2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無く、今第3四半期(累計)は「ほぼ予想通り」。通期見通しに対する進捗は売上高75.6%、営業利益74.8%、親会社株主に帰属する当期純利益73.4%(各数値は第3四半期累計÷通期予想)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+8.5%、営業利益+9.1%、経常利益+5.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益+2.4%/前年同期比)。
  • 注目すべき変化:システム製品(配電制御等)が好調でシステム製品売上は前年同期比+14.7%。一方、原材料価格(銅・銀等)の高騰が製品コスト圧迫要因。受注面では、システム製品の受注高は前年同期を9.6%下回るが受注残高は前期末比+11,901百万円の71,317百万円と高水準を維持。
  • 今後の見通し:通期予想の修正は無し。第3四半期累計の進捗(約75%)は標準的な水準であり、現時点で通期達成の可能性は維持されていると読み取れる。為替や原材料価格の動向が達成に影響するリスク。
  • 投資家への示唆:船舶向け・産業用システムの需要は引き続き堅調で受注残高は高水準。ただし原材料高と為替の非継続的影響、在庫増・現金減少(自己株取得含む)を勘案してキャッシュ・運転資本動向を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:寺崎電気産業株式会社(Terasaki Electric Industry Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:船舶用システム製品(船舶用配電制御システム等)、産業用システム製品(発電プラント、分散型エネルギー等)、機器製品(低圧遮断器等)、エンジニアリング・ライフサイクルサービス、メディカルデバイス等の製造・販売・サービス提供。
    • 代表者名:代表取締役 社長執行役員 寺崎 泰造
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期 第3四半期 累計)
    • 決算補足説明資料:作成有(ただし決算説明会は無)
  • セグメント:
    • 日本:船舶用システム製品、産業用システム製品、機器製品、エンジニアリング等(国内中心)
    • アジア:船舶向け・産業向けの製品・サービス(中国、マレーシア等)
    • ヨーロッパ:機器製品・ライフサイクルサービス等(英国内・中東向け含む)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):13,030,000株
    • 期末自己株式数:765,325株
    • 四半期累計の期中平均株式数:12,987,133株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表・説明資料は同社ウェブサイトに掲載予定(補足資料あり)
    • 株主総会/IRイベント:資料内に記載なし(–)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較、単位:百万円)
    • 売上高:第3四半期累計 44,874(前年同期比+8.5%)/通期予想 59,370 → 達成率 75.6%(標準的な進捗)
    • 営業利益:4,266(+9.1%)/通期予想 5,700 → 達成率 74.8%
    • 純利益(親会社株主帰属):3,054(+2.4%)/通期予想 4,160 → 達成率 73.4%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:船舶用システム製品および産業用システム製品売上の拡大、アジア地域の好調。
    • 下振れ要因:為替差損(当期は為替差損166百万円計上)や原材料高がコストを圧迫。だが営業面はボリュームで補っている。
  • 通期への影響:現状、会社は通期予想を維持。第3四半期までの進捗は通期目標に整合的だが、原材料市況と為替の動向がリスク要因。

