2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の修正は無し(未定)。市場予想は提示無しのため比較不可だが、通期予想(営業利益133百万円)に対し第3四半期累計は営業損失74百万円と大きく乖離しており、通期達成には第4四半期での大幅な改善が必要。
  • 業績の方向性:減収・減益(累計売上高は前年同期比△4.4%の減収、営業損失・経常損失・四半期純損失は前年同期より悪化)。
  • 注目すべき変化:教育・スポーツともに生徒数減少が続き、特にスポーツ事業の平均生徒数は前年同期比▲16.2%(売上▲16.6%)と大幅な落ち込み。教育セグメントは前年は黒字だったが今期はセグメント損失に転落(前年同期比で損益が大幅悪化)。
  • 今後の見通し:会社は通期予想の修正を行っていないが、現状では第4四半期に営業利益で約207百万円、経常利益で約191百万円、当期純利益で約150百万円の巻き返しが必要(詳細は下記)。スポーツ事業の平均生徒数が予想を大きく下回っている点がリスク。
  • 投資家への示唆(助言ではない):財務は高い自己資本比率(86.1%)で安定感はあるが、業績は季節性や生徒数動向に敏感。通期黒字化は第4四半期の収益回復に依存するため、来期見通し・四半期ごとの生徒数・販管費抑制の状況に注目。

基本情報

  • 企業名:株式会社クリップコーポレーション(証券コード 4705)
  • 主要事業分野:教育事業(学習塾等)、スポーツ事業、飲食事業(無添加弁当宅配)、生涯教育事業(就労継続支援・ボイトレ等)、その他(バスケット教室・農業・不動産等)
  • 代表者名:代表取締役会長 井上憲氏
  • 問合せ先:代表取締役常務 管理部マネージャー 岡田高志 TEL 052-732-5200
  • 報告概要:提出日 2026年2月12日、対象会計期間 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント(変更あり):教育事業、スポーツ事業、飲食事業、生涯教育事業、その他
  • 発行済株式:期末発行済株式数 4,536,000株(自己株式含む)/期末自己株式数 933,812株/期中平均株式数(四半期累計)3,602,188株
  • 時価総額:–(資料に記載無し)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較:単位=百万円)
    • 売上高:第3Q累計 2,113(通期予想 3,162)→達成率 66.9%(2,113/3,162)
    • 営業利益:第3Q累計 △74(目標 133)→達成率 −55.7%(△74/133、損益差は207百万円の改善が必要)
    • 経常利益:第3Q累計 △57(目標 134)→達成率 −42.6%(△57/134、改善必要額は約191百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:第3Q累計 △85(目標 65)→達成率 −131.5%(△85/65、改善必要額は約150百万円)
  • サプライズの要因:
    • セグメント別では教育・スポーツ事業の生徒数減少による売上減が主因。営業損失幅拡大の一因として販管費抑制は行われたものの売上減が上回った。特別損益面では前期にあった投資有価証券売却益(19,379千円)が今期は無く、また前期は役員退職慰労金30,000千円の特別損失があった点で期間比較の増減要因は混在。
    • 法人税等の計上が前期と異なり、今期は法人税等で25,248千円の益(税効果等)を計上している点も純損益に影響。
  • 通期への影響:
    • 会社は現時点で業績予想の修正は行っていないが、スポーツ事業の平均生徒数が予想比で410名減(11.3%減)と大きく下振れている点は通期見通し達成上のリスク。第4四半期での大幅な販売回復またはコスト削減が不可欠。

財務指標(要点)

※金額は主に百万円表記(資料は千円単位)。前年同期比は必ず%で表記。

  • 損益(第3四半期累計:2025/4–2025/12)
    • 売上高:2,113百万円(前年同期比 △4.4%/△97百万円)
    • 営業利益:△74百万円(前年同期 △47百万円 → 損失幅は前年同期比で約57.8%拡大/損失拡大額 △27百万円)
    • 経常利益:△57百万円(前年同期 △25百万円 → 損失幅は前年同期比で約126.9%拡大/損失拡大額 △32百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△85百万円(前年同期 △26百万円 → 損失幅は前年同期比で約230.3%拡大/損失拡大額 △59.6百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):△23.71円(前年同期 △7.18円)
  • 収益性指標(第3Q累計ベース)
    • 営業利益率:△3.51%(営業損失74 / 売上2113)
    • 純利益率:△4.04%(純損失85 / 売上2113)
    • ROE(第3Q累計ベース、参考値):△1.84%(四半期純損失85 / 純資産4656 → 四半期ベースの参考値)
    • ROA(第3Q累計ベース、参考値):△1.58%(四半期純損失85 / 総資産5407)
    • (目安)ROE 8%以上良好、ROA 5%以上良好 — 本期間は未達。
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
    • 売上高進捗率:66.9%(通常はQ1–Q3で約75%前後となる企業もあるため、やや遅れ)
    • 営業利益進捗率:実績は赤字のため単純比較不能。通期133百万円目標に対し現時点で△74百万円、Q4に約207百万円の営業利益が必要(算式:133 – (−74) = 207)。
    • 純利益進捗率:通期65百万円目標に対し現時点で△85百万円、Q4に約150百万円の純利益が必要。
  • キャッシュ・フロー(注記のみ、キャッシュ・フロー計算書は未作成)
    • 現金及び預金:2,803百万円(前期末 2,999百万円 → 減少 195.7百万円)
    • 投資有価証券:1,196百万円(前期末 1,073百万円 → 増加 122.9百万円)
    • 短期借入金:150百万円(前期末 180百万円 → 減少 30百万円)
    • 長期借入金:12.47百万円(前期末 19.98百万円 → 減少 約7.5百万円)
    • フリーCF等の詳細:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため不明(–)。
    • 営業CF/純利益比率:算出不可(CF未作成)。
  • 四半期推移(QoQ):資料は累計値中心のため詳細なQoQ数字は未提示(–)。季節性は事業特性上あり得るが、提示無し。
  • 財務の安全性:
    • 総資産:5,407百万円、純資産:4,656百万円、自己資本比率 86.1%(安定水準:40%以上)
    • 流動負債合計:596百万円(前期末 510百万円 → 増加85百万円。主に流動負債その他の増加)
    • 負債比率:負債合計 751百万円に対し純資産 4,656百万円で自己資本比率高く財務は堅実。
  • 効率性:
    • のれん償却等:のれん償却額 22,271千円(本累計)、減価償却費 27,771千円。

