2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想の修正(有)を公表しているが、本短信では第3四半期累計実績は会社の最新通期予想に対して概ね順調な進捗(売上高進捗率69.6%、営業利益進捗率61.6%)を示している。市場予想は本資料に明示されていないため比較不可(市場差異は–)。
- 業績の方向性:増収増益。第3四半期累計の売上高127,291百万円(+36.0%)、営業利益18,847百万円(+92.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益16,072百万円(+90.2%)。
- 注目すべき変化:主力のロボットソリューション事業が大幅成長(売上118,562百万円、+40.6%;営業利益21,936百万円、+84.8%)で全社業績を牽引。一方、マシンツール事業は売上・利益ともに減少(売上7,276百万円、△4.8%;営業利益160百万円、△52.6%)。
- 今後の見通し:会社は通期予想を修正しており(別途公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)、第3四半期累計の進捗からは通期達成は現時点で可能性が高いと見えるが、受注-売上の顧客引渡し・納入時期や為替等の外部要因が影響するため注視が必要。
- 投資家への示唆:高い自己資本比率(85.9%)と受注残/受注高の増加(受注高143,283百万円、受注残54,338百万円、Book-to-Bill ≒1.13)から需要は強く、ロボットソリューションの採用拡大が収益性改善の主要因。特別利益(投資有価証券売却益)が寄与している点は一時的要因として留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社FUJI
- 主要事業分野:ロボットソリューション(電子部品実装装置・関連ロボット等)、マシンツール(複合加工旋盤等)、その他(制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発等)
- 代表者名:代表取締役社長 五十棲 丈二
- URL:https://www.fuji.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
- 決算補足説明資料:有(2026/2/10掲載予定)
- 決算説明会:有(2026/2/12開催予定)
- セグメント:
- ロボットソリューション:電子部品実装装置等、主力事業
- マシンツール:複合加工旋盤等
- その他:制御機器製造、電子機器製造、画像処理開発等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):97,823,748株(2026/3期3Q)
- 期末自己株式数:9,910,545株(2026/3期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):88,023,218株(2026/3期3Q)
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2026年2月12日(予定)
- その他IRイベント:決算補足説明資料掲載(2026/2/10)、説明会トランスクリプト掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ掲載、直近公表の修正有り)
- 売上高:第3Q累計 127,291百万円。通期予想183,000百万円に対する進捗率69.6%(第3四半期時点)。
- 営業利益:第3Q累計 18,847百万円。通期予想30,600百万円に対する進捗率61.6%。
- 純利益:第3Q累計 親会社株主帰属16,072百万円。通期予想24,400百万円に対する進捗率65.9%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:ロボットソリューション事業の需要急増(N X T R 等の新機種への切替加速、サーバー・車載・半導体関連の設備投資拡大)、受注高の大幅増(受注高135,317百万円:ロボット)により売上・利益が大きく伸長。特別利益(投資有価証券売却益2,715百万円)も純利益を押し上げ。
- 下振れ要因:マシンツール事業の自動車関連需要低迷が利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 第3Q累計の進捗は概ね良好で、会社が公表した修正後の通期見通し達成の可能性は高いが、為替・顧客納入スケジュールの偏りや一時的な特別益の存在を踏まえ慎重な確認が必要。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:267,892百万円(前連結年度末244,289百万円、+23,603百万円)
- 負債合計:37,668百万円(前連結年度末25,606百万円、+12,061百万円)
- 純資産合計:230,224百万円(前連結年度末218,682百万円、+11,541百万円)
- 主要損益(第3四半期累計)
- 売上高:127,291百万円(前年同期 93,565百万円、+36.0% / +33,725百万円)
- 営業利益:18,847百万円(前年同期 9,788百万円、+92.5% / +9,059百万円)
- 経常利益:20,079百万円(前年同期 11,174百万円、+79.7% / +8,904百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:16,072百万円(前年同期 8,449百万円、+90.2% / +7,622百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):182.59円(前年同期 92.11円)
- 収益性指標
- 営業利益率:14.8%(18,847 / 127,291)(業種平均との比較は参照データ無のため明示せず)
- ROE(簡易):約7.0%(16,072 / 230,224) ※目安:8%以上で良好 → やや未達
- ROA(簡易):約6.0%(16,088 / 267,892) ※目安:5%以上で良好 → 良好
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率:69.6%
- 営業利益進捗率:61.6%
- 純利益進捗率:65.9%
- コメント:売上は第3Qで約70%到達と進捗良好。営業利益進捗がやや低め(61.6%)なのは期後半の収益寄与・販管費の季節性等を勘案する必要あり。
- キャッシュフロー(注:四半期キャッシュフロー計算書は作成していない)
- 現金及び預金:45,801百万円(前期末 57,580百万円、△11,779百万円)
- 受取手形及び売掛金:62,016百万円(前期末 34,798百万円、+27,217百万円)
- 棚卸資産合計:60,078百万円(商品16,168 + 仕掛29,805 + 原材料14,105)(前期末合計53,190百万円、+6,888百万円)
- フリーCF:–(四半期CF未作成のため非開示)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF非開示)
- 四半期推移(QoQ):四半期単独の数値は本資料に限定的(累計比較中心)。減価償却費(当第3Q累計):6,924百万円(前年同期 6,572百万円)
- 財務安全性