財務指標

  • 財務諸表要点(主要数値、単位:百万円)
    • 売上高(第3Q累計):44,874(前年同期41,350、+8.5%)
    • 営業利益:4,266(前年同期3,912、+9.1%) 営業利益率=4,266/44,874=9.50%(通期予想営業利益率 5,700/59,370=9.60%)
    • 経常利益:4,559(前年同期4,332、+5.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,054(前年同期2,981、+2.4%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):235.17円(前年同期 228.83円)
    • 総資産:76,176(前期末73,896、増加)
    • 純資産:52,903(前期末51,432、増加)
    • 自己資本比率:69.4%(安定水準)
  • 収益性指標(会社通期見通しベースで計算)
    • ROE(目安8%):通期予想純利益4,160 ÷ 純資産52,903 = 7.87%(やや8%未満)
    • ROA(目安5%):4,160 ÷ 総資産76,176 = 5.46%(良好、5%以上)
    • 営業利益率:9.50%(第3Q累計)、通期見通し 9.6%(業種により評価が異なるため業界平均との比較が望ましい)
  • 進捗率分析(第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:75.6%(通常の第3四半期時点の進捗水準)
    • 営業利益進捗率:74.8%
    • 純利益進捗率:73.4%
    • 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益のため順調に推移
  • キャッシュフロー(注記)
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないと注記。
    • ただし貸借対照表からの注目点:現金及び預金は前期末17,614百万円→13,238百万円(△4,376百万円)。在庫(商品・仕掛・原材料等)は合計で増加(特に仕掛品の増加が大きく、仕掛品+2,678百万円)。
    • フリーCF等の詳細は未提示のため「–」
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの細かいQoQ推移は資料に記載が限定的(累計比較中心)。季節性として第4四半期に向けて通期進捗が集中するのが通常のサイクル。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率69.4%(安定水準、目安40%以上)
    • 負債合計23,272百万円、流動負債17,800百万円、固定負債5,471百万円。短期借入金は増加(180→430百万円)だが総じて大きな短期流動性問題は見られない。
  • 効率性
    • 総資産回転率や売上高営業利益率は上記参照。資産増加(固定資産・投資有価証券増)と在庫増が効率性に与える影響を注視。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 1,828千円(小額)
  • 特別損失:固定資産売却損 2,264千円、固定資産除却損 1,074千円(合計約3,338千円)
  • 一時的要因の影響:特別損益は小額で業績に与える影響は限定的。為替関連の営業外損益(為替差損166,033千円)やデリバティブ評価益等の非営業要因は前年と比較して影響あり。
  • 継続性の判断:為替や原材料市況は継続的なリスク要因となり得るが、特別損失自体は定常的な項目ではない。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 第2四半期(中間)配当:20円(前期は10円) → 中間で増配
    • 期末(予想):23円(通期合計 43円、前期合計40円)
    • 配当利回り:–(株価情報無いため計算不可)
    • 配当性向(簡易):通期予想EPS 319.29円に対する配当43円 → 約13.5%(目安、低~中程度)
  • 特別配当:無し(記載なし)
  • 株主還元方針:自己株式取得実績あり(当第3四半期に自己株式764,100株取得、自己株式簿価3,499,930千円増加)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資・固定資産動向:
    • 有形固定資産は前期末比+1,449百万円(建物・機械装置等の増加)、固定資産合計は22,696→25,022百万円。減価償却費(累計第3Q分)は1,359,780千円(注記)。
  • 研究開発費:
    • 第3四半期累計の研究開発費:524,915千円(前年同期610,779千円、減少)。対売上比は約1.17%(524.9/44,874)※概算。主なテーマ記載なし。

受注・在庫状況

  • 受注状況(システム製品):受注高 38,492百万円(前年同期比 -9.6%)だが受注残高は71,317百万円(前連結会計年度末比+11,901百万円)で高水準。
  • 在庫状況:棚卸資産(商品・仕掛・原材料等)が前期末比+3,615百万円。仕掛品の増加が目立つ(仕掛品 5,778 → 8,456 千円ベースの表記からも増)。在庫回転日数等は記載なし。

セグメント別情報

  • セグメント別売上高(第3Q累計、単位:百万円)・前年同期比
    • 日本:売上高 20,539(+6.1%)、セグメント利益 2,858(+4.8%)
    • 船舶用システム、産業用システムの増加、メディカルデバイス・鉄道関連は減少
    • アジア:売上高 19,046(+15.4%)、セグメント利益 1,927(+27.0%)
    • 船舶用システムが好調、機器製品も堅調
    • ヨーロッパ:売上高 5,289(△3.7%)、セグメント利益 345(△20.7%)
    • 英国内・中東向けが低調だが換装工事等は増加
  • セグメント戦略・示唆:船舶・産業分野が収益の柱。地域別ではアジアの伸長が顕著。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料内の中期計画の詳細は記載なし(–)。受注残高や設備投資動向は中期目標達成にとって重要なKPI。
  • KPI達成状況:受注残高は高水準であり、システム製品中心の需要は計画に整合的と判断できるが、原材料コストと為替がマイナス要因。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内の省力化・デジタル化、生成AI関連や脱炭素投資が設備投資を下支え。造船業界は船価高と次世代燃料船需要で手持ち工事は高水準。中国の景気減速や一部地域での脱炭素投資減速はリスク。
  • 競合比較:同業他社比較データは資料になし(–)。相対的な位置付けは受注残高の多さと高い自己資本比率が特徴。

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想の修正は無し(2025年5月15日開示分の通期予想を維持)。通期前提条件の詳細(為替レート等)は添付資料参照(資料内に明示的数値は限定的)。
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は概ね標準的。過去の予想達成傾向は資料に明記なし(–)。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格の高騰(銅・銀等)、世界景気の減速や造船需要の変動、在庫増に伴う運転資本圧迫。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し。四半期連結財務諸表に特有の会計処理の適用:無し。
  • 自己株式取得:2025年12月12日決議で自己株式764,100株を取得(当四半期で自己株式簿価が3,499,930千円増加)。
  • 監査/レビュー:第3四半期の連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人によるレビューは無し。
  • その他:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6637
企業名 寺崎電気産業
URL http://www.terasaki.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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