2024年3月期決算短信[日本基準](非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の期中予想(2024年3月期の期初予想)は開示されておらず、マーケット予想との比較情報も記載なし(会社予想/市場予想:–)。ただし、実績は堅調な増収増益。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高2,498百万円、前年同期比+17.8%;営業利益319百万円、同+31.0%;当期純利益219百万円、同+25.2%)。
  • 注目すべき変化:ライセンス売上の大幅増(694,772千円、+38.3%)およびコンサルティングサービスの急増(317,894千円、+58.9%)。無形資産(製品拡張・改良)の投資が増加(無形固定資産取得 340,797千円)。
  • 今後の見通し:2025年3月期予想は売上高2,750百万円(+10.1%)、営業利益350百万円(+9.7%)、当期純利益240百万円(+9.7%)。中期ではFY2030(2031年3月期)を目標とする2段階の中期計画(投資フェーズ→成長フェーズ)を掲げ、ライセンス売上・保守更新率・製品移行(ESS AdminONE、ESS REC6)を重点KPIとする。
  • 投資家への示唆:ライセンス・移行需要と併せて保守収入が安定しており、営業CFが大幅増でフリーCFもプラス。製品強化と販売体制が寄与しており、投資フェーズで無形資産投資が先行している点を確認。配当性向は会社方針(33.3%以上目安)を超える水準で支払われている(当期は高めの配当性向)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:エンカレッジ・テクノロジ株式会社
    • 証券コード:3682
    • 主要事業分野:パッケージソフトウエア事業(主に「ESS REC」「ESS AdminONE」等のセキュリティ・証跡管理や関連サービスの開発・販売・保守)
    • 代表者名:代表取締役社長 石井 進也
    • URL:https://www.et-x.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年5月10日
    • 対象会計期間:2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)、非連結
    • 決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査の対象外)
  • セグメント:
    • パッケージソフトウエア事業(単一セグメント):ライセンス販売、保守サポート、クラウド、コンサルティング、SIO常駐等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):6,924,200株
    • 期末自己株式数:263,832株
    • 期中平均株式数:6,660,368株
    • 時価総額:–(決算短信に明示なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2024年6月21日
    • 配当支払開始予定日:2024年6月24日
    • 有価証券報告書提出予定日:2024年6月21日
    • 決算説明会の有無:資料に記載なし(開催の有無:–)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 主要実績(対前期増減):
    • 売上高:2,498,144千円(+17.8%)
    • 営業利益:318,917千円(+31.0%)
    • 当期純利益:218,857千円(+25.2%)
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因(実績好調の主因):ライセンス売上の大幅増(主力製品「ESS REC」「ESS AdminONE」の販売拡大、ライセンス価格値上げ実施の影響)およびコンサルティングサービスの増加。営業体制強化とマーケティング活動の成果。
    • 下振れ要因:特になし(主要な特別損益は無し)。
  • 通期への影響:
    • 2025年3月期見通しは売上2,750百万円、営業利益350百万円、当期純利益240百万円と増収増益を想定。前期の好調をベースに成長を見込むが、国際情勢やマクロの不確実性が注記されているため、前提の達成可能性は事業進捗と外部環境次第。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 貸借対照表(2024年3月31日、単位:千円)
    • 総資産:4,882,455(前期比+16.0%)
    • 負債合計:1,456,641(前期比+68.2%)
    • 純資産合計:3,425,813(前期比+2.5%)
    • 自己資本比率:70.2%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 損益計算書(2024年3月期、単位:千円)
    • 売上高:2,498,144(+17.8%)
    • 売上原価:1,227,852(増加)
    • 売上総利益:1,270,292(△9.2%の項目差※素材の構成で減少)
    • 販管費:951,374(前年から減少だが人件等は増加の注記あり)
    • 営業利益:318,917(+31.0%)
    • 経常利益:321,331(+31.4%)
    • 当期純利益:218,857(+25.2%)
    • キャッシュフロー(2024年3月期、単位:千円)
    • 営業CF:862,636(前期3,876 → 大幅改善)
    • 投資CF:△364,188(無形固定資産取得等による支出増)
    • 財務CF:△134,295(配当支払)
    • 現金同等物期末:2,556,938(前期比+364,152)
  • 収益性
    • 売上高:2,498,144千円(前年同期比+17.8%、+377,838千円)
    • 営業利益:318,917千円(前年同期比+31.0%、+75,425千円)
    • 営業利益率:12.8%(業種平均との比較は業界別で変動するが、ソフトウェア事業としては良好な水準)
    • 経常利益:321,331千円(前年同期比+31.4%)
    • 当期純利益:218,857千円(前年同期比+25.2%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):32.86円(前年26.24円、+25.2%)
  • 収益性指標
    • ROE:6.5%(前年5.3%)(目安:8%以上で良好、10%以上で優良 → 目標未達だが改善)
    • ROA:7.1%(前年5.7%)(目安:5%以上で良好 → 良好)
    • 営業利益率:12.8%(前期11.5%)
  • 進捗率分析(四半期決算ではないため該当外):通期決算のため四半期進捗率は該当せず(–)。
  • キャッシュフロー詳細
    • 営業CF:862,636千円(前年3,876千円) — 主な増加因子は税引前利益321,331千円、減価償却費373,608千円、契約負債の増加185,211千円等
    • 投資CF:△364,188千円 — 無形固定資産(製品拡張・改良)取得340,797千円が主因
    • 財務CF:△134,295千円 — 配当金支払
    • フリーCF:498,448千円(営業CF – 投資CF、プラス。前期はマイナス)
    • 営業CF / 当期純利益比率:約3.94(862,636 / 218,857)→ 1.0以上で健全(今回は良好)
  • 四半期推移(QoQ):非該当(通期開示のみ)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:70.2%(安定水準、目安40%以上)
    • 有利子負債:特記なし(有利子負債残高の記載なし → 実質無借金の可能性)
    • 流動比率:流動資産4,216,353千円 / 流動負債1,423,810千円 ≒ 296%(高水準で流動性良好)
  • 効率性
    • 総資産回転率・売上高営業利益率は改善傾向(売上増と営業利益率上昇による)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当なし(当事業年度特別利益の計上なし)
  • 特別損失:該当なし(当事業年度特別損失の計上なし。前事業年度は投資有価証券評価損5,175千円)
  • 一時的要因の影響:当期の業績は一時的特別損益の影響がなく、通常の事業活動による増収増益と評価できる
  • 継続性の判断:ライセンス・コンサルの増加は営業施策・製品強化の成果であり、一定の継続性が見込まれるが、マクロ変動リスクは注記

