2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期予想との直接的な中間予想の開示はないが、当中間期の業績は会社の通期目標に対して売上進捗は約51.0%と概ね計画ペース。ただし利益面は大幅な赤字(営業損失・経常損失・当期損失)で、通期予想(通期で黒字転換)達成には収益改善と資金繰りの確実な改善が前提。
  • 業績の方向性:減収・減益(売上高918百万円:前年同期比▲8.0%、営業損失172百万円→前年も損失だが改善)。純損失は拡大(親会社株主に帰属する中間純損失165百万円(前年27百万円の損失))。
  • 注目すべき変化:前中間期に計上された助成金(216,564千円)等の特別要因が大幅に縮小(当中間期12,527千円)したことにより営業外収益が大幅減少し、経常損益・当期損益に大きく影響。棚卸資産が増加(307→428百万円、+121百万円)している点も重要。
  • 今後の見通し:会社は2026年2月期通期業績予想(売上1,800百万円、営業利益350百万円、当期純利益355百万円(EPS 150.17円))を公表・修正済み。ただし中間時点の損失・キャッシュ減少・継続企業に関する注記(重要な不確実性)があり、通期予想の達成には在庫是正、販管費削減、金融機関との協議による資金繰り改善が必須。
  • 投資家への示唆:今回の決算で最も注目すべきは「一時的収入(助成金)減少」と「在庫増と営業CFの悪化」による資金面の圧迫、及び継続企業に関する重要な不確実性の存在。通期黒字見通しと実績のギャップを埋める具体策(在庫削減、売上改善、金融支援の確保)の進捗確認が投資判断で最重要。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社ラピーヌ(証券コード 8143)
    • 主要事業分野:婦人服の卸売事業(百貨店等向け)・小売事業(直営店運営)・福祉事業(障害者支援を伴う野菜生産・販売)
    • 代表者名:代表取締役社長 佐々木 ベジ
    • 連絡先:TEL 03-6635-1847、URL https://www.lapine.co.jp/
  • 報告概要
    • 提出日:2025年10月14日
    • 対象会計期間:2026年2月期 第2四半期累計(連結)(2025年3月1日~2025年8月31日)
    • 半期報告書提出予定日:2025年10月15日
    • 決算説明会の有無:記載なし(―)
  • セグメント(報告セグメント)
    • 卸売事業:百貨店等への卸(商品企画・発注改善、売場閉鎖等で収益性改善中)
    • 小売事業:直営店運営(32店舗、立地別の効率改善・販促強化)
    • 福祉事業:ラピーヌ夢ファームによる障害者福祉と野菜生産・販売(連結売上高比率は小さい)
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む):2,567,064 株
    • 期末自己株式数:203,282 株
    • 期中平均株式数(中間期):2,363,880 株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定
    • 半期報告書提出:2025年10月15日
    • 株主総会・IRイベント等:直近の記載なし(―)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績
    • 中間期に対する会社の期中目標の明示的な比較表は記載なしのため、会社公表の通期予想に対する進捗で示すと、
    • 売上高進捗率:918百万円 / 通期予想1,800百万円 = 51.0%
    • 営業利益進捗率:営業損失172百万円(目標350百万円の達成率は概念的にマイナス)→現状では通期目標未達に反する状況
    • 純利益進捗率:中間純損失△165百万円に対し通期予想当期純利益355百万円→現時点では赤字で進捗未達
  • サプライズの要因
    • 主因:前中間期に計上された巨額の助成金(216,564千円)が当中間期では大幅縮小(12,527千円)。これにより営業外収益が大幅に減少し、経常損益および当期純損益が悪化。
    • 在庫増(商品及び製品:307→428百万円)による棚卸資産の増加が営業CFを圧迫(営業CFは△318.7百万円)。
    • 売上減少(全社で▲8.0%)の中、販管費削減は進めているが売上落ち込みを吸収しきれず。
  • 通期への影響
    • 通期予想は黒字転換(営業利益350百万円、当期利益355百万円)を見込むが、中間時点での赤字・現金減少・継続企業に関する重要な不確実性を考慮すると、達成には在庫削減・売上回復・助成金等の一時収入に依存しない収益性向上、及び金融機関との合意が必要。会社は既に通期予想を修正しており、引き続き注視が必要。