- 自己資本比率:85.9%(非常に高く安定水準)
- 流動比率(簡易):約518%(流動資産178,853 / 流動負債34,500)→ 流動性良好
- 負債比率(負債/純資産):約16.4%(37,668 / 230,224)→ 低い負債水準
- 効率性
- 総資産回転率(簡易):約0.475回(売上127,291 / 総資産267,892)
- 売上高営業利益率(上記営業利益率)約14.8%(向上)
- セグメント別(当第3四半期累計 vs 前年同期)
- ロボットソリューション:売上 118,562百万円(+40.6%)、営業利益 21,936百万円(+84.8%)
- マシンツール:売上 7,276百万円(△4.8%)、営業利益 160百万円(△52.6%)
- その他:売上 1,452百万円
- 財務の解説:受取手形・売掛金の大幅増加は売上拡大に伴うもので、現金は減少しているが流動性は十分。自己資本比率が高く財務基盤は堅固。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:2,715百万円(当第3Q累計)→ 純利益を押し上げる一時的要因
- その他 固定資産処分益:15百万円
- 特別利益合計:2,797百万円
- 特別損失:
- 固定資産処分損:176百万円
- 投資有価証券評価損:当期は計上なし(前期は304百万円)
- 特別損失合計:176百万円
- 一時的要因の影響:
- 特別利益の寄与で税引前利益が押し上げられている(当第3Q累計 税引前22,700百万円)。投資有価証券売却益は非継続性の可能性が高く、基礎的収益力は営業利益を見ることが適切(営業利益は前年同期比で大幅改善)。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時項目とみなすのが妥当。
配当
- 配当実績と予想:
- 第2四半期末(中間配当):40.00円(支払済)
- 期末配当(予想):40.00円
- 年間配当予想:80.00円(通期予想からの修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が本資料に無いため計算不可)
- 配当性向(会社予想ベース):約28.9%(80円 / 277.20円(予想EPS))
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載は本短信に明示なし(–)
設備投資・研究開発
- 減価償却費:当第3Q累計 6,924百万円(前年同期 6,572百万円)
- 研究開発:R&D費の金額・対売上比は明記なし(–)。記載内容としては次世代製品(スマートロッカー Quist、移乗サポートロボット Hug、廃棄物選別ロボット R-PLUS 等)の事業化推進を明記。
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況(当第3Q累計)
- 受注高 合計:143,283百万円(前第3Q累計 83,293百万円、+72.0%(約))
- 受注残高(Dec31):54,338百万円(前期 31,573百万円 → 大幅増)
- Book-to-Bill(受注高/売上高):約1.13(143,283 / 127,291)→ 受注は売上を上回り安定的
- 在庫状況:
- 商品及び製品:16,168百万円(前期 12,883百万円)
- 仕掛品:29,805百万円(前期 28,136百万円)
- 原材料及び貯蔵品:14,105百万円(前期 12,171百万円)
- 棚卸資産合計:60,078百万円(前期 53,190百万円、+6,888百万円)
- 在庫回転日数等の詳細は記載なし(–)
セグメント別情報
- ロボットソリューション(主力)
- 売上高:118,562百万円(+40.6%)
- 営業利益:21,936百万円(+84.8%)
- 受注高:135,317百万円(構成比94.4%)
- 地域別売上の特徴:他アジア(54,102百万円)・中国(35,246百万円)・日本(8,004百万円)
- 戦略・コメント:N X T R 等の新機種普及が進み、自動化・高密度実装ニーズで需要拡大。ロボット以外の新製品群の事業化も推進中。
- マシンツール
- 売上高:7,276百万円(△4.8%)
- 営業利益:160百万円(△52.6%)
- 受注高:6,252百万円(構成比4.4%)
- コメント:自動車関連需要の低迷が影響。新機種ACUFLEX等で競争力向上を図る。
- セグメント構成(当第3Q累計)
- 売上比率:ロボット約93.2%、マシンツール約5.7%、その他約1.1%
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本短信での具体的KPIや数値目標の詳細は記載なし(–)。ただし、ロボット分野で「全製品シェアNo.1」目標、新規事業創出、サステナビリティ組織の設置等を掲げており、現在のロボット事業拡大は中期計画と整合的と評価可能。
- KPI達成状況:受注高・受注残の増加と営業利益率改善は事業成長の進捗を示唆。
競合状況や市場動向
- 市場動向:世界的には北米で製造業低迷、欧州弱含み、中国・アジアで外需増勢。FUJIはアジア地域(タイ等)でのサーバー関連設備需要や車載・半導体関連の堅調さを享受。
- 競合比較:同業他社との比較データは本資料に無し(–)。だがロボット事業の高成長とシェア拡大施策は競争優位性の強化を示唆。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想(会社修正済):売上高183,000百万円(+43.7%)、営業利益30,600百万円(+122.0%)、経常利益31,700百万円(+106.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益24,400百万円(+123.7%)、1株当たり当期純利益277.20円
- 直近公表の通期予想から修正あり(詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)
- 予想の信頼性:
- 第3Q累計の進捗は概ね通期見通しと整合的(売上進捗約70%)。ただし特別利益の一時性、受注-納入タイミング、為替等の外部要因が残るため予想は不確実性を含む。
- リスク要因:
- 為替変動、主要顧客の設備投資動向(半導体・車載・サーバー等)、部品供給・物流、人件費・原材料価格の変動、特別利益の不継続性など。
重要な注記
- 会計方針:重要な変更なし(会計基準等の改正による変更:無)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は当第3四半期連結累計期間に係るものを作成していない(本短信参照)。
- 添付の「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照のこと(通期見通し修正あり)。
(注)
- 不明な項目は「–」で表示しています。数字は百万円未満切捨ての決算短信表記に合わせています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6134 |
| 企業名 | FUJI |
| URL | https://www.fuji.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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