2023年10月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:市場・会社予想との比較情報は開示資料内に前年予想差との記載はなく、特段の予想修正はなし(結果はほぼ公表値どおり/会社予想との「サプライズ」は想定外の修正は記載なし)。
  • 業績の方向性:売上高は減収(6,796百万円、△2.3%)だが、特に利益面で大幅悪化(営業利益116百万円、△65.7%/経常利益147百万円、△59.6%/当期純利益135百万円、△50.7%)。
  • 注目すべき変化:売上は小幅減にとどまるが、原材料・商品仕入価格、梱包資材、電力費等の上昇により売上原価が増加し、営業利益率が前年の4.9%→1.7%へ急低下(営業利益減少が最大の変化点)。
  • 今後の見通し:2024年10月期会社予想は増収増益(売上7,354百万円、+8.2%/営業利益260百万円、+124.0%)。会社は収益回復を見込むが、為替・原材料・地政学リスク等の外部要因により実現可能性は注意を要する(予想修正の有無:なし)。
  • 投資家への示唆:短期ではコスト上昇が利益圧迫要因。自己資本比率は高水準(80%台)で財務は安定しているため、会社側の販売・コスト対策の進捗に注目(製品ミックス改善、輸出拡大、高付加価値製品拡販、燃焼機器事業の拡大)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:エイケン工業株式会社
    • 主要事業分野:自動車用フィルターの製造・販売(フィルター部門)、バーナ・熱交換器等の製造・販売(燃焼機器部門)
    • 代表者名:代表取締役社長 早馬 義光
    • URL:https://www.eiken-kk.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2023年12月7日(決算短信)
    • 対象会計期間:2023年10月期(2022年11月1日~2023年10月31日)、非連結
    • 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
  • セグメント:
    • フィルター部門:主に自動車用フィルターの製造・販売(国内・輸出)
    • 燃焼機器部門:バーナ部品、バーナ、熱交換器等の製造・販売
    • その他:灰皿等の販売(小口)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):1,240,000株
    • 期末自己株式数:226,255株
    • 期中平均株式数:1,011,913株
    • 時価総額:–(決算短信に数値明記なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日:2024年1月26日
    • 配当支払開始予定日:2024年1月29日
    • 有価証券報告書提出予定日:2024年1月26日
    • 決算説明会:無

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(注:会社の事前予想との直接比較データは当資料に明示なし。下は実績の前年同期比)
    • 売上高:6,796百万円(前期比 △2.3%)
    • 営業利益:116百万円(前期比 △65.7%)
    • 純利益:135百万円(前期比 △50.7%)
  • サプライズの要因:
    • 主因は商品仕入価格、原材料、梱包資材、電力費の上昇による売上原価増加。売上自体は小幅減に留まるが、コスト上昇が利益を大きく圧迫。
    • 燃焼機器部門は売上減少に伴う生産量低下で生産効率が悪化し採算悪化。
  • 通期への影響:
    • 会社は2024年通期で増収増益予想(売上7,354百万円、営業利益260百万円)。達成可能性は、原材料・エネルギー価格の動向や輸出回復、製品ミックス改善の実行度に依存。現状はコスト圧力が残る点に注意。

財務指標(主要数値は百万円表記、前年比%併記)

  • 貸借対照表(要点)
    • 総資産:7,078百万円(前期比 +0.4%)
    • 純資産:5,692百万円(前期比 +0.8%)
    • 自己資本比率:80.4%(安定水準)
    • 現金及び現金同等物:770百万円(前期末 493百万円 → +276百万円)
  • 損益計算(要点)
    • 売上高:6,796百万円(前年 6,954百万円、△2.3%/△158百万円)
    • 営業利益:116百万円(前年 339百万円、△65.7%/△223百万円)
    • 経常利益:147百万円(前年 365百万円、△59.6%/△217百万円)
    • 当期純利益:135百万円(前年 275百万円、△50.7%/△139百万円)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):133.78円(前年 272.96円、△50.9%)
    • 営業利益率:1.7%(前年 4.9%)
  • 収益性指標
    • ROE:2.4%(開示値。目安:8%以上良好 → 低い)
    • ROA:約1.9%(135 / 7,078、目安:5%以上良好 → 低い)
    • 営業利益率:1.7%(業種比は多品目製造業で低め。前年4.9%から大幅低下)
  • 進捗率分析(四半期決算用指標は該当なし、通期決算のため該当項目は–)
  • キャッシュフロー(千円→百万円概算)
    • 営業CF:+253百万円(前年 +422百万円、減少)
    • 投資CF:+139百万円(前年 △304百万円、主に定期預金払戻し・投資有価証券償還等)
    • 財務CF:△115百万円(前年 △214百万円、主に配当支払)
    • フリーCF(営業CF – 投資CF):約 +114百万円(253 – 139)
    • 営業CF/純利益比率:約 1.87(253 / 135、目安1.0以上で健全 → 良好)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単位の明示データなし(本決算は通期)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:80.4%(安定水準)
    • 流動比率(概算):流動資産4,391 / 流動負債1,100 ≒ 399%(高水準)
    • 有利子負債:短期借入金460百万円(期末)、長期有利子負債はほぼなし → 財務負担小
  • 効率性
    • 総資産回転率(売上/総資産):6,796 / 7,078 ≒ 0.96回/年(やや低め)
  • セグメント別(当期)
    • フィルター部門:売上 6,467百万円(前期 6,573百万円、△1.6%)、セグメント利益 410百万円(前期 610百万円、△32.7%)
    • 燃焼機器部門:売上 327百万円(前期 380百万円、△14.0%)、セグメント利益 15百万円(前期 35百万円、△56.2%)
    • 大口顧客依存:主要顧客ユニオンモーター㈱ 売上 2,490百万円(売上全体の約36.6%)等、顧客集中リスクあり
  • 財務の解説:
    • 売上は小幅減に留まる一方で、仕入・原材料・電力等のコスト上昇が利益率を圧迫。現金預金は増加し流動性は良好。自己資本比率は高く財務の安全性は確保されている。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 28,186千円、保険解約返戻金等により特別利益合計 約32,319千円(当期)
  • 特別損失:固定資産除却損等で約4,983千円(当期)
  • 一時的要因の影響:特別利益が純額でプラス寄与しているが、主要な利益変動は営業損益の悪化(原価上昇)によるもの。特別項目を除いても営業ベースで利益は減少しているため実質的な悪化は継続的な課題。
  • 継続性の判断:特別利益の多くは非継続的要因(有価証券売却、保険返戻等)と考えられるため、継続的な収益力回復は本業のコスト改善と販売拡大に依存。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0円
    • 期末配当:110円(2023年10月期)、年間合計 110円(変わらず)
    • 配当総額:111百万円(2023年)
    • 配当性向:82.2%(2023年、大幅上昇=利益減少により比率悪化)
    • 2024年10月期予想:期末110円(年間110円、予想配当性向等は会社資料参照)
  • 特別配当の有無:無し
  • 株主還元方針:継続して配当を維持(2023→2024も110円を予定)。自社株買いは当期小規模実施(自己株式取得実績あり、金額小)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形固定資産等)
    • 当期の有形・無形固定資産増加額:209百万円(有形固定資産取得等を含む、注記ベース)
    • 当期の主な内訳:有形固定資産取得 197百万円(購入等)
    • 減価償却費:260百万円(当期)
  • 研究開発:
    • R&D費用:特段明示なし(損益計算書に研究開発費の明記なし → –)
    • 主な開発テーマ:燃焼機器の新規バーナ開発、フィルターの高性能化等(文中の注力領域)

