2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上高・営業利益は会社計画/市場想定にほぼ沿った伸長だが(会社予想の達成率は下記参照)、親会社株主に帰属する四半期純利益は特別損失(主に訴訟損失)の計上で大幅減益(下振れ相当)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+5.0%、営業利益+29.6%)だが、一時要因で当期純利益は減少(△72.4%)。
- 注目すべき変化:特別損失(訴訟損失)の大幅計上(773,700千円)により税引前利益が赤字に転じ、四半期純利益が大幅減少。訴訟損失引当金は期末で1,663,300千円に増加。
- 今後の見通し:通期業績予想は修正有(別途「特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。第1四半期の進捗は売上・営業利益は通期に対し順調(進捗率約25.8%・27.5%)だが、純利益進捗は低く(約7.5%)、通期での特別損失影響を織り込んだ予想達成の可否は今後の訴訟・和解動向に依存。
- 投資家への示唆:事業自体は増収で回復基調だが、石綿関連の訴訟リスク(既に引当計上済)が業績・キャッシュフローに与えるインパクトが最大の注目点。事業の通常収益力(営業利益率約9.8%)と訴訟関連費用の継続可能性を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ノザワ
- 主要事業分野:建築材料関連事業(押出成形セメント板「アスロック」をはじめとした建築材料の製造販売等)
- 代表者名:代表取締役社長 野澤 俊也
- 上場:東証(コード 5237)
- URL:https://www.nozawa-kobe.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日、連結)
- 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント:建築材料関連事業(記載のためセグメント別詳細は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):12,075,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):11,720,390株
- 自己株式数:356,510株(期末)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無(当該四半期)
- 株主総会/IRイベント:–(該当記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(※会社公表の通期予想をベースに進捗率を算出)
- 売上高:5,806百万円(前年同期比+5.0%)。通期予想22,500百万円に対する進捗率 25.8%(計画ベースで順調)。
- 営業利益:567百万円(前年同期比+29.6%)。通期予想2,070百万円に対する進捗率 27.4%(おおむね順調)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:80百万円(前年同期比△72.4%)。通期予想1,070百万円に対する進捗率 7.5%(大幅に遅れ)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:製品別では住宅用軽量外壁材などが伸長し、押出成形セメント製品合計では増収。
- 下振れ要因:訴訟関連の損失計上(訴訟損失773,700千円、特別損失合計788,097千円)が税引前利益・純利益を大きく押し下げた。
- 通期への影響:
- 会社は特別損失計上に伴い業績予想を修正(修正有)。特別損失が通期業績に与える影響は大きく、今後の裁判・和解の帰趨により追加費用発生のリスクあり。
財務指標(要点)
(単位:百万円、四捨五入注意)
- 損益(第1四半期累計)
- 売上高:5,806百万円(前年同期比+5.0%;前期5,530百万円)
- 売上総利益:1,656百万円
- 販管費:1,088百万円
- 営業利益:567百万円(前年同期比+29.6%)
- 経常利益:638百万円(前年同期比+24.6%)
- 特別損失:788百万円(内 訴訟損失 774百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:80百万円(前年同期 290百万円、△72.4%)
- EPS(四半期):6.85円(前期 25.19円)
- 収益性指標
- 営業利益率:567 / 5,806 = 約9.8%(参考:業種平均は明示なし)(目安:高いほど良好)
- 経常利益率:≈11.0%
- 純利益率:≈1.4%(一時項目の影響で低下)
- ROE:–(資料に直接の年間化計算値なし)
- ROA:–(資料に直接の年間化計算値なし)
- 貸借対照表(第1四半期末)
- 総資産:30,814百万円(前期末 30,240百万円、+574百万円)
- 純資産:20,370百万円(前期末 20,666百万円、△295百万円)
- 自己資本比率:66.1%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 流動・固定の主要変動
- 現金・預金:4,848百万円(前期末 6,755百万円、減少約1,906百万円)→ 営業や投資・訴訟関連の影響か(CF明細は未作成)
- 受取手形・売掛金・契約資産:6,093百万円(前期末 4,181百万円、増加約1,912百万円)
- 訴訟損失引当金:1,663百万円(前期末 890百万円、増加約773百万円)
- 負債合計:10,445百万円(前期末 9,574百万円、増加約870百万円)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。個別の営業CF/投資CF/財務CFは未提示。現金同等物残高は減少している点に留意。
