の増加等により増加
    • 投資CF:△176,053(ほぼ前年と同水準、前年 △174,597)。有形固定資産取得支出 183,113(前年 213,793)
    • 財務CF:△368,402(前年 △310,578)— 主因:自己株式取得(約199,818百万円)等
    • フリーCF(概算):419,763 − 176,053 = 約243,710(百万円)
    • 営業CF/純利益比率:約419,763 / 203,536 ≒ 2.06(1.0以上で健全)
    • 現金及び現金同等物残高:557,294(前期 706,732。流動性は十分)
  • 四半期推移(QoQ 等):四半期ごとの明細は本資料に限定的。季節性はあるが累計ベースで比較。
  • 財務安全性
    • 総資産:5,488,477(△4.1% YoY)
    • 親会社所有者に帰属する持分:3,485,216(△6.6% YoY)
    • 親会社所有者帰属持分比率:63.5%(安定水準、前年 65.2%)
    • 流動資産:2,755,210 / 流動負債:1,111,739 → 流動比率 ≒ 248%(健全)
    • 有利子負債(短長期社債・借入金合計):123,657 + 349,975 = 473,632(百万円) → 現金が上回りネットキャッシュ約83,662百万円
  • 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率は調整後では改善、調整前では低下(詳細は業種平均参照)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(主な項目):当期は土地売却等の一時的利益はほぼ無し(調整項目(収益) 2,158 百万円)。前年に土地売却益等 63,336 百万円計上。
  • 特別損失(主な項目):減損損失(欧州の事業用資産 18,667 百万円)、事業・工場再編費用(当期合計 約75,025 百万円)、その他災害損失等。
  • 一時的要因の影響:一時費用の増加により営業利益(調整前)が大幅に低下。一方、調整後営業利益は増加しており、基礎利益は堅調。
  • 継続性の判断:再編費用は一時的だが、北米の需要低迷やサイバー等は継続リスクになり得る。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 第2四半期(中間)配当:115.00円(2025期)
    • 期末(予想):115.00円
    • 年間配当予想:230.00円(修正なし)
    • 配当利回り:–(株価に依存のためここでは記載無し)
    • 配当性向(通期予想ベース):253,000(当期利益)に対する配当金総額(概算)→配当性向は会社公表ベースでの算出必要(記載無し)
  • 株主還元:自己株式取得(32,163,300株、支出約199,331百万円)を実施しており、EPS・株主還元の強化を図っている。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産取得による支出(累計):183,113 百万円(前年 213,793 百万円、△14.4%)
    • 減価償却費:265,373 百万円(前年 261,238 百万円)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(本資料明示無し)
    • 主なテーマ:–(記載無し)

受注・在庫状況

  • 在庫(棚卸資産):906,509 百万円(△4.1% YoY、前年 945,285 百万円)
  • 受注情報:–(本資料に受注高/受注残は記載無し)
  • 在庫回転日数等:–(記載無し)

セグメント別情報

  • セグメント売上(外部収益・累計、百万円)
    • 日本:705,223(増)
    • アジア・大洋州・インド・中国:344,810(概ね横ばい)
    • 米州:1,560,070(減少)
    • 欧州・中近東・アフリカ:611,470(微増)
    • 合計(連結):3,234,926
  • セグメント別調整後営業利益(累計、百万円)
    • 日本:131,785(前年 135,621)
    • アジア等:41,101(前年 42,086)
    • 米州:157,837(前年 130,693) ※調整後利益は米州で増加
    • 欧州等:33,066(前年 16,164) ※欧州で改善
    • セグメント合計(調整後):368,367(+4.3%)
  • コメント:調整後ベースでは米州・欧州が伸びているが、製品別やチャネル別では北米の一部需要(トラック・バス)落ち込み等の弱点がある。地域別内訳と調整項目の差分に注意。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の進捗:調整後営業利益は前年並み~増加で一定の進捗。ただし一時費用や為替影響で単年度の純利益・包括利益は振れが大きい。
  • KPI達成状況:会社公表KPI(例:調整後営業利益等)に対しては進捗良好だが、純利益面は一時要因で未達傾向。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との相対比較は本資料に無し。タイヤ業界では北米需要動向や原材料、為替が業績に与える影響が大きい。
  • 市場動向:北米景気指標の悪化、北米消費者信頼感の低下、北米でのサイバーインシデントが短中期のリスク要因。ブラジル→北米輸出減少が地域業績に波及。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期売上収益:4,360,000 百万円(前回発表から +30,000)
    • 通期調整後営業利益:490,000 百万円(前回から △15,000)
    • 親会社帰属当期利益:253,000 百万円(据え置き)
    • 会社は修正理由として「米国内景気想定対比悪化、北米新車用トラック・バス向けの売上減、ブラジル事業悪化、北米サイバーインシデント」を挙げる。
  • 予想の信頼性:現時点の情報に基づく見込みであり、為替・原材料・市場需給、サイバーリスク等により変動の可能性あり。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格、北米市場の景気動向、サプライチェーン・サイバーセキュリティ、再編費用の追加、地政学的リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 監査(期中レビュー):独立監査法人による期中レビュー(任意)あり、重要な点で適正との結論。
  • その他:当第3四半期連結累計期間に自己株式取得(32,163,300株)実施。配当予想の変更は無し。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5108
企業名 ブリヂストン
URL http://www.bridgestone.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 自動車・輸送機 – ゴム製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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