受注・在庫状況(該当情報がある場合)

  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・製品等):商品及び製品 757,587千円、仕掛品 64,925千円、原材料 271,718千円(前年比較で在庫増減はあるが数量は中程度)
    • たな卸資産増加は営業CFに影響(営業CFの増減要因として記載あり)

セグメント別情報

  • セグメント別売上・利益(当期)
    • フィルター部門:売上 6,467,392千円(△1.6%)、セグメント利益 410,873千円(△32.7%)
    • 燃焼機器部門:売上 327,514千円(△14.0%)、セグメント利益 15,349千円(△56.2%)
    • その他:売上 1,726千円(増加)、営業損失 4,714千円
  • セグメント戦略:
    • フィルター部門:国内では大型車用、高性能オイルフィルター、建設機械用等の拡販、輸出では主要顧客向け、新市場開拓を強化
    • 燃焼機器部門:新規バーナの開発、部品・熱交換器の拡販
  • 地域別売上:
    • 日本 3,656,495千円、ヨーロッパ 805,812千円、アジア 2,062,878千円、その他 271,446千円(合計 6,796,633千円)
  • 主要顧客:
    • ユニオンモーター㈱:2,490,288千円(大口)
    • 日発販売㈱:810,298千円

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:文中で中長期の事業柱(フィルター・燃焼機器・将来の第3の柱)強化を掲げるが、数値目標の開示は本短信に限定的 → 進捗評価は限定的
  • KPI達成状況:明示されたKPIは無し(製品別拡販・輸出拡大等の活動方針は記載)

競合状況や市場動向

  • 競合状況:自動車補修用フィルター市場は純正メーカー・市販メーカー・海外低価格メーカーの競争が激化。輸出市場でも国内外メーカーとの競争が厳しい。
  • 市場動向:EV普及に伴う内燃機関用フィルター市場の中長期的縮小リスクを指摘。会社は第3の柱の開拓を検討。

今後の見通し

  • 業績予想(2024年10月期、会社予想、百万円)
    • 第2四半期累計(対前年) 売上 3,689(+2.2%)、営業利益 129(+88.2%)、経常利益 138(+62.6%)、当期純利益 96(+25.0%)
    • 通期 売上 7,354(+8.2%)、営業利益 260(+124.0%)、経常利益 280(+90.1%)、当期純利益 195(+44.7%)
    • 前提条件:為替・原燃料価格等の前提は詳細は別表(資料 p.4 記載参照)→要確認
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載はなし。現状はコスト変動要因が不確定であるため、達成には営業拡大とコスト改善の同時実行が必要。
  • リスク要因:為替変動、原材料・資源・エネルギー価格上昇、主要顧客の需要動向、競合の価格圧力、地政学リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し(会計基準等の改正による変更なし、見積り変更・修正再表示なし)
  • 監査:決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外(注記あり)
  • 役員異動(予定):取締役・監査役の一部異動予定(2024年1月26日付)
  • その他:当期における特段の継続企業懸念は記載なし

(注記)

  • 数値は原資料(決算短信)を基に整理。単位は特記なき場合「百万円(千円表記を切り上げ/千円→百万円換算)」や原資料単位に準拠。
  • 不明項目は「–」で記載。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7265
企業名 エイケン工業
URL http://www.eiken-kk.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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