特別損益・一時的要因

  • 当第3四半期累計の特別利益:受取保険金 2,000千円、固定資産売却益 43千円、合計 約2,043千円。
  • 当第3四半期累計の特別損失:弔慰金 2,000千円、減損損失 3,166千円、合計 約5,166千円。
  • 前期比較では前期に投資有価証券売却益19,379千円や役員退職慰労金30,000千円など一時項目の影響が大きく、期間比較は一時項目の有無で変動が大きい。
  • 一時的要因の影響:一時項目を除く営業面では売上減と販管費が主因であり、のれん償却・減価償却は継続的コスト。投資有価証券の評価差額金が増加しているためその他包括利益はプラス(108,076千円)になっているが、営業実態とは区別して評価する必要あり。継続性:投資有価証券の評価差は市場動向に依存し継続性は不確定。

配当

  • 配当実績・予想:中間配当 0.00円(2026年3月期中間)/期末予想 45.00円/年間配当予想 45.00円(通期、修正無し)
  • 配当性向:通期予想ベース(当期純利益65百万円、発行済株式基準での配当性向算出は資料に税引後利益・株式数等から算出可能だが、ここでは–)。
  • 特別配当:無し(資料に記載無し)
  • 株主還元方針:当面の方針として配当予想は維持。自社株買い等は言及無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:資料に明確な当期投資額の記載無し(–)。
  • 減価償却費:27,771千円(第3Q累計、のれん除く無形含む)
  • 研究開発費:該当記載無し(–)。

受注・在庫状況

  • 受注・在庫に関する記載:該当なし(当社は教育・サービス主体のため該当項目少)。棚卸資産(商品・製品) 401,670千円(前期末 354,798千円、増加 約46.9百万円)。

セグメント別情報(要旨)

  • 教育事業:売上 1,638百万円(前年同期 1,707百万円、前年同期比 約△4.0%/平均生徒数 5,625名:前年同期比▲5.4%)。セグメント損失 27.8百万円(前年同期はセグメント利益6.4百万円→大幅悪化)。
  • スポーツ事業:売上 181百万円(前年同期 216百万円、前年同期比 約△16.6%/平均生徒数 3,219名:前年同期比▲16.2%)。セグメント利益 11.5百万円(前年同期 9.5百万円 → 増加)。
  • 飲食事業:売上 99百万円(前年同期 119百万円、前年同期比△16.0%)、セグメント損失 31百万円(前年同期 △34百万円→若干改善)。
  • 生涯教育事業:売上 85百万円(前年同期 37百万円、前年同期比 +129.7%)、セグメント損失 20百万円(前年同期 △22百万円→若干改善)。
  • その他:売上 110百万円(前年同期 131百万円、前年同期比△16.0%)、セグメント損失 5百万円(前年同期 △6百万円)。
  • セグメント戦略:資料では各事業の生徒数維持・サービス拡充に注力と記載。スポーツの生徒数下振れが通期見通し未達リスクとなる。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画・KPIの記載:添付資料における中期計画の詳細記載無し(–)。生徒数等が主要KPIであり、現状は一部KPI(スポーツ生徒数)が計画を下回る。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:学習塾市場は少子化で停滞、業界に新しい仕組み導入が求められる点を会社が指摘。スポーツ領域の競争・集客環境が厳しい可能性。
  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想は据え置き(売上 3,162百万円、営業利益 133百万円、経常利益 134百万円、当期純利益 65百万円、EPS 18.16円)。直近期における修正は無し。
  • 会社想定の前提(為替等):資料内の詳細前提は添付資料P.3参照(本要約では省略)。
  • 予想の信頼性:第3四半期までの実績(営業赤字・スポーツ生徒数下振れ)を踏まえると、通期予想達成は第4四半期の大幅な改善に依存。過去の予想達成傾向の記載無し(–)。
  • リスク要因:生徒数動向(少子化影響)、スポーツ事業の回復遅延、為替/投資有価証券評価の変動、経費抑制が不十分な場合の利益圧迫。

重要な注記

  • 会計方針変更:無し。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税効果の見積り等の取り扱いについて注記あり)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
  • セグメント区分の変更:前連結会計年度より一部事業を「生涯教育事業」として独立区分に変更(比較数値は遡及再表示済)。

(注)

  • 不明な項目は“–”で表示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4705
企業名 クリップコーポレーション
URL http://www.clip-cor.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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