2026年2月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:第3四半期累計の営業利益794百万は会社の通期予想(通期営業利益500百万円)を既に大きく上回っており、「上振れ」の状況。ただし会社は1/14付で通期業績予想を下方修正しており、通期見通しは保守的に見直し済み。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高5,139百万円:前年同期比+28.1%、営業利益794百万円:前年同期比+177.9%)。
  • 注目すべき変化:ファンド事業が新規収益化・売却回収等で大幅黒字化(売上1,027百万円、営業利益656.7百万円、前年同期は該当売上なし/営業損失)。一方、主力の組織コンサル事業は売上横ばい(+0.2%)だが営業利益が大幅減(▲71.2%)と収益性低下。
  • 今後の見通し:通期(2026年2月期)予想は売上6,500百万円・営業利益500百万円に修正済み(前回予想から減額)。第3四半期累計の達成状況からは売上進捗率約79%、営業利益は通期予想を既に超過(159%)しており、Q4で費用・減損計上等が想定されるため会社は保守的に見積もっている模様。
  • 投資家への示唆:ファンド事業の収益化が業績の拡大要因となっている点が最大の注目点。組織コンサルの利益率低下(減損等の一時費用含む)と、会社が通期見通しを下方修正した背景(Q4の不確実性)を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社識学
    • 主要事業分野:組織コンサルティング事業、スポーツエンタテインメント事業、ファンド事業(VC系投資及びハンズオン支援を統合)
    • 代表者名:代表取締役社長 安藤 広大
    • URL:https://corp.shikigaku.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月14日
    • 対象会計期間:2025年3月1日~2025年11月30日(2026年2月期 第3四半期累計)
    • 決算説明資料作成の有無:有、決算説明会開催:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 組織コンサルティング事業:マネジメントコンサル/プラットフォーム(識学基本サービス等)
    • スポーツエンタテインメント事業:地域密着型クラブ運営、スポンサー獲得等
    • ファンド事業:VC系投資、ハンズオン支援ファンド等(第1四半期より両ファンドセグメントを統合)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:9,138,996株(自己株式含む)
    • 期末自己株式数:725,021株
    • 期中平均株式数(第3Q累計):8,411,247株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本短信(2026/1/14)公表済み
    • 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想との対比・達成率)
    • 売上高:第3Q累計 5,139百万円。通期予想6,500百万円に対する進捗率 約79.1%(高進捗)。
    • 営業利益:第3Q累計 794百万円。通期予想500百万円に対する進捗率 約158.8%(既に通期目標を超過)。
    • 純利益(親会社株主に帰属):第3Q累計 392.7百万円。通期予想360百万円に対する進捗率 約109.1%(通期目標超過)。
  • サプライズの要因:
    • 主因はファンド事業の収益化(売上1,027.5百万円、営業利益656.7百万円)および一部の営業改善。
    • 組織コンサル事業はマネジメントコンサル売上減少(前年同期比▲3.8%)で利益率低下。さらにこの期に固定資産等の減損(特別損失160.8百万円)を計上。
    • 税負担の増加(法人税等303.0百万円)や非支配株主持分の損失拡大(▲58.3百万円)が親会社株主純利益の伸びを抑制。
  • 通期への影響:
    • 会社は1/14付で通期予想を下方修正(売上:7,100→6,500百万円、営業利益:950→500百万円)。第3Qの実績は通期目標を上回っているが、会社はQ4におけるリスクや計画的費用を見込んで保守的に設定しているため、通期見通しの信頼性は会社の開示(Q4の前提)を確認する必要あり。

財務指標(要点)

