2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想は「修正あり」と開示。第3四半期累計の進捗は売上高が通期予想に対して約71.5%と高いが、営業利益・純利益はそれぞれ約41.2%、約37.2%に止まっており、利益進捗は会社想定の線形進捗を下回る(実質的には利益面での下振れ懸念)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高 8,718百万円、前年同期比+19.9%/営業利益 411百万円、前年同期比△39.1%)。
- 注目すべき変化:在宅訪問薬局・プライマリケアホームの積極出店に伴う先行投資(出店費・採用費等)が増え、営業費用が増大。きらりプライムの大型案件(約2億円)の収益認識が監査上の相違で第2四半期に計上見送りとなっている点が利益に影響。
- 今後の見通し:通期予想は修正済(詳細別途公表)。売上は好調で通期目標達成の可能性は高いが、営業利益・純利益は下期の採算改善や未計上案件の収益認識可否に依存するため不確実性あり。
- 投資家への示唆:成長投資(出店・人員増)により売上は拡大しているが、利益率・自己資本比率は圧迫されているため、利益回復シナリオ(新規店舗の損益分岐突破、リージョンプライム計上、医療サービスの単価改善等)の実現性を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:HYUGA PRIMARY CARE株式会社
- 主要事業分野:在宅訪問薬局事業、きらりプライム事業(薬局向け支援/システム貸与等)、プライマリケアホーム事業(住宅型有料老人ホーム運営)、ICT事業(センサー等)
- 代表者名:代表取締役社長 黒木 哲史
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会は開催なし
- セグメント:
- 在宅訪問薬局事業:在宅患者向け薬局運営・訪問薬剤管理等
- きらりプライム事業:中小薬局との提携支援、システム貸与、人材研修、購買支援等
- プライマリケアホーム事業:在宅医療対応の住宅型有料老人ホーム運営
- その他事業:ICT事業(ウェアラブル、ベッドセンサー等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):7,279,000株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:147,128株
- 期中平均株式数(累計):7,130,637株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本第3四半期短信(2026/2/13)にて通期予想修正を公表済(別途「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
- 株主総会、IRイベント等:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する第3Q累計の進捗)
- 売上高:8,718百万円/通期予想12,194百万円 進捗率 約71.5%
- 営業利益:411.665百万円/通期予想1,000百万円 進捗率 約41.2%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:246.763百万円/通期予想664百万円 進捗率 約37.2%
- サプライズの要因:
- 売上は好調(出店・加盟拡大等)が寄与。だが営業利益・純利益が伸び悩んだ主因は以下。
- 出店・採用などの先行投資費用増(在宅訪問薬局で10店舗出店等)。
- 支払利息の増加(支払利息:39,247千円←前期27,671千円)など金融費用の増加。
- きらりプライムの大型案件(約2億円)について監査法人と収益認識で相違があり、第2Qで計上見送り→利益の織込みが遅延。
- プライマリケアホームは入居率改善中だが、医療サービス提供体制の遅れで単価上昇が一時的に抑制。
- 通期への影響:
- 売上面は通期目標達成の見込みが高い一方、営業利益・純利益は下期のコスト削減、収益認識(リージョンプライム)の可否、入居単価改善、金利負担動向に依存するため不確実性あり。会社は通期予想を修正済(修正内容は別資料参照)。
財務指標
- 財務諸表の要点(主要数値は百万円単位)
- 売上高(第3Q累計):8,718(前年同期 7,272 +19.9%)
- 営業利益:411(前年同期 675 △39.1%) 営業利益率 4.72%(411.665/8,718.699)
- 経常利益:381(前年同期 639 △40.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:247(前年同期 395 △37.5%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):34.61円(前年同期 55.54円)
- 総資産:8,671(前期末 7,051 +22.9%)
- 純資産:2,476(前期末 2,372 +4.4%)
- 自己資本比率:28.6%(前期末 33.6%)(目安:40%以上で安定。現状は低下傾向)
- 現金及び預金:953(前期末 566 +387)
- 売掛金:2,511(前期末 1,873 +638)
- 棚卸資産(商品):253(前期末 161 +92)
- 収益性指標
- 営業利益率:約4.7%(業種平均との比較は業種により異なるが、医療・介護の成長投資期としては低下)
- ROE(目安):約9.97%(四半期純利益246.8 / 純資産2,476 → 約10.0%)(目安: 8%以上良好、10%以上で優良)※累計利益÷期末純資産で概算
- ROA(目安):約2.85%(四半期純利益246.8 / 総資産8,670 → 2.85%)(目安: 5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約71.5%(通常より高い進捗)
- 営業利益進捗率:約41.2%(通常ペースを下回る)
- 純利益進捗率:約37.2%(通常ペースを下回る)
- コメント:売上は出店効果で早期積み上がっているが、利益は出店先行コストや未計上大型案件等で遅れている
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(本短信注記)。ただし現金及び預金は953百万円(前期末566百万円、増加約387百万円)。
- 減価償却費:258,514千円(前期同 198,463千円)
- フリーCF等の詳細:–(作成なし)
- 営業CF/純利益比率:–(詳細CF未作成のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの数値は本資料に四半期単独比較の細目なし。季節性は施設入居率や在宅需要で影響あり(入居率は冬季に退去増も、1月末で回復)。
- 財務安全性
- 流動資産 3,843 / 流動負債 3,160 → 流動比率 約121.6%(流動比率=流動資産/流動負債。目安100%以上は短期支払能力あり)