財務指標(主要数値は単位:百万円、四捨五入は資料に準拠)

  • 損益(中間累計:2025/3/1–2025/8/31)
    • 売上高:918 百万円(前年同期 998 百万円、▲8.0% / ▲80 百万円)
    • 売上総利益:577 百万円(前年 616 百万円)
    • 販売費及び一般管理費:749 百万円(前年 851 百万円、削減実施)
    • 営業利益(損失):△172 百万円(前年 △234 百万円)→損失幅は改善
    • 経常損失:△162 百万円(前年 △24 百万円)→悪化
    • 親会社株主に帰属する中間純損失:△166 百万円(前年 △27 百万円)→大幅悪化
    • 1株当たり中間純利益(EPS):△70.21 円(前年 △11.71 円)
  • 財政状態(当中間期末)
    • 総資産:2,927 百万円(前期末 3,041 百万円、▲113 百万円)
    • 純資産:719 百万円(前期末 844 百万円、▲125 百万円)
    • 自己資本比率:24.6%(前期 27.8%)(目安:40%以上が安定水準)→低下
  • 収益性指標(中間期ベース)
    • 営業利益率:△172 / 918 = 約△18.8%(マイナス)
    • ROE(概算):△165.99 / 719.26 = 約△23.1%(マイナス)
    • ROA(概算):△165.99 / 2,927.71 = 約△5.7%(マイナス)
  • 進捗率分析(通期予想基準)
    • 売上高進捗率:51.0%(918 / 1,800)
    • 営業利益進捗率:実績は損失で比較不能(通期目標350百万円)
    • 純利益進捗率:同上(当中間期で△165百万円に対し通期目標355百万円)
    • 過去同期間との比較:売上は前年中間期比▲8.0%で遅れ、利益は助成金要因の差で大幅に悪化
  • キャッシュフロー(千円)
    • 営業CF:△318,661 千円(前年 △3,032 千円)→大幅マイナス(要因:税前損失・棚卸資産増加146,919千等)
    • 投資CF:△1,892 千円(前年 △12,021 千円)
    • 財務CF:△15,025 千円(前年 △51,786 千円、借入返済等)
    • フリーCF(概算):営業CF − 投資CF ≒ △320.6 百万円(マイナス)
    • 現金及び現金同等物残高:425 百万円(期首 760 百万円、減少 335 百万円)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△318.7百万円)/当中間期純損失(△165.99百万円)=約1.92(ただし両方マイナスのため解釈注意)
  • その他(健全性)
    • 流動資産:1,124.7 百万円、流動負債:1,267.7 百万円 → 流動比率 ≒ 88.7%(目安:100%以上が望ましい)→短期流動性に課題
    • 有利子負債:短期借入金約837 百万円、長期借入金約694 百万円(合計約1,531 百万円)
    • 負債比率(負債/資産):約75.4%

特別損益・一時的要因

  • 前中間期の特記事項:助成金収入 216,564 千円(大幅)→当中間期は助成金収入 12,527 千円に縮小。これが営業外収益の差(225,051→24,110千円)に直結。
  • 一時的要因の影響:前期の助成金は一時的要因であり、当中間期の実質業績(助成金除く)では収益力の弱さが露呈。助成金が継続的に得られる前提ではないため、実態把握では除外して評価すべき。
  • 継続性の判断:助成金の戻り(縮小)は継続性が低く、今後も同規模の助成金を期待するのは不確実。