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期(当期):期末配当 1株当たり20円、年間配当合計(当期分)134,295千円(配当性向60.9%)
    • 備考:合計134百万円は期末のみの支払い(1株当たり20円)に対応する金額である(年間合計=20円)。
    • 2025年3月期(予想):期末配当 1株当たり20円(配当性向予想55.5%)
  • 配当利回り:–(株価が指定されていないため算定不可)
  • 配当性向:当期 60.9%(高め。会社方針は配当性向33.3%以上を目安)
  • 特別配当の有無:なし
  • 株主還元方針:配当性向33.3%以上を目安に安定的・継続的な配当を最優先。内部留保はIT人材確保・IT投資・研究開発投資・M&A等に使用予定。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産取得:18,786千円(前年4,853千円)
    • 減価償却費:373,608千円(前年106,551千円、増加)
  • 研究開発 / 無形投資:
    • 無形固定資産(市場販売目的ソフトウェア等)取得:340,797千円(前年215,537千円、増加) — 製品拡張・改良のための投資
    • R&D費用の明細は示されていないが、無形資産投資が大幅に増加している点が重要

受注・在庫状況

  • 受注状況:該当記載なし(–)
  • 在庫状況:棚卸資産の詳細は記載なし(その他に含まれるが実務上はソフトウエア事業で在庫要素少)。該当箇所:その他売上減少等の表示あり

セグメント別情報

  • セグメント:単一セグメント(パッケージソフトウエア事業)のため、セグメント別開示は単一。
  • 製品・サービス別販売実績(単位:千円、前年→当期、増減率)
    • うち ESS REC:298,114 → 398,008(+33.5%)
    • うち ESS AdminONE:154,705 → 214,300(+38.5%)
    • うち その他ライセンス:49,547 → 82,464(+66.4%)
    • ライセンス合計:502,367 → 694,772(+38.3%)
    • 保守サポートサービス:1,293,837 → 1,347,075(+4.1%)
    • クラウドサービス:87,699 → 103,404(+17.9%)
    • コンサルティングサービス:200,022 → 317,894(+58.9%)
    • SIO常駐サービス:24,673 → 26,734(+8.4%)
    • その他:11,706 → 8,263(△29.4%)
  • 地域別売上:海外売上はなし(国内のみ)
  • 主要顧客:
    • 株式会社NTTデータ(旧:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ)への売上:483,069千円(当事業年度)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:
    • FY2030(2031年3月期)を目標とする長期計画。第1次中期計画(〜2027年3月期:投資フェーズ)、第2次中期計画(〜2030年3月期:成長フェーズ)を設定。
    • 重点:新製品・サービス開発への投資、ライセンス売上拡大、保守更新率維持、ESS AdminONE・ESS REC6への移行促進、人材育成。
  • KPI達成状況:ライセンス売上とコンサル増が改善しており、第1次中期計画の「投資→収益化」フェーズに沿った動きが見られる。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:情報サービス産業では人手不足を背景にIT投資やシステム再構築・セキュリティ対策の需要が増加。日銀短観ではソフトウェア投資計画が前年度比で増加との記載あり。
  • 競合との比較:決算短信に同業他社との直接比較は無し。ライセンスと保守の比率、営業利益率は同業のソフトウェア企業で見ても堅調な部類と推定される(ただし業種平均は企業で差があるため注意)。

今後の見通し

  • 業績予想(2025年3月期、会社想定)
    • 売上高:2,750百万円(+10.1%)
    • 営業利益:350百万円(+9.7%)
    • 経常利益:350百万円(+8.9%)
    • 当期純利益:240百万円(+9.7%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):36.03円
  • 予想の信頼性:過去期の増益実績と製品/営業施策の成果を背景に設定。マクロリスク(地政学的リスク、為替、原材料は直接影響小)やIT投資動向が前提要因。
  • リスク要因:国際情勢の不確実性、顧客のIT投資抑制、競合環境、主要顧客依存(NTTデータ向け売上の割合)、人材確保の難易度

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当なし
  • 重要な後発事象:該当なし
  • 開示上の注意:決算短信は監査対象外であり、将来見通しは合理的前提に基づくが達成保証ではない旨の注記あり。

(注)

  • 数値は会社提出資料に基づく。資料に記載のない項目や不明な箇所は「–」で表示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3682
企業名 エンカレッジ・テクノロジ
URL http://www.et-x.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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