- 有利子負債:短期借入金800、長期借入金2,239(いずれも千円単位で表示)→ 借入残高増加(前期比増)
- 自己資本比率28.6%(目安: 40%以上で安定 → 低下しており財務の余裕はやや縮小)
- 効率性
- 総資産回転率(概算):売上8,718 / 総資産8,671 ≒ 1.01回転
- セグメント別(第3Q累計)
- 在宅訪問薬局事業:売上 6,165百万円(前年同期比+16.2%)、セグメント利益 386百万円(△21.2%)
- きらりプライム事業:売上 892百万円(+12.0%)、セグメント利益 520百万円(+11.4%)
- プライマリケアホーム事業:売上 1,661百万円(+42.0%)、セグメント損失△14百万円(前年同期はセグメント利益189百万円→大幅悪化)
- その他(ICT):売上 0百万円(△11.1%)、セグメント損失△26百万円
- 財務の解説:積極出店と施設開設により売上は拡大。だが出店・開設に伴う先行費用、借入増加に伴う利息負担、及び収益認識のタイミング(大型案件)のズレが営業利益を圧迫。自己資本比率低下と有利子負債増加は注意点。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:当第3四半期累計で減損損失4,080千円(前年同期は44,990千円)。セグメントでは在宅訪問薬局事業にて計上。
- 一時的要因:
- きらりプライムの大型案件(約2億円)を第2Qで収益認識せず→当期業績における計上遅延(下期に計上される可能性あり、監査との協議継続中)。
- 一時的要因を除く調整後でも、先行投資コスト増が継続的に利益を圧迫している可能性。
- 継続性の判断:減損は小幅であり一時的要因の性格はあるが、出店先行投資や採用費は当面継続する見込み。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:年間20.00円(中間0.00円、期末20.00円)
- 2026年3月期(予想):年間20.00円(中間0.00円、期末20.00円) — 直近配当予想からの修正なし
- 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの開示なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産は前期末比+480百万円(有形固定資産増加が主、+453百万円)。主に新規出店・施設開設による投資。
- 減価償却費:258,514千円(前年同期198,463千円)
- 詳細な当期設備投資額:–(明細記載なし)
- 研究開発:
- R&D費用(ICT等開発投資の明細):–(金額記載なし)
- 開発内容:ベッドセンサー、排泄見守りセンサー、ウェアラブル等(介護向けIoT製品)※実装実験・貸与開始済み
受注・在庫状況(該当部分)
- 受注状況:リージョンプライムなど大型コンサル案件の売上認識が未計上であり、受注進捗は継続(約2億円想定だが収益認識調整中)。
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品):253,414千円(前年同期 161,307千円、増加)
- 在庫回転日数:–(記載なし)
- 在庫の内訳:商品等(詳細は資料参照)
セグメント別情報(ポイント)
- 在宅訪問薬局:売上拡大(+16.2%)で在宅患者数は11,982人(+23.2%)、但し人材採用や自動監査・RPA導入等で労務負荷改善を図る一方、出店先行費用でセグメント利益は減少(386百万円、△21.2%)。
- きらりプライム:加盟法人数928社(前年824)、加盟店舗2,831(前年2,345)、売上・利益とも増加。RPA関連受注も開始。ただし大型案件収益認識延期が利益の早期積み上げを抑制。
- プライマリケアホーム:売上は大幅増(+42.0%)だが、運営初期の入居率・医療提供体制の遅れでセグメントは小幅損失に転落(△14百万円)。入居率は1月末で90%超/予約含めほぼ満床の状況に回復。
- 地域別:北海道へ初進出(札幌で3店舗同時開設)などエリア拡大を継続。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:目標は「プライマリーケアのプラットフォーム企業」。在宅訪問薬局を軸に事業横断のプラットフォーム化を推進。
- KPI進捗:在宅患者数や加盟店舗数、施設の開設による売上拡大は進展しているが、利益率改善や財務健全性(自己資本比率)の回復が課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:高齢化の進行・在宅医療の需要増加、2024年6月(薬価等は2025年4月)に調剤報酬・介護報酬の改定が実施され、在宅需要は拡大傾向。薬機法改正で調剤業務の外部委託が可能になり、セントラルファーマシー構想への追い風。
- 競合との相対位置付け:在宅特化の薬局運営・介護施設運営・ICTの組合せにより差別化を図る戦略だが、出店競争や人材確保の観点で競合環境は厳しい。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(会社予想、修正後):売上12,194百万円(+22.1%)、営業利益1,000百万円(△4.9%)、経常利益964百万円(△5.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益664百万円(△7.6%)、1株当たり当期純利益93.15円
- 通期予想の修正有(2/13公表)。修正の方向・前提は別資料参照。
- 予想の信頼性:過去の達成傾向や下期の収益認識(リージョンプライム)、新規店舗の損益分岐到達、利息負担の動向が実現要因。現状は売上は順調だが利益面の回復に不確実性あり。
- リスク要因:収益認識に関する監査上の判断、医療人材不足・人件費増、金利上昇や借入負担、入居率・入居単価の変動、制度改定(薬価・介護報酬)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:開示無し。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 発行済株式数・自己株式等の変動は注記参照。
- その他:きらりプライムの大型案件に関する収益認識の取扱いは監査法人と協議中であり、下期計上の可否が業績に影響する可能性あり。
(注)不明箇所は「–」と記載しています。本サマリは開示資料に基づく事実整理であり、投資助言や推奨を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7133 |
| 企業名 | HYUGA PRIMARY CARE |
| URL | https://www.hyuga-primary.care |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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