2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第3四半期累計(4-12月)は売上高・利益ともに会社の年間見通しに対して高い進捗を示しており、実績は市場予想との照合情報がないため「会社予想に対して上振れ進捗」と整理できます(四半期単体の市場予想との比較は資料に未記載)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高41,046百万円:前年同期比+28.9%、営業利益4,640百万円:同+18.0%)。
- 注目すべき変化:受注高が27,490百万円(前年同期比+55.9%)と大幅増。地域別では米国(売上+263.7%)、韓国(+161.6%)が急回復、一方で中国・台湾は大型工事の一巡や遅延で減収。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上60,000百万円、営業利益6,200百万円、当期純利益3,837百万円)に対する進捗率は売上68.4%、営業利益74.8%、当期純利益74.7%と良好。会社は予想修正なし。
- 投資家への示唆:半導体関連の設備投資拡大を背景に受注・売上が拡大している点が最大の注目点。一方で短期借入金残高が大きくキャッシュは減少(現金13,663百万円)しており、受注~工事進捗に連動するワークキャピタル管理や地域別の工事遅延リスク(台湾など)に留意する必要があります。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:野村マイクロ・サイエンス株式会社(Nomura Micro Science Co., Ltd.)
- 主要事業分野:半導体・製薬等向けの水処理装置設計・製造・据付、メンテナンス及び消耗品等の提供
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 内田 誠
- 上場市場/コード:東証/6254
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会は無
- セグメント:
- 日本:国内大型水処理装置、メンテナンス等
- 韓国:大型水処理装置の据付・サービス(顧客拡大投資フェーズ)
- 中国:大型装置の工事が一巡(売上減)
- 台湾:工事進捗遅延の影響あり
- 米国:大型水処理装置の受注・工事が好調
- その他:シンガポール拠点(野村マイクロ・サイエンス Singapore Pte. Ltd.)を新たに連結
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):40,608,000株
- 期末自己株式数:2,474,016株
- 期中平均株式数(四半期累計):37,994,036株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表/株主総会/IRイベント:資料に具体日程の記載なし(–)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想の進捗率」で評価)
- 売上高:41,046百万円。通期予想60,000百万円に対する進捗率68.4%(好調)
- 営業利益:4,640百万円。通期予想6,200百万円に対する進捗率74.8%(好調)
- 純利益(親会社株主帰属):2,865百万円。通期予想3,837百万円に対する進捗率74.7%(好調)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:半導体向け大型水処理装置の受注と工事進捗(特に米国・韓国)が堅調、メンテナンス・消耗品も増収。為替差益も営業外収益を押上げ(為替差益825百万円)。
- 下振れ要因:なし(通期予想維持)。地域別では中国・台湾の工事一巡・遅延が売上の抑制要因。
- 通期への影響:
- 進捗率が高く、会社は通期予想の修正を行っていない。現状の受注基盤と工事進捗状況が維持されれば達成可能性は高いと判断できるが、地域別の工事遅延やワークキャピタル圧迫、短期借入依存度を注視する必要あり。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:109,711,960千円(前期末116,783,140千円、△7,071,180千円)
- 純資産:38,655,560千円(前期末37,013,936千円、+1,641,624千円)
- 負債合計:71,056,399千円(前期末79,769,204千円、△8,712,805千円)
- 現金及び預金:13,663,402千円(前期末17,330,150千円、△3,666,748千円)
- 受取手形・売掛金・契約資産:77,928,356千円(前期末82,339,287千円、△4,410,931千円)
- 仕掛品:3,965,731千円(前期末2,009,656千円、+1,956,075千円)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:41,046,949千円(前年同期比+28.9%、前年31,855,203千円)
- 営業利益:4,640,497千円(前年同期比+18.0%、営業利益率=11.3%)
- 経常利益:3,891,383千円(前年同期比+38.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,865,845千円(前年同期比+38.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):75.43円(前年同期54.91円)
- 収益性指標(参考)
- ROE(簡易計算、期間純利益/期末純資産):2,865,845 / 38,655,560 = 約7.41%(目安:8%以上が良好 → やや未達)
- ROA(簡易計算、期間純利益/総資産):2,865,845 / 109,711,960 = 約2.61%(目安:5%以上で良好 → 未達)
- 営業利益率:11.3%(業種平均は変動するが製造/エンジニアリングでは概ね良好な水準)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:68.4%(41,046/60,000)→ 通常ペースより上(年間で見ると第3四半期までに70%弱は高進捗)
- 営業利益進捗率:74.8%(4,640/6,200)→ 良好
- 純利益進捗率:74.7%(2,865/3,837)→ 良好
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず詳細なCFは未提示(注記あり)。
