2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想に対する修正は無し(未修正)。市場予想は–。中間(第2四半期)実績は会社公表の通期見通しに対して進捗率が低く、特段の上振れはなし(通期予想に対する進捗は売上高約19%、営業損失の発生は通期見込みに対し約62%)。
  • 業績の方向性:減収・減益(中間)→ 売上高36,998千円(前年同期比▲51.5%)、中間純損失651,162千円(前年同期比損失拡大37.3%)。
  • 注目すべき変化:研究開発費の増加等により営業損失が大幅拡大(営業損失623,270千円、前年同期比損失増159,100千円、悪化率約34%)。現金残高は前期末比で478,136千円減少し1,656,163千円。
  • 今後の見通し:通期予想(売上195百万円、営業損失△1,010百万円、当期純損失△1,060百万円)は据え置き。中間の損失進捗が大きく、事業化・提携進展がなければ通期での損失拡大リスクが高い点は注視が必要。
  • 投資家への示唆:第1に「細胞シート再生医療事業」の費用負担が大きく業績を圧迫。第2に資金はあるものの営業CFが継続的にマイナスであるため、提携や受託収入の早期拡大が重要。継続企業の前提に関する重要な疑義が継続している旨の開示があり、短中期での事業化進捗と資金調達手段の確認が重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社セルシード
    • 主要事業分野:再生医療支援事業(細胞培養器材、製造受託等)および細胞シート再生医療事業(同種軟骨細胞シート等の自社開発)
    • 代表者名:代表取締役社長 橋本 せつ子
    • 問合せ先:取締役 経営管理部門長 中岡 圭一郎(TEL 03-6380-7490)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月13日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(第2四半期/中間期、非連結)
    • 決算補足説明資料:有、決算説明会:有
  • セグメント:
    • 再生医療支援事業:細胞培養器材(UpCell®等)、製造受託(CDMO)など
    • 細胞シート再生医療事業:同種軟骨細胞シート等の研究開発・臨床(治験)・将来の製品化
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):34,666,419株
    • 期中平均株式数(中間期):34,666,263株(前年中間期:32,194,747株)
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年8月14日
    • 株主総会等:定時株主総会は2025年3月に実施済み
    • IRイベント等:決算説明会あり(詳細は同社資料参照)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較、達成率は通期予想に対する中間実績の進捗率)
    • 売上高:中間 36,998千円(約36.998百万円)。通期予想 195百万円に対する進捗率:36.998/195 ≒ 19.0%(達成率 約19%)
    • 営業利益:中間 営業損失 △623,270千円。通期営業損失見込み △1,010百万円に対する進捗(損失発生ベース):623.3/1,010 ≒ 61.7%
    • 純利益:中間 当期純損失 △651,162千円。通期当期純損失見込み △1,060百万円に対する進捗:651.2/1,060 ≒ 61.4%
  • サプライズの要因:
    • 主要因は研究開発費の増加(細胞シート事業での試験準備・治験関連費等)および海外売上の低迷(UpCell®等の海外販売準備中だが当期は海外売上が低調)。
    • 減損損失計上(26,717千円)も損失を押し上げ。
    • 前期にあった新株予約権の行使による資金調達は当中間期に発生しておらず、財務活動による入金が減少。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期見通しを据え置き。だが中間での損失進捗率が高く、当面は研究開発投資および受託・提携の成果が通期見通しの達成可否を左右する。現時点で会社は修正を発表していない。

財務指標

(注:金額は原資料に基づき「千円」を基本表記。参考として百万円表記も併記)

  • 財務諸表の要点(中間:2025年6月30日)
    • 総資産:1,912,989千円(1,912.99百万円、前期末2,433,084千円から▲520,095千円)
    • 純資産:1,512,848千円(1,512.85百万円、前期末2,163,204千円から▲650,356千円)
    • 自己資本比率:78.5%(前期末88.5% → 安定水準は40%以上。低下したが依然高水準)
  • 主要損益項目(中間、2025/1-6)
    • 売上高:36,998千円(前年中間 76,303千円、前年同期比▲51.5%)
    • 営業利益:▲623,270千円(前年中間▲464,170千円、損失幅は+159,100千円、悪化率約34.3%)
    • 経常利益:▲623,969千円(前年中間▲463,355千円、悪化率約34.7%)
    • 中間純利益(当期純損失):▲651,162千円(前年中間▲474,459千円、損失増176,703千円、悪化率約37.3%)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):▲18.78円(前年中間▲14.74円、悪化率約27.4%)
  • 収益性指標
    • ROE(概算):中間純損失▲651,162千円 ÷ 自己資本(期末)1,502,000千円 ≒ ▲43.3%(負の値、参考:8%以上が良好)
    • ROA(概算):▲651,162千円 ÷ 総資産1,912,989千円 ≒ ▲34.0%(負の値、参考:5%以上が良好)
    • 営業利益率:▲623,270千円 / 36,998千円 ≒ ▲1,683.8%(大幅マイナス。業種平均とは比較にならない悪化)
  • 進捗率分析(中間→通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:約19.0%
    • 営業利益(損失)進捗率(損失比率):約61.7%(既に通期見込み損失の約62%を計上)
    • 純利益進捗率(損失比率):約61.4%
    • 過去同期間(前年中間)進捗との比較:売上・利益ともに悪化、特に営業・純損失の拡大が顕著
  • キャッシュフロー(中間)
    • 営業CF:▲473,043千円(前年同期▲405,048千円、支出増▲67,995千円、悪化約16.8%)
    • 投資CF:▲717千円(前年同期▲6,191千円、支出減)
    • 財務CF:▲4,375千円(前年同期+422,227千円、前年は新株発行による収入が発生)
    • フリーCF(概算):営業CF+投資CF = ▲473,760千円
    • 営業CF/純利益比率:▲473,043 / ▲651,162 ≒ 0.726(目安1.0以上が健全 → 未達)
    • 現金及び現金同等物残高:1,656,163千円(前期末2,134,299千円から▲478,136千円)
  • 四半期推移(QoQ):詳細四半期別数値は本資料に限定掲載。中間累計で営業損失・キャッシュアウトが拡大。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率78.5%(安定水準、ただし前年から低下)
    • 流動負債の増加(未払金の増加により流動負債合計が103,144千円→249,403千円)
    • 長期借入金は期中に返済があり116,872千円(固定負債合計は減少)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:なし(当中間期)
  • 特別損失:減損損失 26,717千円(前年中間は12,014千円)
  • 一時的要因の影響:減損損失は当期損失を押し上げているが、主要悪化要因は研究開発費の増加や受託・海外売上の低迷
  • 継続性の判断:減損は単年度要因だが、研究開発費等は中長期的に継続する可能性あり