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率:25.8%
- 営業利益進捗率:27.4%
- 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:7.5%
- コメント:売上・営業利益は概ね均等配分あるいは上振れしているが、純利益は一時特別損失の影響で低迷。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:–(該当記載なし)
- 特別損失:合計788,097千円(約788.1百万円)
- 主な内訳:
- 訴訟損失:773,700千円(約773.7百万円)
- 固定資産除却損:14,397千円(約14.4百万円)
- 一時的要因の影響:
- 訴訟損失は当期純利益を大幅に圧迫。営業利益段階では増益だが、特別損失のため最終利益が大幅減少している。
- 継続性の判断:
- 訴訟関連は継続的リスク(注記にて追加費用発生の可能性を明記)。将来の裁判判決・和解によっては追加損失の発生可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0円(未実施)
- 期末配当(通期予想):40.00円(前期も期末40.00円、修正の有無:直近予想からの修正なし)
- 年間配当予想:40.00円(期末のみ)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期純利益予想1,070百万円に対する計算は可、だが株式数による算出は資料外の株価参照不要)
- 特別配当:無
- 株主還元方針:自社株買い等の記載:無
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(該当記載なし)
- 減価償却費:当第1四半期累計 198,974千円(約199百万円、前年同期 185,367千円)
- R&D費用:–(該当記載なし)
- 備考:固定資産は期末で増加(投資その他の資産等の増加を確認)。
受注・在庫状況
- 受注状況(工事受注など)
- 受注高(当第1四半期):1,059,103千円(前年同期 1,045,520千円、増加13,583千円)
- 受注残高(当第1四半期):3,531,609千円(前年同期 2,368,894千円、増加1,162,714千円)→ 受注残の増加は今後の売上確保に寄与する可能性
- 在庫状況
- 棚卸資産(商品及び製品):422,381千円(前期末 460,743千円、やや減少)
- 在庫回転等の詳細:–(記載なし)
セグメント別情報
- 単一報告セグメント:建築材料関連事業
- 品種別売上(当第1Q、資料記載)
- 押出成形セメント製品(合計):4,634百万円(前年同期比+6.5%)
- アスロック:2,635百万円(前年同期比△1.2%)
- 住宅用高遮音床材:527百万円(前年同期比+4.8%)
- 住宅用軽量外壁材:1,470百万円(前年同期比+24.6%)
- スレート関連:211百万円(前年同期比△1.9%)
- 耐火被覆等:253百万円(前年同期比△6.2%)
- 相手先上位
- 積水ハウス:2,165百万円(売上構成比 37.3%、前年同期比増加)
- 伊藤忠建材:830百万円(売上構成比 14.3%)
競合状況や市場動向
- 市場概況(資料記載):建設業界は人手不足による供給制約で建設計画の停滞が続く環境。これが建築材料需要に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 第2四半期累計(会社予想):売上 11,200百万円、営業利益 1,060百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 390百万円(第2Q累計)
- 通期(会社予想、修正後):売上 22,500百万円(+2.5%)、営業利益 2,070百万円(+23.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,070百万円(△7.5%)
- 前提条件・修正理由:特別損失計上等に伴う修正(詳細は会社公表の修正資料参照)
- 予想の信頼性:第1四半期は営業面で順調だが、純利益は訴訟関連に依存。過去の予想達成傾向の記載なし → 予想の確度は訴訟関連の帰趨に左右される。
- リスク要因:
- 石綿(アスベスト)関連の訴訟・補償負担(現在引当金計上済だが追加費用の可能性あり)
- 建設市場の需給変動、人手不足による工事低迷
- 債権回収・受取手形の動向(売掛金増加に伴う資金繰り影響)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(注記あり)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期累計期間の作成はなし(注記)
- 偶発債務:石綿関連の将来補償負担等について注記あり
- 監査・レビュー:四半期報告に対する公認会計士等のレビュー:無
注:本資料は会社提出の決算短信(2026年3月期 第1四半期)に基づき要点を整理したものであり、投資判断や助言を行うものではありません。不明な項目は「–」と表記しています。数字は会社資料の記載に基づく(単位は主に百万円)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5237 |
| 企業名 | ノザワ |
| URL | http://www.nozawa-kobe.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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