2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較データは開示資料に含まれておらず不明のため記載不可(市場予想不明)。ただし、売上高は前年並みながら営業利益は大きく上振れ(増益)しており、収益改善が目立つ決算。
  • 業績の方向性:増収増益ではなく「増収はほぼ横ばい(△0.0%)/増益(営業利益+13.6%)」の構図。売上高170,285百万円(前年差△74百万円、△0.0%)、営業利益15,693百万円(+1,882百万円、+13.6%)。
  • 注目すべき変化:営業利益率が9.2%に改善(前年8.1%)。主因は販管費コントロール等による収益性改善。特別損失が増加(3,726百万円、前期1,434百万円)している点は留意。
  • 今後の見通し:2026年12月期会社予想は売上173,000百万円(+1.6%)、営業利益17,300百万円(+10.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益9,000百万円(△5.0%)。同社は期初に発表の中期計画(2024–2026)に基づく施策継続を表明。ただし、連結子会社ポーラで希望退職の実施(想定費用約14億円、2026年に特別損失計上予定)があり、来期業績に影響。
  • 投資家への示唆:売上はほぼ横ばいでも利益率が改善している点がポイント。中国・アジアの景況感やブランド別の回復状況、そして来期に計上予定の希望退職費用(約14億円)など一時費用の動向を確認すべき。配当は維持(年間52円)だが連結配当性向は100%超(121.5%)と高水準である点も注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
    • 主要事業分野:化粧品等の研究開発・製造・販売(主力ブランド:POLA、ORBIS、Jurlique、DECENCIA、THREE、FUJIMI)、不動産賃貸、ビルメンテナンス等
    • 代表者名:代表取締役社長 横手 喜一
    • URL:https://www.po-holdings.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年12月31日(連結・通期)
    • 決算説明資料の作成:有、決算説明会(アナリスト向け):有
  • セグメント:
    • ビューティケア事業:化粧品・健康食品等(POLA、ORBIS、Jurlique、育成ブランド等)
    • 不動産事業:オフィスビル・賃貸マンション等の賃貸事業
    • その他:ビルメンテナンス事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):229,136,156株
    • 期末自己株式数:7,869,047株
    • 期中平均株式数:221,267,606株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日:2026年3月27日
    • 配当支払開始予定日:2026年3月30日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年3月25日

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は資料上の当期予想不明/市場予想不明のため以下は実績の対前期比較)
    • 売上高:170,285百万円(前年170,359百万円、△74百万円、△0.0%)
    • 営業利益:15,693百万円(前年13,810百万円、+1,882百万円、+13.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:9,472百万円(前年9,286百万円、+186百万円、+2.0%)
  • サプライズの要因:
    • 営業利益上振れ要因:販売費・一般管理費の適切なコントロール(広告費や販売手数料等の見直し寄与)。
    • 売上はPOLAブランドの減少で横ばい。ORBISは国内好調、Jurliqueは地域別にばらつき(豪州ECは好調、百貨店チャネル苦戦)でトータルではマイナス。
    • 特別損失は増加(事業構造改善費用、減損、為替換算調整取り崩し等)が純利益抑制に作用。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年通期で営業利益17,300百万円(+10.2%)目標を提示。来期は希望退職費用約14億円(特別損失)を見込んでおり、特別損失の計上で純利益は減少見込み(会社予想9,000百万円、△5.0%)。営業利益改善見込みはあるが、外部環境(中国・アジアの景況、為替)次第で変動リスクあり。

財務指標

  • 財務諸表要点(連結)
    • 売上高:170,285百万円(前年170,359百万円、△0.0%)
    • 売上総利益:138,264百万円(前年138,513百万円)
    • 販売費及び一般管理費合計:122,570百万円(前年124,702百万円、コスト低減)
    • 営業利益:15,693百万円(+13.6%)、営業利益率9.2%(前年8.1%)
    • 経常利益:17,022百万円(+5.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:9,472百万円(+2.0%)
    • 包括利益:9,694百万円(+7.6%)
  • 収益性(対前年)
    • 売上高:170,285百万円(前年差△74百万円、△0.0%)
    • 営業利益:15,693百万円(+1,882百万円、+13.6%)、営業利益率9.2%(改善、業種比はブランド・化粧品業界平均を参照)
    • 経常利益:17,022百万円(+938百万円、+5.8%)
    • 純利益:9,472百万円(+186百万円、+2.0%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):42.81円(前年41.97円、+1.98%)
  • 収益性指標(目安比較)
    • ROE:5.8%(目安:8%以上で良好 → やや低め)
    • ROA:8.5%(目安:5%以上で良好 → 良好)
    • 営業利益率:9.2%(化粧品メーカーとしては高めの水準)
  • 進捗率分析(年間決算のため四半期進捗は該当外)
  • キャッシュフロー(連結)
    • 営業CF:18,536百万円(前年26,185百万円、前年比△29.2%)
    • 投資CF:+7,878百万円の収入(前年△12,104百万円の支出)※有価証券売却等で一時的に収入
    • 財務CF:△12,361百万円(前年△13,376百万円)、主に配当支払(11,523百万円)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約10,658百万円(18,536 − 7,878)
    • 営業CF/当期純利益比率:約1.96(18,536 / 9,472)→ 1.0以上で健全
    • 現金及び現金同等物期末残高:61,948百万円(前期47,305百万円、増加14,642百万円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期データは本資料に詳細な四半期推移なし
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:82.3%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 流動比率:流動資産105,151 / 流動負債26,305 ≒ 400%(高水準)
    • 負債の絶対額は小さく、有利子負債もほぼ限定的(有利子負債比率低い)
  • 効率性:総資産回転率等の記載は限定的だが、ROA 8.5%は総資産効率良好
  • セグメント別(2025)
    • ビューティケア事業:売上164,148百万円(△0.6%)、セグメント利益15,856百万円(+6.2%)→ 主力で利益寄与
    • 不動産事業:売上3,023百万円(+36.6%)、利益421百万円(+447.4%)→ 「ポーラ青山ビルディング」稼働寄与
    • その他:売上3,112百万円(+0.9%)、利益218百万円(△5.8%)