配当

  • 中間配当:0.00円(2025年中間実績)
  • 期末配当(予想):0.00円(通期予想含む)
  • 年間配当予想:0.00円(変化なし)
  • 配当利回り:–(配当0のため0%)
  • 配当性向:–(赤字のため参考外)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間):有形固定資産取得 229千円、無形固定資産取得 488千円(合計717千円。前年同期は6,191千円)
  • 減価償却費:–(明示無し)
  • 研究開発費:451,208千円(中間、前年中間322,338千円 → 前年同期比+40.0%(金額差+128,870千円))。細胞シート事業の治験準備等が主因。

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注高/受注残高:–(記載なし)
  • 在庫状況:棚卸資産(商品・製品等)合計 47,657千円(商品及び製品17,843、仕掛品4,895、原材料等24,919)。前年同期比ほぼ横ばい。

セグメント別情報

  • 再生医療支援事業
    • 売上高:35,123千円(前年中間75,086千円、前年同期比▲53.2%)
    • セグメント営業損失:△59,402千円(前年中間△18,715千円、損失幅増+40,687千円、悪化率約217%)
    • コメント:国内での展示会等販促は実施、UpCell®海外販売準備中だが当期は海外売上低迷
  • 細胞シート再生医療事業
    • 売上高:1,875千円(前年中間1,217千円、前年同期比+54.1%)
    • セグメント営業損失:△448,659千円(前年中間△332,108千円、損失幅増+116,551千円、悪化率約35.1%)
    • コメント:同種軟骨細胞シート(CLS2901C)の治験開始準備進展。治験開始に伴う支出増加が損失拡大に寄与
  • セグメント調整:全社費用(経営企画部門等)115,208千円が配賦されていない全社費用として計上

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料上の中期計画の具体数値は本短信に詳細記載無し。事業化・提携による収益化が目標であり、現状は研究開発投資段階。
  • KPI達成状況:研究開発進捗(治験準備)は進んでいるが、製品化・収益化の道程は未完(会社も継続企業判断に重要な疑義を開示)。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との詳細比較:–(記載なし)
  • 市場動向:国内は内需底堅さ、海外は米国の政策不確実性・地政学的混乱で研究投資環境が変動。UpCell®等海外販売の成否が収益に影響。

今後の見通し

  • 業績予想(通期、2025年1月1日~12月31日):変更なし(2025年2月13日発表と同じ)
    • 通期売上高:195百万円
    • 通期営業利益:△1,010百万円
    • 通期経常利益:△1,010百万円
    • 通期当期純損失:△1,060百万円(1株当たり当期純損失予想 △30.58円)
    • 前提条件:詳細は添付資料の「業績予想などの将来予測情報に関する説明」参照(為替等の記載があれば同資料に記載)
  • 予想の信頼性:中間の損失進捗が大きく、通期見通しに対する下振れリスクあり。過去に大規模な新株発行で資金確保した実績はあるが、当期は財務での大型収入が発生していないため、受託収入・提携収益・追加資金調達の有無が鍵。
  • リスク要因:治験の遅延・不承認、海外販売の遅れ、研究開発費の増加、資金調達の不確実性、地政学リスク等

重要な注記

  • 会計方針の変更:無
  • 継続企業の前提に関する注記:同社は「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在している」と判断(開示あり)。同社は新規提携・受託案件獲得および第1号製品の早期事業化で解消を図る方針。
  • 株主資本に関する変動:2025/3/25定時株主総会の決議により2025/5/2付で資本金等の減少・振替を行い欠損填補を実施(資本金2,152,299千円、資本剰余金0円、利益剰余金▲651,162千円の状況)。

(不明な項目は「–」で記載しています。)
※ 本資料は決算短信の要約であり、投資助言を目的とするものではありません。詳細は会社提出の正式資料および決算説明資料をご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7776
企業名 セルシード
URL http://www.cellseed.com
市場区分 グロース市場
業種 電機・精密 – 精密機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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