- 営業CF/投資CF/財務CF:–(資料未作成)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(CF情報なし)
- 現金同等物残高の推移:現金及び預金は13,663百万円(前期末17,330百万円、減少)
- 四半期推移(QoQ等):四半期ごとの内訳は資料に限定的に記載。仕掛品増は工事進捗に起因し季節性・工程性の影響あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:34.6%(前期末31.2% → 増加。目安40%以上で安定:34.6%は「やや低めだが改善」)
- 短期借入金:50,186,710千円(依然高水準、流動負債に占める割合が大きい)
- 流動比率:流動資産100,086,616 / 流動負債68,823,695 = 約145.4%(目安100%以上で流動性は確保)
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は四半期累計のみのため経年比較での判断は限定的(総資産減少・売上増で改善傾向)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 17,493千円、固定資産売却益 56千円(合計17,550千円)—一時的寄与は限定的。
- 特別損失:固定資産除却損 230千円、投資有価証券売却損 160千円(合計391千円)—小額。
- 一時的要因の影響:特別利益は経常利益に小幅プラス。実質的な業績上昇は事業本体(受注・工事進捗)によるため、特別項目の影響は限定的。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は非継続的可能性が高い。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):20.00円(支払済)
- 期末配当(予想):50.00円(予想)
- 年間配当予想:70.00円(通期、前期は年間80.00円)
- 配当利回り:–(株価の記載なしのため算出不可)
- 配当性向:–(通期純利益予想に対する配当性向は資料に明記なし→概算可能だが資料指示に従い–)
- 特別配当:無し(記載なし)
- 株主還元方針:中期経営計画に株主還元の言及あり(具体は配当・自社株買い等は現状発表なし)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産(有形)残高:6,499,597千円(前期末4,957,867千円、増加約1,541,730千円)→ 設備投資・資産計上の増加を示す(具体の当期設備投資額は明記なし)。
- 減価償却費:1,299,704千円(前年同期1,105,425千円)
- 研究開発:
- R&D費:資料に明記なし(–)
- 主要テーマ:記載なし(半導体・製薬向けソリューション強化は戦略上の言及あり)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:
- 受注高:27,490百万円(前年同期比+55.9%)—半導体関連を中心に旺盛
- 受注残高:–(資料に明記なし)
- Book-to-Bill(粗計):受注高/売上高 = 27,490 / 41,047 ≒ 0.67(期間集計ベース;プロジェクト進捗により変動)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品等合計):商品及び製品319,442千円、仕掛品3,965,731千円(仕掛品が増加、工事進捗に伴う)
- 在庫回転日数:記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別売上高(第3四半期累計、千円)
- 日本:18,834,801(前年同期比+11.9%)、営業利益1,689,079千円(営業利益は前年高採算案件の反動で△9.7%)
- 韓国:7,064,587(+161.6%)、営業利益293,936千円(営業費用増で△10.6%)
- 中国:4,835,853(△31.8%)、営業利益17,422千円(△97.6%)
- 台湾:1,891,292(△35.2%)、営業利益588,824千円(△36.3%)
- 米国:8,414,369(+263.7%)、営業利益2,075,604千円(前期96,445千円→大幅改善)
- その他(シンガポール):6,044千円、営業損失△24,371千円(設立初期費用等)
- 構成・戦略:米国・韓国での大型案件とメンテナンスが収益を牽引。中国・台湾は工事タイミングの影響を受けやすい。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(TTT-26)に基づき収益性向上、資本効率化、財務最適化、株主還元を掲げ、半導体・製薬領域の拡大とエンジニアリング改革を推進中。
- KPI達成状況:受注増と米国・韓国での売上拡大は計画に沿う進捗。財務面では自己資本比率が31.2%→34.6%に改善。
競合状況や市場動向
- 市場動向:生成AI・クラウド向け需要で半導体設備投資が堅調(SEMIの全球装置販売は増加)。当社は半導体向け水処理需要拡大の恩恵を受ける。
- 競合比較:同業他社との相対評価は資料に記載なし(–)。ただし、受注・米国実績の増加は競争上のポジション改善を示唆。
今後の見通し
- 業績予想:通期予想に変更なし(会社公表の前提条件・為替等の詳細は添付資料参照)。
- 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は高く達成可能性は高いが、地域別工事の進捗遅延や短期借入依存度の高さがリスク要因。過去の予想達成傾向の開示は無(–)。
- リスク要因:為替変動(為替差益が経常を押上げる一方で変動リスク)、原材料・工事遅延、顧客設備投資の急変、短期借入金依存による流動性リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示:無し
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に関して作成していない(注記あり)ため、CF詳細は非提示。
- 公認会計士等のレビュー:無し(四半期連結財務諸表に対するレビュー無し)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6254 |
| 企業名 | 野村マイクロ・サイエンス |
| URL | http://www.nomura-nms.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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