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:合計3,726百万円(前年1,434百万円)
    • 主な内訳:固定資産除却損464百万円、減損損失935百万円、投資有価証券評価損296百万円、事業整理損387百万円、事業構造改善費用802百万円、為替換算調整勘定取崩損718百万円等
  • 一時的要因の影響:特別損失の増加により税引前利益・当期純利益への下押しが発生。営業利益ベースでは改善しているため、特別損益を除いたベースの業績(コアEarnings)は改善している。
  • 継続性の判断:事業構造改善費用や事業整理等は一時的性質が強いが、今後の希望退職等の追加コスト(2026年に約14億円計上予定)が想定されるため短期的には特別損失の増加リスクが継続。

配当

  • 配当実績(連結)
    • 2025年12月期:中間配当21円、期末配当31円、年間合計52円(配当金総額11,523百万円)
    • 配当性向(連結):121.5%(高水準、前年123.9%)
    • 純資産配当率(連結):7.0%
  • 予想(2026年12月期)
    • 予想年間配当:52円(中間21円、期末31円)を維持予定、想定配当性向127.8%(会社予想ベース)
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:配当維持の姿勢。ただし配当性向が100%超と高く、利益水準変動時の持続性は確認が必要(自社株買い等の記載:–)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(連結)
    • 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(投資額):8,385百万円(注:資料の合計値)
    • 減価償却費:8,170百万円
    • 主な投資内容:詳細内訳は限定的だが、建物・設備の取得やソフトウエア投資等
  • 研究開発(R&D)
    • 会社は「研究開発力強化」を中期戦略に掲げており、研究投資は継続的に実施している旨の記載あり

受注・在庫状況

  • 受注状況:該当記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品(棚卸資産):12,183百万円(前年12,094百万円、+0.7%)
    • 在庫回転日数等:記載なし(–)

セグメント別情報(注目点)

  • ビューティケア事業(主力)
    • POLA:成長軌道回帰に向けた基盤構築中だが国内・海外で前年割れ(委託販売の成長店は好調、二次流通抑制が売上に影響)
    • ORBIS:国内高付加価値製品のヒットで売上・営業利益増
    • Jurlique:豪州・中国中心に販売がバラつき、売上は前年割れも販管費抑制で損益改善
    • 育成ブランド:DECENCIAは収益性改善、THREEは新規顧客獲得が不足で低迷、FUJIMIはWEB広告で苦戦
    • 新規事業(カオカラ、Dive)は成長し収益に寄与
  • 不動産事業:竣工済物件(ポーラ青山ビルディング)の稼働寄与で増収増益
  • 地域別:中国を含む一部アジアで景気減速が継続し海外売上にマイナス影響。中国法人の清算影響もあり。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2024–2026):VISION2029の2ndステージに位置づけ、4つの事業成長戦略(国内顧客基盤強化、海外成長、育成ブランド黒字化、ブランドポートフォリオ拡充)を継続実行中。
  • KPI達成状況:営業利益改善は中期目標に合致する兆し。ただし主要ブランド(POLA)回復が計画どおり進むかが鍵。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内化粧品市場はコロナ後の回復一巡で前年並み推移、インバウンドは回復の揺らぎ。中国市場は政策支援で回復兆しあるが景気減速リスクも存続。
  • 競合比較:同業他社との相対評価は本資料にデータなし(–)。ただし営業利益率9%台は同業内で競争力のある水準の可能性。

今後の見通し(会社予想・リスク)

  • 会社の通期予想(2026年12月期)
    • 売上高:173,000百万円(+1.6%)
    • 営業利益:17,300百万円(+10.2%)
    • 経常利益:17,300百万円(+1.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:9,000百万円(△5.0%)
    • 1株当たり当期純利益:40.67円
  • 前提条件・織込み:
    • 会社は成長戦略の着実な実行を前提に増収増益を見込む一方、希望退職に係る特別損失約14億円を来期計上予定。
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載は限定的(–)。中期計画の実行力と中国等外部環境の影響が鍵。
  • リスク要因:
    • 中国・アジア市場の景況悪化、為替変動、原材料・物流コスト上昇、ブランド再生の遅れ、特別損失の発生(希望退職等)

重要な注記

  • 連結範囲の変更:期中に連結範囲の重要な変更あり(新規1社、除外2社:奥蜜思商貿(北京)等)
  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準の改正を適用(連結財務諸表への影響はなし)
  • 重要な後発事象:2026年2月13日の取締役会で、連結子会社ポーラの希望退職制度実施を決議(対象160名程度、費用約14億円を2026年に特別損失計上見込み)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4927
企業名 ポーラ・オルビスホールディングス
URL http://www.po-holdings.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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