配当

  • 中間配当:0.00円
  • 期末配当(予想):0.00円
  • 年間配当予想:0.00円
  • 配当利回り:–(株価依存のため資料中に記載なし)
  • 配当性向:–(当期純利益が赤字のため該当なし)
  • 株主還元方針:直近での配当・自社株買いはなし(特別配当なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間期):有形固定資産取得は当中間期にほぼなし(投資活動支出は総額1,892千円、内訳は資産除去債務履行等)。前年は有形固定資産取得 11,100千円。
  • 減価償却費:中間期の減価償却費は小額(前中間期 725千円、当中間期 0千円(資料))。
  • 研究開発費:特記なし(―)。

受注・在庫状況

  • 棚卸資産(商品及び製品):428 百万円(前期末 307 百万円、前年同期比 +121 百万円、+39%程度)→在庫増加は営業CF圧迫要因
  • 在庫回転日数・受注残等:資料に記載なし(―)

セグメント別情報(当中間期:2025/3/1–2025/8/31、単位:百万円)

  • 卸売事業
    • 売上高:364 百万円(前年同期 431 百万円、▲15.6%)
    • セグメント損失:△126 百万円(前年 △185 百万円、損失幅は改善)
  • 小売事業
    • 売上高:549 百万円(前年同期 560 百万円、▲2.0%)
    • セグメント損失:△30 百万円(前年 △32 百万円、ほぼ横ばい)
    • 直営店数:32 店(中間期末)
  • 福祉事業
    • 売上高:5 百万円(前年同期 6 百万円、▲14.2%)
    • セグメント損失:△17 百万円(前年と同水準)
  • セグメント解説:卸売は不採算売場閉鎖等で売上は減るが粗利率改善、専門店は受注〜実需のリードタイム短縮で収益改善を図ると記載。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に具体的数値KPIの開示はなし(―)。
  • 会社は製造原価低減、販管費削減、在庫管理改善、新規販路開拓等を継続し、中長期での収益改善を目指すと表明。
  • 現状:中間期の赤字とキャッシュ減少により、計画達成には短期的な資金繰りの安定化と営業改善が必須。

競合状況や市場動向

  • 業界トレンド:消費マインドは慎重、特にミセス層で衣料需要の低下。インバウンド回復はあるが限定的。
  • 競合比較:同業他社との相対的数値比較データは資料に記載なし(―)。

今後の見通し

  • 業績予想(会社公表)
    • 通期(2025/3/1–2026/2/28)売上高:1,800 百万円(前期比 +11.9%)、営業利益:350 百万円、経常利益:350 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益:355 百万円、1株当たり当期純利益:150.17 円
    • 注記:通期予想は既に修正済み(2025年4月18日公表の数値から変更)。予想の前提条件等は添付資料P.3参照とのこと。
  • 予想の信頼性:中間時点で赤字・現金残高減少・継続企業に関する重要な不確実性があるため、予想達成は未確定。過去の助成金依存の影響が大きく、助成金が期待通りでない場合は達成困難。
  • リスク要因(抜粋)
    • 消費低迷による売上下振れ
    • 在庫回転の悪化による資金繰り圧迫
    • 取引金融機関との協議が不調の場合の返済懸念
    • 為替・原材料価格の変動(資料での前提記載は限定的)
    • 一時的な助成金等収入の不確実性

重要な注記

  • 継続企業の前提に関する重要な不確実性:営業損失が継続しているため、継続企業の前提に関する重要な疑義が存在すると注記。会社は金融機関との交渉や費用削減等で対処中だが、なお不確実性を認めている(中間連結財務諸表は継続企業前提で作成)。
  • 会計方針:法人税等に関する会計基準改正を期首から適用(影響なし)。
  • 第2四半期決算短信は監査人のレビュー対象外。

(注)本まとめは提供資料に基づく整理であり、投資助言ではありません。資料に記載のない項目は「―」で示しています。数字は会社公表値(単位:百万円、千円の端数切捨て等は原資料に準拠)に基づき算出しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8143
企業名 ラピーヌ
URL http://www.lapine.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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