  • 貸借対照表(主要項目、千円)
    • 総資産:5,154,565千円(前連結年度末4,895,179千円→+259,386千円)
    • 流動資産合計:4,461,276千円(+310,908千円、営業投資有価証券増加が主因:+276,092千円)
    • 固定資産合計:693,288千円(▲51,522千円、長期前払費用の減少等)
    • 流動負債合計:1,314,539千円(▲31,542千円、1年内返済予定長期借入金の減少)
    • 純資産合計:3,774,841千円(+337,438千円、利益剰余金の増加が主因)
    • 自己資本比率:55.4%(安定水準。目安:40%以上で安定)
  • 損益(第3Q累計、千円)
    • 売上高:5,139,313(前年同期4,012,891、+28.1%)
    • 営業利益:794,022(前年同期285,716、+177.9%)、営業利益率 約15.45%(業種によるが高水準)
    • 経常利益:798,206(前年同期305,573、+161.2%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:392,717(前年同期378,151、+3.9%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):46.69円(前年同期44.18円)
  • 収益性指標(第3Q累計ベース)
    • ROE(累計純利益/期末株主資本)=392,717 / 2,851,820 ≒ 13.8%(参考:10%以上で優良)。※第3Q累計ベースの計算であり年率換算ではない点に留意
    • ROA(累計純利益/総資産)=392,717 / 5,154,565 ≒ 7.6%(参考:5%以上で良好)
    • 営業利益率:約15.45%(高水準)
  • 進捗率分析(通期予想に対する)
    • 売上進捗率:約79.1%(通常は70~75%で中間越えの目安。高い進捗)
    • 営業利益進捗率:約158.8%(既に通期目標超過)
    • 純利益進捗率:約109.1%(既に通期目標超過)
    • 過去同期間との比較:売上・営業利益は大幅改善。だが純利益の伸びは限定(税・非支配の影響)。
  • キャッシュフロー:
    • 第3Q累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。現金及び預金は2,228,397千円(前年度末2,312,580千円、やや減少)。
    • 営業CF/投資CF/財務CF等の詳細数値は未開示。
  • 四半期推移(QoQ):–(個別四半期データの詳細は開示資料参照が必要)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率55.4%(安定水準)
    • 流動比率(概算)=4,461,276 / 1,314,539 ≒ 339%(非常に健全)
    • 有利子負債は減少傾向(長期・短期借入金合計が前期末より減少)
  • 効率性:総資産回転率等詳細は開示数値不足のため–(売上/総資産で概算すれば5,139 / 5,155 ≒ 0.997回/年)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益(当第3Q累計):該当期には計上無し(前期は投資有価証券売却益203,022千円、知的財産権譲渡益10,000千円)
  • 特別損失:減損損失160,785千円(固定資産等の減損計上が主因)
  • 一時的要因の影響:今回の減損は業績の主要な一時要因であり、これを除くと営業利益のベースはより強い。減損の継続性は固定資産の状況次第(今期の計上は一時的性格)。
  • 継続性の判断:ファンド事業の売却益等は案件ベースのため再現性は案件次第。組織コンサルの減損は資産評価の見直しに起因。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00円(無配)
    • 期末配当(予想):0.00円
    • 通期配当予想:0.00円(直近公表の配当予想から修正無し)
  • 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不可)
  • 配当性向:–(配当0のため算出実務上は0%、会社方針参照)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:資料に明確な投資額の累計記載なし(固定資産合計は減少)。→ 記載無し(–)
  • 減価償却費:第3Q累計で47,322千円(前年同期47,914千円)
  • R&D費用:–(資料に記載なし)

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(受注高・受注残の記載なし)
  • 在庫状況:
    • 商品(棚卸資産):15,208千円(前期末8,918千円、増加)
    • 在庫回転日数等:–(未記載)

セグメント別情報

  • 組織コンサルティング事業(第3Q累計)
    • 売上高:3,581,768千円(前年同期比+0.2%)
    • 営業利益:123,285千円(前年同期比▲71.2%)
    • 備考:マネジメントコンサルは受注が前年同期下回る。プラットフォームは価格改定後の契約社数推移(識学基本サービスは580社、前期末631社)。
  • スポーツエンタテインメント事業
    • 売上高:530,045千円(前年同期比+21.3%)
    • 営業利益:14,034千円(前年同期は営業損失34,485千円)
    • 備考:スポンサー獲得や地域連携強化、チーム投資。
  • ファンド事業
    • 売上高:1,027,499千円(前年同期は売上無し)
    • 営業利益:656,702千円(前年同期は営業損失108,262千円)
    • 備考:新規出資3件・売却回収1件等で収益化。セグメントの収益貢献が今回の増益の主要因。
  • 地域別売上:–(開示なし)
  • 為替影響:一部為替差益計上(1,230千円)があるが金額は限定的

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:–(本資料に明確な中期計画の進捗KPIは記載なし)
  • KPI達成状況:契約社数推移等(識学基本サービス契約社数減少)が観察される一方、ファンド事業で新たなKPI達成が見られる。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:–(同業他社比較の明示は資料に無し)
  • 市場動向:プラットフォーム型サブスクリプションの継続性、企業の組織改革需要、VC投資環境がファンド収益に影響を与える想定。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後):売上 6,500百万円(対前期+21.1%)、営業利益 500百万円(対前期+51.1%)、経常利益520百万円、親会社株主当期純利益360百万円(対前期▲15.6%)
    • 直近期の予想修正:2026年1月14日に通期予想を下方修正(前回:売上7,100→6,500、営業利益950→500等)
    • 会社予想の前提条件:添付資料P.2に記載の前提参照(本短信内に詳細数値記載なし)
  • 予想の信頼性:第3Qまでの実績は通期目標を上回っているが、会社はQ4の見通しを保守的に置いている。過去の予想達成傾向は資料に明示なし→予測の保守性を前提に確認が必要。
  • リスク要因:
    • 組織コンサル事業の受注減・解約率動向
    • ファンド事業の案件依存度(売却タイミング・評価損益の変動)
    • 減損リスクや税負担増
    • マクロ環境(投資環境、スポンサー収入等)

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:税金費用は当期の見積実効税率を用いて計算している旨の注記あり
  • キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)
  • 重要な後発事象:該当無し

(注記)

  • 数値は原資料(千円単位)を基に要旨化。単位は明記のない場合「千円」。読みやすさのため本文では百万円単位で表記した箇所あり。
  • 不明項目は「–」で記載。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7049
企業名 識学
URL https://corp.shikigaku.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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